ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-01

[全般]欧州債務不安の再燃

月内に決着がつくと思われたギリシャの債務減免交渉が再び難航している事や、EU首脳会議でギリシャに対する第二次救済プログラムを巡り意見が割れた。これらを受け、今月格付けが引き下げられたポルトガルがギリシャに次いでデフォルト懸念が広がり、ポルトガル国債の売りが強まるなど欧州債務問題が再燃。更に、米12月個人消費支出が予想を下回った事からリスク回避の動きが強まった。ドル高・円高・クロス円安の流れを受けドル円はこれまで強いサポートと見られた76円ミドルを下回ってきた。ただ、ギリシャ債務交渉はまだ継続しており、今日中にも決着がつく可能性もあり昨日の動きはポジションの調整的な一環とみる。
低金利政策を長期間継続する事を示したFRBの大きなドル安の流れは依然として続いており米国債利回りは昨日も低下した。昨日の調整の動きは東京市場でも継続すると見るが、一時的なものになるだろう。

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[米ドル円]レンジの下限76円ミドルを下回る

(米ドル円日足)

先週ドル円は日本の貿易収支が赤字に転落して事を背景にこれまでレンジの上限と見られた78円30銭を試す展開が見られたが失敗。FRBが低金利政策を更に延長するといった時間軸を示した事でドルが全面安となりドル円は押し戻された。昨日は再び欧州の債務問題への懸念が強まると投機筋がドル円の売りを誘う動きが見られた。強いサポートである76円50銭を下回るとドルロングの損切りを巻き込み76円21銭まで下落。このレベルはボリンジャーバンドの下限でもあるがこのレベルを抜けるとバンドウオークが始まりそうだ。この日はほぼ安値圏でNYを引けるなどドル売りの動きは今日も継続と見る。しかし、意外に下落速度が遅く感じられるのはそれだけドルロングのポジションは大きくないという事だろう。この動きもそれ程長く続くとは思わないが、今日は底値がどこにあるのか探る展開になりそうだ。

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[ユーロ円]1.32ミドルを巡る攻防

(ユーロ米ドル日足)
EUR_JPY_20120131_hiashi.jpg

(ユーロ米ドル時間足)
EUR_JPY_20120131_jikanashi.jpg

先週末はNYの引けにかけてユーロのショートカバーと思われる買いが強まりほぼ高値圏で引けた。しかし、アジア市場では再びユーロ不安からのユーロ売りが先行して始まった。
この流れは欧州市場に入っても継続。昨日はEU首脳会議が行われ、第二次ギリシャ救済プログラムを巡り首脳陣の意見が割れた事で合意が難しいとの観測が広がった。また、ギリシャの債務減免についても未だに結論がでないことからユーロ売りが強まった。しかし、ギリシャ債減免に関しては民間との交渉が進展している事から今日中にも決着がつく可能性もあり、そうなれば再びユーロが買われる事になるだろう。先週発表されたFRBの低金利政策の延長からドル安の流れは依然として残っている事からユーロの下げは限られ。昨日のユーロ円はパラボリックのSARが位置する99円80銭の手前で折り返している。このレベルはフィボナッチの76.4%にあたる事から強いレジスタンスとみていいだろう。ただし、このレベルを下回るようであれば一旦ロングを切って様子を見る。

ユーロ円予想レンジ:100円60銭~ 99円80銭(パラボリック、76.4%)

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[豪ドル米ドル]欧州不安の再燃で利食い売り先行

(豪ドル米ドル日足)

週明けのアジア市場で豪ドルは売り先行で始まった。この日は欧州時間にEU首脳会議を控えて先週まで上昇した豪ドルロングの利食いが入ったとみられる。結果的にEU首脳会議ではギリシャへの第二次救済プログラムを巡り各国の意見の食い違いがリスク回避の動きを強め豪ドルの上値は抑えられた。しかし、NY時間に入るとじりじりと再び買いが強まり下髭を伸ばした陰線で終わった。欧州不安が残るなかでまだ戻り売りを待つ動きがあるとみるが、米金利の低下もあり底値はそれ程深くはないだろう。移動平均線でみると昨日の時点で200日を20日の線が下から上に突き抜け上昇トレンドの始まりを示している。パラボリックSARの位置する1.0420が強いサポートとなるだろう。

豪ドル米ドル予想レンジ: 1.0650~1.0450

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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