ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-01

[全般]ユーロの下落に一服感

週初に1年10カ月ぶりに1.2665まで安値を更新したユーロもここにきて一服感が漂った。12日から始まるイタリアやスペイン国債入札を控えてユーロ売りポジションを減らしておこうという動きだろう。この日は中国貿易黒字額が予想の倍近い好調な結果となった事や中国政府が景気刺激策を講じるといったニュースを背景にアジア株全体が上昇。この動きは欧米株価も押し上げた。ユーロがここにきて下げ止まり感が出た事も市場全体に安心感を与えたとみられる。また、この日は昨年フランス格付けをネガティブとした大手格付け会社のフィッチがフランス格付けの引き下げは年内にないという報道もユーロの下支えとなった。しかし、あくまで明日から始まる入札を控えての警戒感からの動きだけに、ユーロの戻しは限定的。クロス円も含め積極的な買いは入札やECB理事会といったイベントをこなしてからだろう。今日はポジションの最終調整が入りそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[ユーロ米ドル]フランス格下げリスク後退

(ユーロ米ドル時間足)

(ユーロ米ドル日足)
EUR_USD_201201011_hiashi.jpg

昨年末にフランスの格付け見通しをネガティブとしたフィッチがこの日は年内の格付け引き下げはないだろうと発表を受けユーロの下落も一服。一方で、スペインやイタリアの格付け引き下げの可能性を示した事で積極的な買いは見られず上値の重い展開は続いた。明日のECB理事会では金利は据え置きと見られるがその後のドラギ総裁が国債購入などに何らかの言及があれば相場の波乱材料となる。また、スペインやイタリア国債入札が不調となれば再びユーロの下落が始まる可能性もありユーロを買い持ちにする勇気はない。ただ、この入札に対する懸念がこれまでユーロ売りを促した事もあり、これらのイベントが順調に終わればかなりの買い戻しの動きが始まるとみる。戻しのレベルとしてはパラボリックやボリンジャーの中心線のある1.3040付近が強いレジスタンスとなる。いずれにしても明日の結果待ちということから今日はもみ合いか、もう一段のショートカバーが入りそうだ。

ユーロドル予想レンジ: 1.2820(38.2%)~1.2740

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[米ドル円]狭い動きに終始

(米ドル円時間足)

ユーロの下落に一服感が出た事でドル円の動きは更に狭いレンジ内で終始。明日のECB理事会やイタリアやスペインといた入札を控えて慎重な動きが今日も強まりそうだ。ただ、ユーロに関して悪材料が出れば再び下落が起こりやすい状況は変わらず、そうなればユーロ円などのクロス円の下落から上値の重い展開は続きそうだ。豪ドルなど金利の高い通貨などにクロス円の短期的な買いが入りやすく、76円60銭付近を底に77円のブレークを試す展開もありそうだ。

ドル円予想レンジ:77円25銭~76円60銭(1月4日安値)

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[豪ドル米ドル]中国景気の影響を受け上昇

(豪ドル米ドル日足)

イタリアやスペインの国債入札を控えた事や、昨年末から追加利下げ期待などから軟調な地合いが続いた豪ドルもここにきて買いが強まった。アジア時間に発表された中国の12月貿易黒字が165.2憶ドルと予想された88億ドルのほぼ倍近い数字となった。また、中国は景気刺激策を今後講じるとした事などからアジア市場では安心感が広がった。これを受け豪ドルもリスク選好の動きから買いが強まり欧米市場にかけてもその勢いは止まらず100ポイント余り上昇。ボリンジャーバンドの中心線を底に上昇に転じたものの上限のバンドが上値を抑えている。1月3日に付けた高値1.0385を超えたとしてもボリンジャーの1.0425がレジスタンスとなっている。明日からの入札を控え上値は一旦売りを出しておきたい。

豪ドルドル予想レンジ:1.0385(1月3日高値)~1.0300

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