ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-11

[全般]フランス国債も下落

前日にイタリア国債が危険水域である7%に再び乗せてきたが、この日は更にベルギーやオーストリア、そしてフランス国債までその影響は波及。この動きが強まればフランスの格付け引き下げが現実味を帯びることになる。それによりフランスの調達コストが高まればEFSFの資金調達への影響も出かねず、欧州危機が更に深まるとの懸念が高まった。一方、米国経済指標は鉱工業生産など前日に引き続き予想を上回る好結果となり米国経済回復への期待が高まった。しかし、引けにかけて格付け会社のフィッチが欧州債務問題は米国の金融機関への負担増に繋がるとして株価が下押しされた。米国景気が改善に向かえばドル買いに繋がりユーロ売りが更に強まることになるが、欧州不安が強まる事で結局ドル売りが強まる。結果的にユーロの下げも限定的とみてよいだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]日銀も欧州問題への懸念を示す

(米ドル円日足)

USD_JPY_20111117_hiashi.jpg

ドル円はNYの引け値ベースで辛うじて77円台に乗せて終えた。アジア時間に行われた日銀政策決定会合後の白川総裁の記者会見では欧州債務問題が日本にとって最大のリスクになることを言明。欧州経済の減速が投資資金の引き揚げを加速させるなど景気シナリオの見直しの可能性も示唆。この発言が追加緩和を示しているとの見方もできる。これまでは、日銀会合の少し後に介入が入ることが多いこともあり、76円台に入ると介入警戒感が強まる。ただ、これまでの動きをみても実際に介入が入るまではじりじりとドル円は下落を続けることになりそうだ。

予想レンジ:ドル円77円30銭~76円80銭

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[ユーロ米ドル]フランスにまで波及

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20111117_hiashi.jpg


前日のイタリア国債利回りが7%台に再び乗せたが、この日はスペインやフランス国債の売りが強まった。ギリシャの小国とは違いもしフランスの格付けが引き下げられるようであれば、今後のEFSFなどへの影響は大きいことから本格的なユーロ危機になりかねない。
本日はそのスペインとフランス国債の入札も控えており結果が低調に終われば更にユーロ売りが強まる可能性がある。ただ、一方で米国経済指標が改善の兆しが見えてきた。前日に引き続き昨日も鉱工業生産などが予想を上回る結果となり追加の量的緩和への期待が後退しドル買いに動きやすい。しかし、NYの引けにかけ格付け会社フィッチが欧州問題の影響が米銀格付け引き下げに繋がるとした事で株価が下落し追加緩和への期待が再び強まる。結果的にドル売りがユーロの下落を抑えるという動きがあり、ユーロの下落も一旦は底に近いとみる。

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[豪ドル米ドル]引けにかけ急落

(豪ドル米ドル日足)


NY市場の引け少し前から豪ドルの売りが急速に強まった。その少し前には金先物相場も下落。この日発表された米国CPIのコア指数が前月比で%上昇した事を受け追加緩和への期待が後退しドルが上昇。ドルの代替通貨としての金が下落した事で豪ドルもつれ安になったと考えられる。断続的に損切りを巻き込みながら強いサポートとみられた50%戻しにあたる1.0070付近を抜けると更に1.0040付近へ下落した。かなり豪ドルのロングが切らされた事になるが、まだ完全に売りきれずに戻しを抑えてきそうだ。取り敢えず1.0を目指した売りとみられるが、その近辺では寧ろ買いが並んでくるとみてよい。今日から1.0080付近まで一目の雲の上限が下がってきており、雲の上に出る事ができれば売りは一旦収まり底堅い動きになるとみる。

予想レンジ:豪ドル・ドル 1.0100~1.0000

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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