ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-09

[全般]  FOMCを控え慎重

アジア時間の早朝にS&Pがイタリアの格付け引き下げを発表しユーロは100ポイント余り下落して始まった。その少し前にはギリシャとEU,IMF,ECBによる電話協議でギリシャ追加支援に関して前向きな方向に向かっていることが示された後の発表だった。今日も電話会議を行っており10月のギリシャ追加支援が決まればユーロにとっては一先ず安心感が広がりそうだ。ただ、それにはギリシャが赤字削減への条件を実施する必要があり、その後の支援が出来るかはまだ不透明だ。ムーディーズもイタリア格下げの可能性を示していることに加えギリシャ不安は残るなかFOMCの政策会合発表があす未明に行われる。株式市場では追加緩和への期待が可なり進んでいることからツイストオペだけで終わるようであれば株価の下落に繋がりかねない。そうなればクロス円の下落が強まりドル円も76円割れを試す展開とみる。しかし、欧州ソブリンリスクもありドルの下落はユーロが支えることになるだけに下落幅も限られると見る。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]  ドル売り強まる

(米ドル円日足)

USDJPY20110921_hiashi.jpg

明日のFOMCを控え追加緩和への期待感もありドルは全般に売られやすい展開となった。朝方にイタリアの格付け引き下げによりユーロが急落するとユーロ円の下落も手伝いドル円も下落。また、一部実需筋のドル売りも見られた事でアジア市場では上値の重い展開が続いた。NY市場では明日のFOMCへの期待が強まった事でドルとの金利差からのドル円の売りが強まり引けにかけて76円37銭まで下落。ただ、前日の76円31銭までは届かず、短期筋の売り仕掛けとみていいだろう。追加緩和への期待感が強まり過ぎとみられ今日の発表で予想通りのツイストオペだけに止まればドル買い戻しの動きが強まるとみる。

予想レンジ 米ドル円:76円90銭~76円20銭(ボリンジャーバンド下限)

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[ポンド円]  BOE議事録への思惑

(ポンド円週足)

GBPJPY20110921_syuashi.jpg

(ポンド円時間足)

GBPJPY20110921_jikanashi.jpg

本日発表されるBOE議事録では追加の量的緩和の可能性を示唆するとの期待感が強く先週からポンドの売りが強まった。市場では大分その動きを織り込んできた事で寧ろ噂で売って事実で買い戻すといった動きになりかねない。市場は2009年1月に付けた最安値118円80銭を試す動きが前日から強まったが、短期のポジションはショートに偏っている。今日のFOMC発表を控えもう一段のショートカバーが入りやすくなっている。フィボナッチの61.8%でもあり週明けに付けた高値が121円付近となることからそのレベルまでの戻しも期待できそうだ。ただ、FOMCで予想以上の追加緩和が示されれば再び118円80銭の安値を試す展開になるとみる。

予想レンジ ポンド円:120円90銭(61.8%)~119円70銭

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[ユーロ米ドル]  ギリシャ不安後退

(ユーロ米ドル日足)


東京の早朝S&Pがイタリアの格付けを一段階引き下げし見通しをネガティブにするとの発表を受けユーロは100ポイント余り下落した。ただ、その前にはEU・ECB・IMFとのトロイカ協議が行われギリシャ追加支援の可能性に期待できる発言があり、本日も継続して話し合いがされるとの報道からユーロの下げは限定された。欧州時間にはスイス中銀が記者会見を予定しているとの話からユーロとの下限が1.2から1.25に引き上げられるとの噂が広まった事がユーロの下支えとなった。結局、その後は今日のFOMCを控えていることから慎重な動きが続いた。日足ではボリンジャーバンドの下限から下離れしてきたものの連日ローソク足は十字を切っている。また、パラボリックのSARが1.38前半に位置していることから上値は依然として限られる。FOMC会合前にもう一段のショートカバーが入りやすく50%戻しの1.3760付近が意識される。

予想レンジ ユーロ米ドル:1.3760~1.3500

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