ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-11

[全般]イタリア財政不安燻ぶる

週明けのアジア市場はイタリアの新首相がモンティ元欧州委員に変わり、ギリシャの新首相とともに今後欧州債務危機拡大を阻止するために必要な緊急措置を打ち出す事への期待感が高まった。ユーロやドル円は前週末よりも高く始まった。しかし、それはご祝儀相場の様なものでその後はイタリアに対する不安が再び拡大し始めると下落に転じた。この日行われたイタリア5年国債の入札は一先ず順調に終わったものの利回りベースでみると前回よりも1%上回った事でイタリアの資金コストの上昇が今後の財政緊縮策に対する懸念が拡大。また、ECB理事会メンバーのバイトマン独連銀総裁はECBがイタリア国債の購入について否定的な発言もユーロの下落を強めた。今週はスペイン国債の入札も控えているだけに欧州債務問題への不安は漂う。この日も不安感がクロス円の売りを加速させた事でドル円も一時76円台後半に下落。介入警戒感があるものの、投機筋の円買いの動きが再び活発になり始めている。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。



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[米ドル円]クロス円の売りで76円台に突入

(米ドル円日足)

USD_JPY_20111115_hiashi

週明けのアジア市場でドル円は堅調なスタートとなった。イタリア新首相の誕生で欧州債務危機回避への期待感からご祝儀的な買いがみられた。しかし、新首相に変わったところで危機がすぐに収まるわけではなくイタリアへの不安は再び拡大。アジアから欧州市場にかけて再びクロス円の下落が強まった。ドル円の76円90銭にはストップがあるとの噂もあり、投機筋を中心に売りが強まり77円の心理的なサポートを割り込み76円80銭まで下落した。しかし、介入警戒感からすぐに買い戻しが入るなど76円の時と同じ動きがみられる。76円台ミドルを次は試す展開とみるが、そのレベルでは買いを入れたい。

予想レンジ:ドル円77円30銭~76円60銭

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[ユーロ米ドル]イタリア新政権に対する不安と期待

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20111115_hiashi

(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20111115_jikanashi

イタリアの新首相がモンティ元欧州委員に変わった事で、今後欧州債務問題の拡大阻止に必要な緊急措置を打ち出す事への期待感が高まった事でユーロは高く始まった。しかし、不安感は簡単に払しょくできずにその後は再び上値の重い展開が始まった。欧州時間に発表されたユーロ圏9月鉱工業生産が悪化したことや、この日行われたイタリア5年債入札もユーロ導入後最高の利回りとなり高水準を更新。これを受け10年債も6%後半まで上昇。同時にスペイン債の利回りも上昇し始めるなど欧州不安の拡大が懸念されユーロは前週末に上昇した分が殆ど戻された格好だ。一目の分厚い雲の中で上下に激しい動きを繰り返しているが、今のところ上下どちらかを超えていくのは難しいとみる。ユーロ売りが強まると同時に米国の量的緩和第三弾への思惑が強まることから今日も雲の中でのもみ合いが続くとみる。

予想レンジ:ユーロドル1.3670~1.3550

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[カナダドル円]売りサイン点滅

(カナダドル円日足)

CAD_JPY_20111115_hiashi

東京市場で最も大きく下落したクロス円がカナダ円だ。特に材料があったわけではないがテクニカル的にみると下落リスクが高まる。一目の雲の中に既に2週間以上不安定な状態が続いているところで基準線を転換線が下に抜けてきた事をきっかけに昨日は売りで攻めてきた。強いサポートとみられたフィボナッチの50%戻しにあたる75円90銭も下抜けし75円45銭まで下落した。このすぐ下の75円40銭パラボリックSARの一歩手前で折り返したが、このレベルを下抜けするのは時間の問題とみる。抜ければ61.8%戻しの74円90銭までの下落もありそうだ。

予想レンジ:カナダ円76円00銭~74円90銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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