[全般]イタリア問題後退
全般にはリスク回避の動きが後退しクロス円などの下げも収まり始めている事から、ドル安の動きが強まった。ドル円は節目とみられる77円50銭をワンタッチしたものの抜けきれずに押し戻されている。このレベルは当局も意識しているとみられるレベルだけに、抜けると更に下落が進むとみる。
やっと下げ止まりをみせた週末ということもありもう一段の買い戻しが入りそうだ。しかし、積極的な買いを入れるものではなく暫くユーロもクロス円ももみ合いが続くとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]77円50銭ワンタッチ

イタリア1年国債入札が好調な結果となったことを受け10年国債の利回りが7%を下回り6.9%付近にまで下落した。また、NY時間に発表された米国経済指標も好調な結果となったことから全般にリスク回避の動きが後退したことからクロス円が下げ止まりドル売りが強まった。円買いの動きもみられたがドル円に対しては77円50銭が当局の意識するレベルという見方もあったことから試しに行く動きが強まった。ワンタッチ77円50銭を付けた後すぐに買い戻すなど、少し前の75円台を試す時と全く同じ動きをみせた。再び、数銭単位で下値を試し介入を引きずり出すような動きが今後も続く可能性が高い。抜ければ61.8%戻しでもありボリンジャーバンドの中心線でもある77円付近まで一時的に下げる可能性もあるが、そこは買い場とみている。今日は週末ということもあり77円50銭レベルを抜けきれずに78円に戻すことになりそうだ。
ドル円今週の予想レンジ:78円10銭~77円50銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ米ドル]イタリア国債利回り 7%を下回る

前日に危険水域といわれる7%を超えてきたイタリア10年国債利回りは7%を割り込み6.88%まで下落して終わった。この日行われたイタリア1年国債入札が前回の応募を上回るなど好調な結果となったことが影響した。また、ギリシャのリーダーがパパデモス氏に決定したことやECBがイタリア国債を購入しているといった話も広がり市場に安心感が戻ったことでユーロの下落はこれで一先ず終了とみる。また、NY時間に発表された経済指標が好調な結果となったこともリスク回避の動きを後退させドルが売られたこともユーロの下支えとなっている。ただ、本格的な買いを入れていく状況ではなく買い戻しが終われば週末ということもありもみ合いに変わるとみる。一目の雲に辛うじて入って引けたものの不安定な動きが来週も続くとみる。
予想レンジ:ユーロドル1.3720[61.8%]~1.3500
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[南アフリカランド円]政策金利据え置き


南ア準備銀行SARBは政策金利を現行の5.5%です置く事を決定した。発表後ランド買いが強まったが9.775円で押し戻された。元々金利発表で反応する事がない南アランドだが、この日はイタリア国債の利回りが7%を下回った事や米国の経済指標が予想以上に好調な結果となった事でリスク回避の動きが後退していたという事もある。全般的に南アランドは日足でみると下降型ウエッジの形が出来始めているようにみえる。少しずつ底値が切り上げってきているが10円付近が天井となって数日後に大きな下降トレンドへ再度戻るというものだ。時間足フィボナッチでみた上値のレジスタンスは61.8%戻しの9.75円が直近にあるが、今日は米国のベテランズデーで週末という事からショートカバーが強まれば61.8%戻しの9.78までの上昇もありそうだ。
予想レンジ:ランド円9.78~9.65
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |