ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-11

[全般]ドル全面安

ギリシャからの不安の連鎖はイタリアやポルトガルに波及し始めたものの、この日はドル安の動きが強まりユーロはしっかり。イタリアのベルルスコーニ首相に対する辞任圧力が強まる中で行われた会計関連法案は賛成多数で可決した。しかし過半数に達しなかった事からベルルスコーニ首相は辞任を表明。辞任したことで株価が上昇するなど市場には安心感が広がりユーロは底堅い動きとなった。また、ユーロ買いドル売りから78円付近で膠着状態が続いたドル円もドル安の動きから売り圧力が強まり77円57銭と前回の安値77円89銭を下回った。終値ベースでも78円を下回ってきたことから売りが先行しやすいものの介入警戒感は依然として残る。
今週は目立ったイベントもなく、材料探しから米国の財政赤字削減を巡る協議が今月後半に開かれるものの難航するとの見方がドル売りを促し始めている。市場のポジションは全般的に軽いため方向感が見え始めれば一方向に動き始めるとみるが今のところそこまで市場は熟していない。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]78円を割り込んで終了

(米ドル円日足)

USD_JPY_1109_日足

介入後にドル円は78円をキープし続けたがこの日は78円57銭まで下落しその後78円に届かずに終わった。これまで当局の介入がこの近辺で実施されているとの観測もあっただけに下値リスクが高まった。今回の下落はドル円というよりもユーロが上昇した事が背景にあり、一方向のドル安というのは考えにくい。特にアジア市場では下がりにくく77円ミドルでは買いを入れてその下にはタイトな損切りを入れておく。

ドル円今週の予想レンジ:78円20銭~77円50銭

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[ユーロ米ドル]イタリアの会計関連法案可決で

(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_1109_時間足


ベルルスコーニ首相の辞任圧力が強まる中で行われた会計関連法案は賛成多数で可決された。過半数に達しなかった事からベルルスコーニ首相は辞任を表明した事で株価やユーロには安心感が広がり上昇するなど皮肉な結果となった。ギリシャ問題がひと段落したものの、そのリスクはイタリアだけではなくポルトガルにも波及しており国債も売りが強まり利回りが上昇している。ギリシャの後はポルトガルの財政悪化が意識されるもののこの日はユーロは底堅動きになっている。米国の財政問題が難航するとの思惑からユーロとドルはどちらにも傾きにくくなっている。時価なしの38.2%に当たる1.38ミドルまで上昇したものの結局この日も上値を抑えられた。抜けたとしても50%戻しの1.3930付近とみる。

予想レンジ:ユーロドル1.3930~1.3760

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[スイスフラン円]追加介入を示唆

(スイスフラン円日足)

EUR_CHF_1109_時間足

(ユーロスイスフラン時間足)

EUR_CHF_1109_時間足

前日にスイス中銀が追加介入を示唆した事から上昇が続いたが勢いを次いでアジア市場では対ユーロでスイスは堅調な動きを示した。しかし、欧州市場に入るとイタリアの政治混迷を背景に一転してユーロスイスの売りが強まった。スイス円も一気にショートカバーが入り86円から87円前半へ1円余り上昇しそのまま高値圏での持い合いに入っている。スイス円の日足をみると一目の雲の下限を抜けだしてきた事で売り圧力がまだ継続とみる。
ユーロスイスも1.2380付近で上値が抑えられており収束後に再び下値を試す展開とみる
ユーロスイスは週明けのレベル1.22ミドルがちょうど61.8%戻しとなっており今日明日にも試す展開とみる。

予想レンジ:スイス円87円20銭~85円80銭

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