ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-11

[全般]イタリア信用不安拡大

イタリア国債の利回りがこの日7.3%近くまで上昇した。7%を突破した。これまでのアイルランドやポルトガルと同様にイタリアも金融支援を必要とする事態に陥るとの見方が強まりユーロは暴落。欧州の決済機関であるクリアネットがイタリア国債取引に必要な証拠金を引き上げたのをきっかけに一斉に売りが強まったとみられる。前日にベルルスコーニ首相が辞任に追い込まれた事で期待感が強まっていたが、この日は一転して同国の財政再建や構造改革に不安が拡大した。これにより、金融機関への懸念が高まりリスク回避の動きが強まった事でドルや円といった安全通貨へ資金がシフトし始めた。ドル円は77円ミドルまで下落したがドル買いの動きとほぼ均衡した動きをみせ狭い値幅での取引が続いた。先週まではギリシャに翻弄される市場が今回はイタリアに振り回されている。イタリアがもし支援を受けることになればEFSFの現在の1兆ユーロでは不足との見方が強い。そのEFSFの原資支援も依然として不透明な事など、懸念の高まりが蓄積された結果がイタリアに波及したものと思える。この問題は終わりがなかなか見えない遠い道乗りだけにすぐに解決するものではない。逆にいえば、今回のユーロ売りも一時的な動きに止まると見る。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー

[米ドル円]77円ミドルは割り込まず

(米ドル円日足)

USD_JPY_1110_hiashi

イタリア国債の利回りが7%を超えた事で俄かにイタリア財政再建への道のりの危機が深刻化しリスク回避の動きが強まった。これを受けクロス円が全面安となったことから円買いが進んだが、同時にドル買いの動きも活発した事からドル円の動きは均衡。サポートの節目とみられていた76円ミドルは辛うじて死守した格好だ。このレベルには一目の転換線とフィボナッチの50%戻しのレベルということもあり市場は注目しているポイントでもある。
欧州債務不安拡大から結果的に円買いの動きが強めたものであれば当局の介入は入りにくくなる。その弱点をつつくように市場はどこかで下値を試したがっている。ユーロの下落が更に進めばドル円は77円を試しに行くとみる。

ドル円今週の予想レンジ:78円10銭~77円10銭(61.8%)

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[ユーロ米ドル]イタリア国債利回り7%超える

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_1110_hiashi

前日にベルルスコーニ首相が辞任を表明した事で株価やユーロには安心感が広がり上昇した相場も一転し、この日はユーロが多きく下落した。欧州の決済機関であるクリアネットがイタリア国債取引に必要な証拠金を引き上げたのをきっかけに一斉にイタリア10年国債から資金逃避が始まりあっさりと7%を超えて7.3%近くまで利回りが上昇した。7%というのは過去ポルトガルやアイルランドがEUなどから融資を受ける節目のレベルとみられていた。イタリア財政再建に対する懸念が強まりユーロ売りが加速した事でドルと円に資金が流れ込んだ。イタリア問題も含めこの問題は奥が深く時間のかかるものであることから、今のユーロ売りもそう長くは続かないとみる。一目の雲の下限を抜けた事で今日ももう一段の下押しがあるとみるが下げ幅としてはそろそろ終わりに近い。大台の1.35では強いサポートとなるが勢いがあることから76.4%戻しの1.34付近までの下げも視野に入る。

予想レンジ:ユーロドル1.3630~1.3400[76.4%]

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[豪ドル円]雇用統計に注目

(豪ドル円日足)

AUD_JPY_1110_hiashi

10月31日の日銀介入で豪ドルが84円近くまで上昇した事で寧ろ天井感が意識されるようになった。豪州景気は海外、特に欧州の債務問題に発した景気後退の動きが豪ドル経済に大きく影響している。そのため、昨日のイタリア問題は豪ドルを直撃した。今朝方RBA総裁補佐が暫くの間かなり世界的な不確実さが予想され、感染懸念が欧州問題を悪化させているとした。本日の9時半に発表される豪州雇用統計乗っけ次第ではさらなる追加緩和の思惑が高まりかねない。一目の雲の上限で辛うじて止まったものの下げの勢いは残る。
ヘッド&ショルダーを形成し始めてきていることからネック部分にあたる78円付近までの下落がありそうだ。このレベルはフィボナッチの50%戻しにも一致する。

予想レンジ:豪ドル円79円50銭~78円00銭

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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