[ユーロ米ドル]ECBとIMFの協力で

週初から大きく下落したユーロも週末最終日には上昇に転じた。
アジア時間に欧州勢のレパトリによるユーロの買い戻しや、ECBのイタリアなどの国債購入を強めている事、そして中国がIMFや他の諸国と強調するとの報道などでユーロの下落が一先ず収まった。また、NY時間に入りECBがIMFにユーロ圏諸国救済のための資金を貸し付ける仕組みについて協議を始める可能性があるとの報道でユーロ買いが更に強まった。この提案の合意が成立すれば12月3日のEU首脳会議で発表され欧州債務問題も大きく改善される期待が高まるが、ECB総裁の反対もあり簡単に事が進むとも思えず今後も欧州懸念は燻ぶる。今週は米国の財政赤字削減法案を巡り欧州から米国へと市場の注目が移りユーロは底堅い動きになりそうだ。
予想レンジ:ユーロドル1.3620~1.3470
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[豪ドル米ドル]今週は上昇トレンドに転換


週初から4日連続で下落し一時1.0のパリティーを下回った豪ドルも週末最終日に上昇に転じた。ポジション調整の買い戻しが中心とみられるが、NY終値ベースで1.0のパリティーに乗せた事で一先ず下げ止まり感が出た。一目の雲の下限が切り上がってきていることや、今週後半には雲のねじれが生じる事でトレンド転換は近い。今週は米国財政赤字削減法案の期限も来る事からドル売りが強まる可能性が高い事から豪ドルは後半から上値を試す展開とみる。
予想レンジ:豪ドル・ドル1.0180~0.9980
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[全般]欧州危機が米国へ飛び火
この日行われたスペイン10年国債の入札で需要が低迷した事で落札価格利回りが6.975%と上昇。また、同日行われたフランス国債入札も不調に終わったことから欧州債務危機への不安感が拡大した。しかし、ユーロは寧ろ底堅い展開で引けた。欧州危機が深まれば米国銀行のエクスポージャーに飛び火するとの懸念が高まったことからドル売りがユーロの下落を抑えたとみられる。また、三日連続で大きく下落したユーロへの買い戻しの動きも目立った。しかし、市場のリスク回避の動きは続いており特にリスクの高い豪ドルやカナダといった資源国通貨が対円でこの日も下落。ドル円は介入警戒感も強く手を出しにくいため77円を挟んでの小幅な動きに終始。
今日は週末ということもあり特に注目される経済指標の発表もないことから全般にもみ合いか、或いはユーロやクロス円の買い戻しの動きが強まるとみる。
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[米ドル円]介入警戒感から一休み

この日のドル円の高値が77円07銭、安値は76円92銭と値幅が15銭しか動かなかった。欧州債務危機が米国の金融機関に飛び火し始めているとの前日のフィッチの報告が影響。米国だけではなく世界全体に飛び火するとの懸念が全般に広がりドル円でも手が出しにくい状態に陥ったとみる。一目の雲の下限に底を支えられており、目先はもみ合いが続くとみる。しかし、円高への圧力がこれで消えたわけではなく、再び欧州問題が深刻化すれば円買いの動きが始まるだろう。週末行われるスペインの選挙結果次第で再び火がつく可能性もある。
予想レンジ:ドル円77円30銭~76円80銭
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[ユーロ米ドル]スペイン国債利回り7%に近づく


この日行われたスペインとフランスの10年物国債入札は需要の低迷から入札価格が下落し利回りが上昇。スペインの落札利回りは6.975%と1997年以来の高水準まで上昇した。ただ、前日に格付け会社が欧州債務危機が米国銀行のエクスポージャーに影響し、欧州だけではなく米国経済にまで飛び火する懸念が広がった。結局、ユーロ売りが強まると同時にドル売りが強まることからユーロの下落も一服。寧ろ底堅い動きとなった。週末ということもありもう一段の買い戻しの動きが入るとみるが、上値も限定的となりそうだ。一目の雲の下限である1.3570は時間足でみたフィボナッチ38.7%と重なることから強いレジスタンスとなり上値を抑えるだろう。
予想レンジ:ユーロドル1.3570~1.3420
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[ポンド円]下げ止まり感強まる

欧州債務問題で下落したユーロに攣られポンドも影響を避ける事は出来ず、連日下落が続いた。そのため、キングBOE総裁が次回の会合で時刻を守るために追加刺激策を講じる可能性を示唆し、更に成長率とインフレ率を下方修正した事もポンド売りを加速させていた。
この日発表された英国10月小売売上高が0.6のプラスとなり予想のマイナス0.3を大きく上回った事で下落の勢いが収まり買い戻しの動きもみられる。フィボナッチの61.8%戻しにあたる120円90銭付近で一旦は下値を抑えられた。欧州の影響は今後も続く事は間違いないだろうが一先ず今回の下げはこの辺で一服とみる。
週末のショートカバーから一時的に上昇があったとしても大きな上昇は望めず、追いかけて上値を買うと怪我をしそうだ。
予想レンジ:ポンド円122円40銭~120円90銭
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[全般]フランス国債も下落
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[米ドル円]日銀も欧州問題への懸念を示す

ドル円はNYの引け値ベースで辛うじて77円台に乗せて終えた。アジア時間に行われた日銀政策決定会合後の白川総裁の記者会見では欧州債務問題が日本にとって最大のリスクになることを言明。欧州経済の減速が投資資金の引き揚げを加速させるなど景気シナリオの見直しの可能性も示唆。この発言が追加緩和を示しているとの見方もできる。これまでは、日銀会合の少し後に介入が入ることが多いこともあり、76円台に入ると介入警戒感が強まる。ただ、これまでの動きをみても実際に介入が入るまではじりじりとドル円は下落を続けることになりそうだ。
予想レンジ:ドル円77円30銭~76円80銭
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[ユーロ米ドル]フランスにまで波及

前日のイタリア国債利回りが7%台に再び乗せたが、この日はスペインやフランス国債の売りが強まった。ギリシャの小国とは違いもしフランスの格付けが引き下げられるようであれば、今後のEFSFなどへの影響は大きいことから本格的なユーロ危機になりかねない。
本日はそのスペインとフランス国債の入札も控えており結果が低調に終われば更にユーロ売りが強まる可能性がある。ただ、一方で米国経済指標が改善の兆しが見えてきた。前日に引き続き昨日も鉱工業生産などが予想を上回る結果となり追加の量的緩和への期待が後退しドル買いに動きやすい。しかし、NYの引けにかけ格付け会社フィッチが欧州問題の影響が米銀格付け引き下げに繋がるとした事で株価が下落し追加緩和への期待が再び強まる。結果的にドル売りがユーロの下落を抑えるという動きがあり、ユーロの下落も一旦は底に近いとみる。
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[豪ドル米ドル]引けにかけ急落

NY市場の引け少し前から豪ドルの売りが急速に強まった。その少し前には金先物相場も下落。この日発表された米国CPIのコア指数が前月比で%上昇した事を受け追加緩和への期待が後退しドルが上昇。ドルの代替通貨としての金が下落した事で豪ドルもつれ安になったと考えられる。断続的に損切りを巻き込みながら強いサポートとみられた50%戻しにあたる1.0070付近を抜けると更に1.0040付近へ下落した。かなり豪ドルのロングが切らされた事になるが、まだ完全に売りきれずに戻しを抑えてきそうだ。取り敢えず1.0を目指した売りとみられるが、その近辺では寧ろ買いが並んでくるとみてよい。今日から1.0080付近まで一目の雲の上限が下がってきており、雲の上に出る事ができれば売りは一旦収まり底堅い動きになるとみる。
予想レンジ:豪ドル・ドル 1.0100~1.0000
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[全般]イタリア国債利回り再び7%台
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[米ドル円]76円台は介入警戒

この日はゴトウビとなり10時かけて中値買いの動きも見られた。しかし、昼近くになると実需の売りも含め再びドル売りが強まり一時77円を割り込んだ。その直後にドル円は77円33銭までいきなり上昇。介入かどうかははっきりしないが結局短期のショートポジションが切らされるだけとなった。欧米市場に入り、イタリア国債利回りが再び7%台に乗せてきた事で欧州債務不安からリスク回避の円買いが強まり76円90銭付近まで下落。円高材料が少しでも出ると素直に反応するということは円高の流れが強いということだろう。覆面介入が入ったとしても結果的に単独では時間稼ぎでしかない。一目の雲の下限で一先ず抑えられたており今日はやや底堅い動きとみるが戻しは売っておきたい。
予想レンジ:ドル円77円30銭~76円80銭
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[豪ドル円] RBA議事録

アジア時間に発表されたRBA議事録はインフレの減速や世界的なリスク増大と鉱業への投資急増を考慮し小幅な利下げを決定した事を明らかにした。正先金利据え置きの主張もあったようだが、小幅という文言から追加利下げの可能性を残すものだった。既に市場は追加利下げを織り込んでいたと思われ発表後は寧ろ買いが強まった。しかし、欧州時間にイタリア国債の利回りが再び危険水域の7%台に乗せたことでリスク回避の動きが強まり77円台まで下落。その後NY市場で発表された経済指標が予想を上回る好結果となり再びリスク選好の動きから買い戻しの動きが強まった。下値はフィボナッチの50%付近で下げ止まった。このレベルはヘッドアンドショルダーのネック部分に近い事もあり下落リスクはひとまず回避できた。このままのレベルを保てれば雲から抜け出る事が出来上昇の可能性もある。議事録ではインフレ目標を2-3%に沿っている事を示している事から次回のCPIの結果は追加利下げに直接繋がるだけに要注意だ。
予想レンジ:豪ドル円78円80銭~78円00銭
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[ユーロ米ドル]燻ぶる欧州不安


この日発表のユーロ圏7-9月GDPはプラス0.2%と予想通りプラスを辛うじて保った。しかし、フランスの成長率がマイナス0.4%となり南欧諸国の悪影響が連鎖し始めているとの観測も強まる。また、この日はスペインやベルギーの国債入札が実施されたが結果は低調となった。これらを受けイタリア国債の利回りが再び危険水域でもある7%台に乗せてきた事でユーロ売りが加速。一時1.35ドルを割り込み1.3497まで売り込まれた。その後、米国小売売上や生産者物価が予想以上の好調な結果を示した事で楽観的なムードが広がるとリスク回避の動きも後退。ユーロも1,35ミドル付近に押し戻された。1.35ドル付近は11月10日も付けたレベルでもり、ここで折り返せばダブルボトムを形成する事になる。雲の下限を下抜けしたが、一日だけでは騙しの可能性も高く、今日のNY終値が1.35ドルを保てるかがポイントになる。
予想レンジ:ユーロドル1.3620[38.2%]~1.3484(11月10日安値)
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[全般]イタリア財政不安燻ぶる
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[米ドル円]クロス円の売りで76円台に突入

週明けのアジア市場でドル円は堅調なスタートとなった。イタリア新首相の誕生で欧州債務危機回避への期待感からご祝儀的な買いがみられた。しかし、新首相に変わったところで危機がすぐに収まるわけではなくイタリアへの不安は再び拡大。アジアから欧州市場にかけて再びクロス円の下落が強まった。ドル円の76円90銭にはストップがあるとの噂もあり、投機筋を中心に売りが強まり77円の心理的なサポートを割り込み76円80銭まで下落した。しかし、介入警戒感からすぐに買い戻しが入るなど76円の時と同じ動きがみられる。76円台ミドルを次は試す展開とみるが、そのレベルでは買いを入れたい。
予想レンジ:ドル円77円30銭~76円60銭
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[ユーロ米ドル]イタリア新政権に対する不安と期待


イタリアの新首相がモンティ元欧州委員に変わった事で、今後欧州債務問題の拡大阻止に必要な緊急措置を打ち出す事への期待感が高まった事でユーロは高く始まった。しかし、不安感は簡単に払しょくできずにその後は再び上値の重い展開が始まった。欧州時間に発表されたユーロ圏9月鉱工業生産が悪化したことや、この日行われたイタリア5年債入札もユーロ導入後最高の利回りとなり高水準を更新。これを受け10年債も6%後半まで上昇。同時にスペイン債の利回りも上昇し始めるなど欧州不安の拡大が懸念されユーロは前週末に上昇した分が殆ど戻された格好だ。一目の分厚い雲の中で上下に激しい動きを繰り返しているが、今のところ上下どちらかを超えていくのは難しいとみる。ユーロ売りが強まると同時に米国の量的緩和第三弾への思惑が強まることから今日も雲の中でのもみ合いが続くとみる。
予想レンジ:ユーロドル1.3670~1.3550
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[カナダドル円]売りサイン点滅

東京市場で最も大きく下落したクロス円がカナダ円だ。特に材料があったわけではないがテクニカル的にみると下落リスクが高まる。一目の雲の中に既に2週間以上不安定な状態が続いているところで基準線を転換線が下に抜けてきた事をきっかけに昨日は売りで攻めてきた。強いサポートとみられたフィボナッチの50%戻しにあたる75円90銭も下抜けし75円45銭まで下落した。このすぐ下の75円40銭パラボリックSARの一歩手前で折り返したが、このレベルを下抜けするのは時間の問題とみる。抜ければ61.8%戻しの74円90銭までの下落もありそうだ。
予想レンジ:カナダ円76円00銭~74円90銭
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[全般]リスク回避の後退
今週は再び欧州債務問題を中心とした動きとなるだろう。ただ、一方で欧州問題拡大に伴い米国の量的緩和第三弾の可能性が高まるというイタチゴッコが続き、ドル売りの動きが強まれば一方的なユーロ売りにもなりにくい。米国景気指標と欧州問題を睨みながらのもみ合い相場が続きそうだ。
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[米ドル円]ゆっくりと円高進行

じりじりと円高が進行している。78円ちょうどで覆面介入が入ったという観測もあったが結局1週間後に下抜けてしまった。77円50銭もその時と同様な動きがみられた。しかし、このレベルも結局三日目にして下抜けしてしまった。急激な円高に対しては当局も表立って介入が出来るがこの様なゆっくりとした速度で円高が進むと介入が入りにくい。そこを市場は狙ってドル売りを仕掛けてきた。売ってもすぐに買い戻しを入れるという76円の時と同じような手法で攻めてきている。クロス円の買いが強まり円売りの動きがみられるが、それをドル売りが上回る。欧州問題が深刻化するほどQE3への期待感が強まることからドルの上値の重い展開が今週も続きそうだ。ただ、77円は78円、77円50銭と同様に50銭刻みでサポートが入るだろう。フィボナッチの61.8%戻しにもあたる事から一度では抜けないとみる。雲の下限である76円85銭を下回る時には下げが加速する可能性があり要注意だ。
ドル円今週の予想レンジ:77円80銭~77円00銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]イタリアの次はフランス国債


この日は米国がベテランズデーということからNY市場での参加者は少なく薄商いの中でユーロは急伸した。
パパデモス元ECB副総裁がギリシャの新首相に就任し、イタリア上院が緊縮法案を可決したことを材料にユーロの買い戻しの動きが目立った。リスク回避の動きが後退とする見方もあるが単なるポジションの週末におけるカバーが強まったとみる。イタリア国債の利回りも6.46%まで下落したが、この日はフランスやオーストリア国債に売りが強まった。先日、S&Pがフランスの格付け引き下げを間違って示唆してしまった事が影響している。火のないところに煙が立たないではないが、実際にフランスにも不安材料があることからまんざら間違いともいえない。週末のショートカバ-からの買いとみれば上値はそろそろ天井に近づいた。往って来いでV字戻しとなる1.3850付近までが上値の限界とみる。下値は一目の下限である1.3570付近が強いサポートとなったことで目先はもみ合いが続くことになりそうだ。
予想レンジ:ユーロドル1.3850~1.3570
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[豪ドル円]明けの明星

利下げの影響も大分薄れこの日は買い戻しの動きが強まった。ギリシャの新首相が決定したことやイタリアの緊縮法案が可決したことを受けリスク回避の動きが後退。豪ドルの底を支える結果となった。また、一目の雲の上に辛うじて浮かび上がった事で一旦は底値感が強まった。前日に底値で十字型ローソク足が現れ昨日が陽線となった事で綺麗な「明けの明星」の形が出来上がった。フィボナッチの23.6%戻しの79円50銭で頭を押さえられた。このレベルを超える事が出来れば38.2%戻しでもあり過去に強いサポートとなった80円30銭が次のレジスタンスとみる。ただ、今週は前回利下げを行ったRBA議事録が公開され、内容次第では追加利下げの期待感から再び売りが強まる可能性もあり注意したい。
予想レンジ:豪ドル円80円30銭~78円80銭
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[全般]イタリア問題後退
全般にはリスク回避の動きが後退しクロス円などの下げも収まり始めている事から、ドル安の動きが強まった。ドル円は節目とみられる77円50銭をワンタッチしたものの抜けきれずに押し戻されている。このレベルは当局も意識しているとみられるレベルだけに、抜けると更に下落が進むとみる。
やっと下げ止まりをみせた週末ということもありもう一段の買い戻しが入りそうだ。しかし、積極的な買いを入れるものではなく暫くユーロもクロス円ももみ合いが続くとみる。
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[米ドル円]77円50銭ワンタッチ

イタリア1年国債入札が好調な結果となったことを受け10年国債の利回りが7%を下回り6.9%付近にまで下落した。また、NY時間に発表された米国経済指標も好調な結果となったことから全般にリスク回避の動きが後退したことからクロス円が下げ止まりドル売りが強まった。円買いの動きもみられたがドル円に対しては77円50銭が当局の意識するレベルという見方もあったことから試しに行く動きが強まった。ワンタッチ77円50銭を付けた後すぐに買い戻すなど、少し前の75円台を試す時と全く同じ動きをみせた。再び、数銭単位で下値を試し介入を引きずり出すような動きが今後も続く可能性が高い。抜ければ61.8%戻しでもありボリンジャーバンドの中心線でもある77円付近まで一時的に下げる可能性もあるが、そこは買い場とみている。今日は週末ということもあり77円50銭レベルを抜けきれずに78円に戻すことになりそうだ。
ドル円今週の予想レンジ:78円10銭~77円50銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]イタリア国債利回り 7%を下回る

前日に危険水域といわれる7%を超えてきたイタリア10年国債利回りは7%を割り込み6.88%まで下落して終わった。この日行われたイタリア1年国債入札が前回の応募を上回るなど好調な結果となったことが影響した。また、ギリシャのリーダーがパパデモス氏に決定したことやECBがイタリア国債を購入しているといった話も広がり市場に安心感が戻ったことでユーロの下落はこれで一先ず終了とみる。また、NY時間に発表された経済指標が好調な結果となったこともリスク回避の動きを後退させドルが売られたこともユーロの下支えとなっている。ただ、本格的な買いを入れていく状況ではなく買い戻しが終われば週末ということもありもみ合いに変わるとみる。一目の雲に辛うじて入って引けたものの不安定な動きが来週も続くとみる。
予想レンジ:ユーロドル1.3720[61.8%]~1.3500
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[南アフリカランド円]政策金利据え置き


南ア準備銀行SARBは政策金利を現行の5.5%です置く事を決定した。発表後ランド買いが強まったが9.775円で押し戻された。元々金利発表で反応する事がない南アランドだが、この日はイタリア国債の利回りが7%を下回った事や米国の経済指標が予想以上に好調な結果となった事でリスク回避の動きが後退していたという事もある。全般的に南アランドは日足でみると下降型ウエッジの形が出来始めているようにみえる。少しずつ底値が切り上げってきているが10円付近が天井となって数日後に大きな下降トレンドへ再度戻るというものだ。時間足フィボナッチでみた上値のレジスタンスは61.8%戻しの9.75円が直近にあるが、今日は米国のベテランズデーで週末という事からショートカバーが強まれば61.8%戻しの9.78までの上昇もありそうだ。
予想レンジ:ランド円9.78~9.65
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[全般]イタリア信用不安拡大
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[米ドル円]77円ミドルは割り込まず

イタリア国債の利回りが7%を超えた事で俄かにイタリア財政再建への道のりの危機が深刻化しリスク回避の動きが強まった。これを受けクロス円が全面安となったことから円買いが進んだが、同時にドル買いの動きも活発した事からドル円の動きは均衡。サポートの節目とみられていた76円ミドルは辛うじて死守した格好だ。このレベルには一目の転換線とフィボナッチの50%戻しのレベルということもあり市場は注目しているポイントでもある。
欧州債務不安拡大から結果的に円買いの動きが強めたものであれば当局の介入は入りにくくなる。その弱点をつつくように市場はどこかで下値を試したがっている。ユーロの下落が更に進めばドル円は77円を試しに行くとみる。
ドル円今週の予想レンジ:78円10銭~77円10銭(61.8%)
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[ユーロ米ドル]イタリア国債利回り7%超える

前日にベルルスコーニ首相が辞任を表明した事で株価やユーロには安心感が広がり上昇した相場も一転し、この日はユーロが多きく下落した。欧州の決済機関であるクリアネットがイタリア国債取引に必要な証拠金を引き上げたのをきっかけに一斉にイタリア10年国債から資金逃避が始まりあっさりと7%を超えて7.3%近くまで利回りが上昇した。7%というのは過去ポルトガルやアイルランドがEUなどから融資を受ける節目のレベルとみられていた。イタリア財政再建に対する懸念が強まりユーロ売りが加速した事でドルと円に資金が流れ込んだ。イタリア問題も含めこの問題は奥が深く時間のかかるものであることから、今のユーロ売りもそう長くは続かないとみる。一目の雲の下限を抜けた事で今日ももう一段の下押しがあるとみるが下げ幅としてはそろそろ終わりに近い。大台の1.35では強いサポートとなるが勢いがあることから76.4%戻しの1.34付近までの下げも視野に入る。
予想レンジ:ユーロドル1.3630~1.3400[76.4%]
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[豪ドル円]雇用統計に注目

10月31日の日銀介入で豪ドルが84円近くまで上昇した事で寧ろ天井感が意識されるようになった。豪州景気は海外、特に欧州の債務問題に発した景気後退の動きが豪ドル経済に大きく影響している。そのため、昨日のイタリア問題は豪ドルを直撃した。今朝方RBA総裁補佐が暫くの間かなり世界的な不確実さが予想され、感染懸念が欧州問題を悪化させているとした。本日の9時半に発表される豪州雇用統計乗っけ次第ではさらなる追加緩和の思惑が高まりかねない。一目の雲の上限で辛うじて止まったものの下げの勢いは残る。
ヘッド&ショルダーを形成し始めてきていることからネック部分にあたる78円付近までの下落がありそうだ。このレベルはフィボナッチの50%戻しにも一致する。
予想レンジ:豪ドル円79円50銭~78円00銭
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
当社は、インターネットを通じて店頭外国為替証拠金取引、店頭バイナリーオプション取引および店頭CFD取引サービスをご提供しておりますので、お客様のパソコン・インターネット環境や当社のシステムに不具合が生じた場合等、取引ができなくなる可能性があります。また、お客様の取引の相手方は当社(相対取引)となっており、取引所取引とは異なります。お客様におかれましては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |