ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-11

[全般]ユーロの後は米ドル

週初から大幅な下落で始まったユーロは1週間ぶりに上昇に転じた。ECBがIMFにユーロ圏諸国救済のための資金を貸し付ける仕組みについて協議を始める可能性があるとの報道でユーロ買いが強まった。一方、ドラギECB総裁はこのような行動をECBに求めるのは責務の物価安定から外れて信頼背が失われると反論するなど、合意までは難しい道のりになりそうだ。一方、ECBがイタリア国債などの購入を複数回繰り返して実施した事もあり、一先ず市場の不安心理は後退。クロス円などの下落も収まり買い戻しもみられた。ドル円も一時76円ミドル付近まで下落したがNY市場では買い戻しの動きが強まり77円付近手前まで回復。
今週は23日期限の米国財政赤字削減法案の可決がされるかどうかに焦点があつまりそうだ。削減案を協議する超党派の特別委員会は、増税や歳出削減を巡る合意が難しくなってきており、ユーロとともに市場リスクが高まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]ドル売りリスク継続

(米ドル円日足)



アジア時間からドル円の売りがじりじりと進行し欧州市場に入り一時介入後の最安値となる76円57銭を付けた。ユーロの買い戻しに伴いドル売りが強まった事が投機筋の売りに繋がったとみる。しかし、このレベル付近では介入警戒感が強まった。日足でみると一目の雲を下抜いたものの終値としては雲の中に再び戻り長い下髭を伸ばした。テクニカル的にみると一旦は下げ止まり感が強い。しかし、今週は米国財政赤字削減法案の期限が迫る中で、超党派の特別委員会での増税や歳出削減を巡る合意が難しくなっているとの観測もある。もし、可決されなければ8月の時と同様にドルが全面安となりドル円は76円を割り込むことになるだろう。

予想レンジ:ドル円77円30銭~76円50銭

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[ユーロ米ドル]ECBとIMFの協力で

(ユーロ米ドル日足)



週初から大きく下落したユーロも週末最終日には上昇に転じた。
アジア時間に欧州勢のレパトリによるユーロの買い戻しや、ECBのイタリアなどの国債購入を強めている事、そして中国がIMFや他の諸国と強調するとの報道などでユーロの下落が一先ず収まった。また、NY時間に入りECBがIMFにユーロ圏諸国救済のための資金を貸し付ける仕組みについて協議を始める可能性があるとの報道でユーロ買いが更に強まった。この提案の合意が成立すれば12月3日のEU首脳会議で発表され欧州債務問題も大きく改善される期待が高まるが、ECB総裁の反対もあり簡単に事が進むとも思えず今後も欧州懸念は燻ぶる。今週は米国の財政赤字削減法案を巡り欧州から米国へと市場の注目が移りユーロは底堅い動きになりそうだ。

予想レンジ:ユーロドル1.3620~1.3470

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[豪ドル米ドル]今週は上昇トレンドに転換

(豪ドル米ドル日足)



(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20111121_jikanashi.jpg

週初から4日連続で下落し一時1.0のパリティーを下回った豪ドルも週末最終日に上昇に転じた。ポジション調整の買い戻しが中心とみられるが、NY終値ベースで1.0のパリティーに乗せた事で一先ず下げ止まり感が出た。一目の雲の下限が切り上がってきていることや、今週後半には雲のねじれが生じる事でトレンド転換は近い。今週は米国財政赤字削減法案の期限も来る事からドル売りが強まる可能性が高い事から豪ドルは後半から上値を試す展開とみる。

予想レンジ:豪ドル・ドル1.0180~0.9980

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