ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-11

[全般]欧州債務懸念の燻りからドル全面高

20日に行われたスペインの総選挙で野党が過半数を獲得し圧勝。欧州では5番目の政権交代が行われ、金融危機に対し財政赤字削減を最優先事項に掲げるなど期待感が強まった。週明けのアジア市場ではこのニュースに好感し円売りも一部見られた。しかし、欧州債務問題の根は深く一時的な動きでしかなくクロス円は全般に上値の重い展開は続いた。一方で、23日に期限の迫る米国財政赤字削減協議では難航しているとの情報からドルへのリスクも意識された。しかし、ある程度難航することを市場は織り込んでおりこの時点では欧州問題に対する市場の意識が勝り全般にドル買いの動きが強まった。また、スペインなどの国債利回りが上昇する中で米銀などの欧州離れの動きがみられユーロは対ドル対円でも欧州市場では売りが先行。その後ECBがスペイン国債を買い入れているとの情報などからNY市場ではユーロの買い戻しが活発となった。本日21日は実質的に財政赤字削減の報告作成が行われるため最終合意がなされるか明らかになる。これを受けリスク回避のドル買いに動くのか、安全通貨のドルを買うのか状況次第で変わることになる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]安全通貨の円買いも失速

(米ドル円日足)


スペインの総選挙で野党が圧勝したことを受け週明けのアジア市場ではリスク選考から円売りの動きで始まった。しかし、既にスペイン選挙の結果は織り込まれていたのか利食いの動きからドル円は上値の重い展開となった。しかし、欧州市場が始まるとすぐにユーロが急落。選挙前から買われたスペイン国債の売りが強まり利回り上昇を受けたものでドルが全面高の展開となった。これを受けドル円も買い戻しの動きが強まり結局この日は行って来い。米国財政赤字削減合意が難航状態で安全通貨の円は買われやすいものの、ドルも同時に買われることから円買いの動きも相殺。週末の米感謝祭や23日の勤労感謝で東京が休みとなることから取引は徐々に薄くなり始めている。一目の雲の下限に沿って目先は横這いが続くと見る。

予想レンジ:ドル円77円30銭~76円50銭

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[ユーロ米ドル]スペイン選挙も織り込み済み

(ユーロ米ドル日足)


スペインの総選挙で野党が過半数を獲得圧勝。財政赤字削減に向けて強い意志を示したことをアジア市場は好感し、底堅い動きも見られた。しかし、欧州市場が始まるや否やユーロはスペインの国債の下落からユーロも急落した。ハンガリーがIMFに支援を要請したことやスペインの選挙結果が既に織り込まれており事実で買って噂で売る典型の動きになった。下値の1.3420付近は16日にも跳ね返されたレベルで長い下ひげを伸ばして引けた。NY市場では米国財政赤字削減合意が難航している事からリスク回避のドル買いもあってユーロは下げ止まった。目先はドルとユーロの綱引きから一目の雲の下限に沿った動きになるだろう。上値は23.6%戻しでもあり16日の高値でもある1.3620とみる。

予想レンジ:ユーロドル1.3620~1.3420

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[豪ドル円]雲の下限を割り込む

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20111122_jikanashi.jpg

スペインの国債の下落やハンガリーがIMFに支援を要請。米国財政赤字削減合意が決裂するという観測が強まり市場の不安感が高まり欧米株式市場は大幅安となった。市場のリスク回避の動きは安全通貨であるドルに向かい始めたことで、リスク通貨の豪ドルの売りが更に加速した。これで6日続落となり一目の雲の下限を大きく下回った。しかし、明日23日は日本の祝日で24日は米国感謝祭が始まることから既に売り玉はほぼ出尽くしたとみる。更に下落したとしても下値は76.4%戻しの75円付近が底堅いとみて買いを入れたい。
一目の雲が徐々に底を切り上げてきており、米国の休み明けは上昇に転じるとみて買いを仕込むチャンスかもしれない。

予想レンジ:豪ドル・円 76円20銭~75円00銭

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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