ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-11

[全般]リスク後退のドル売り戻し

この日行われるユーロ圏財務相会合を控え慎重な動きの中で前日のNY株式上昇に刺激されてアジア株式市場も堅調な動きに終始。リスク回避の動きが後退しクロス円も全般に買いの動きが強まった。欧州市場ではイタリア国債入札で、利回りがユーロ導入以来最高水準であったものの予定額の全額を調達した事で市場に安心感が広がった。また、ユーロ圏首脳会議に向けて包括的な危機対策が打ち出されるとの期待感もありユーロは上昇。NY時間に発表された米消費者信頼感指数が改善した事でリスク回避の動きが後退。また、イエレンFRB副議長が景気回復支援に向けて追加緩和の余地があるとハト派的な発言もドル売りを誘った。先週までにリスク回避で買われていたドルのポジション調整も入ったと見る。ただ、ECBが債権買い入れ後に実施した不胎化オペで資金吸収額が目標額を下回ったことでユーロ売りが見られた。結局、この日はドル安円安の動きが目立った。今週後半にはスペインやフランス国債入札も控えておりユーロへの不安が漂う中で積極的なユーロ買いは難しい。米国景気回復を示す経済指標が出ればドル買いにもつながりユーロドルの上値は重い。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]円買いポジション縮小

(米ドル円日足)


前日のNY株価の上昇によりアジア株式市場が堅調な動きで始まった事からリスク回避の動きが後退しそれまで安全通貨として買われていたドルの売りが強まった。欧州市場でもイタリア国債入札が好調な結果となった事やユーロ圏財務相会合への期待感の高まりからクロス円を中心に上昇した。結局、77円ミドル付近まで下落したドル円も円売りとドル売りとの綱引きでもみ合いが続いた。NY市場では消費者信頼感指数56と予想の44を大きく上回り米国景気回復期待の高まりからドル買いが再び強まりドル円も結局78円手前まで戻してNYを引けた。これまでの円買いのポジションを少しずつ巻き戻してきているところもあり、下げたところではドルの買い戻しの動きが目立つ。オプションも円売りの権利を買う動きが多い。今日は、ユーロ圏財務相会合で欧州危機回避への具体策がみえればもう一段の買いもあるとみる。

予想レンジ:ドル円78円60銭(23.6%)~77円70銭

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[ユーロ米ドル]ユーロ圏財務相会合で大枠決まる

(ユーロ米ドル日足)


ユーロ圏財務相会合ではこの日ギリシャに対し80億ユーロの追加融資で合意。また、EFSFの支援能力を4400億ユーロから1兆ユーロに増強することや、財政難国の国債を買い支える事などを検討。また、100億ユーロ程度の現金を常備することも決める予定。これらを受け市場には欧州債務危機解決への期待感が高まりユーロ欧州市場で堅調に推移。また、この日行われたイタリア国債入札では利回りがユーロ導入以来最高水準であったものの予定額の全額を調達した事で市場に安心感が広がった
ただ、ECBが債権買い入れ後に実施した不胎化オペで資金吸収額が目標額を下回ったことでユーロ売りも見られ結局この日は往って来い。ユーロ圏財務相会合は12月9日に行われる欧州サミットへの地ならしでもあり、この10日間は神経質な展開が続くことになるだろう。

予想レンジ:ユーロドル1.3400~1.3230

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[豪ドル円]成長率引き下げでも

(豪ドル円日足)


豪州財務相は11年7月~12年6月のGDP伸び率予想を3.25%に引き下げる事を発表した。また、歳出を68億豪ドル削減するとし、欧州債務危機で世界経済の成長が鈍化する中で財政規律を示した。市場には追加緩和期待も残るものの、この日はユーロ圏財務相会合により欧州債務危機を回避する期待感が強まった事からリスクオンによる豪ドル買いみられた。一目の雲の上に飛び出し、フィボナッチの23.6%を上に抜いてきた。また、昨日は雲のねじれが起きた事で上昇の勢いはまだ続くとみる。ただし、38.2%戻しの78円30銭を超えられなければ再び雲の下に押し戻されるだろう。

予想レンジ:豪ドル円79円35銭(50%)~77円80銭

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
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