[全般] FOMCでは追加緩和なし
前日ギリシャがEU首脳会議での支援策に対し国民投票を実施する事が伝えられた事で欧州債務問題への懸念が高まりから株価など大きく下落した。この日行われるFOMCではその様な不安から追加の量的緩和の可能性も一部で期待されたが、結果的に今回は実施されなかった。FOMCを控えてドルは全般に軟調な地合いが強まったものの次の日のG20など重要イベントが今回は続くということもあり発表後もそれ程影響はみられず終了した。声明文では経済成長率を下方修正され来年第4四半期の失業率は8%台後半に止まり、インフレは今年初めよりも穏やかとした。景気見通しに関しては著しい下振れリスクが存在するとしてQE3の可能性を残す結果となった。今回緩和政策を求めて反対票を投じたのはエヴァンス総裁一人となった。バーナンキ議長の記者会見では雇用の悪化に関して悲観的な見方が強く、今週末に発表される雇用統計の結果次第では再び追加緩和への期待が高まる可能性がある。一先ず大きなイベントが一つ終わったがこの後すぐにG20が開催され、注目はギリシャ問題と通貨問題とみる。中国の通貨問題が中心とみられるが日本の介入に対し批判的な意見がみられるとドル円の売りが強まることになる。しかし、日本は今回EFSFへの支援など貢献度が高いことから特に批判は出ずにこれまでの内容を踏襲する事になるとみる。
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[米ドル円] 78円台をサポート


この日も何とか78円台を死守し、終値ベースでも一目の雲の上に辛うじて残った。ギリシャがEU支援に対し国民投票を実施する事が伝えられリスク回避の動きが強まった事でこれまでならドル円も大きく売られていたものが、今回その影響はそれ程見られなかった。それだけ、今回の介入の規模が大きかったということだろう。また、この日はFOMCを控え量的緩和第三弾の思惑が強まったもののそれでも78円台をキープできたということは目先底堅さを示すものとみる。この後すぐにG20が開かれるが、通貨政策に関して日本に対する非難的な発言が出やすい。しかし、中国への圧力も今回はEFSFへの支援などもあり手加減してくる可能性もあり円もその点では同類である。今日はその後ECB理事会を控えるが利下げの可能性は後退していることからクロス円の下落懸念も後退したと見る。今日は日本が祝日ということから介入がやりにくいと見た投機筋が一時的に売り仕掛けする場面もあるとみるが、最終的には78円前半の戻されることになりそうだ。
今週の予想レンジ 米ドル円:78円50銭~77円70銭
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[ユーロ米ドル] ECB理事会を控え


前日にギリシャがEU支援に対する是非を問う国民投票を実施するとしたことで再び欧州不安が拡大した。それを受け世界的な株安が進みリスク回避の動きが強まった。しかし、ユーロは前日の大幅な下落もあり寧ろ底堅い動きが目立った。底堅さの原因の一つはこの日FOMCで量的緩和への期待が高まったことだ。追加のQE3を実施した場合にはドル売りが強まるとの観測からユーロのショートカバーもFOMC前に入った模様。しかし、今回のFOMCではQE3は含みを持たせたまま実施されなかった事からややユーロ売りが強まった。この後G20が開かれることからポジション的には大分軽い状態とみる。中国など新興国のEFSFへの支援が確認されればユーロ買が強まるとみるが、ギリシャ懸念がくすぶり続けている中での上昇は限られそうだ。
予想レンジ:ユーロ米ドル 1.3850~1.3650
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[豪ドル円] SAR売りサインに転換

前日にRBAが0.25%の利下げを行い豪ドルは売り先行の動きが続いている。また、年内には更にもう一段の利下げ期待が燻ぶることから上値は目先抑えられそうだ。日足のローソク足をみても高値圏で長い上髭が伸びた事で一旦は利食い場となっており更に利下げが行われた事で一旦は勝負がついたとみる。昨日でパラボリックのSARも買いから売りサインに転換した。G20がこの後開催されるが豪ドル円に関して大影響があるとすれば介入に対する批判的な発言でドル円が下落する事だ。しかし、今回はそれも含めてドル円は底は上がっているため豪ドル円の底もそれ程深くはないとみる。80円の大台が抜けてもフィボナッチの38.2%戻しにあたる79円40銭が強いサポートになりそうだ。
予想レンジ:豪ドル円81円20銭~80円00銭
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