[全般]バーナンキ議長発言のインパクト
欧州時間には昨年12月以来2回目となるECBによる3年物資金供給(LTRO)が実施された。その規模は約5300億ユーロと予想された4700億ユーロを上回った。前回5000億ユーロをも上回る規模となった。また、金融機関の数も800と前回の523よりも大きく増加した。市場はこの資金供給に対する期待感から既にユーロ買いを進めていた事もあり発表後はユーロ売りの動きも見られたが、下げ幅は限定的となった。NY時間に入り米国GDP画所法修正されたことやベージュブックも安定的な成長を示す内容が発表された。その後、この日最も注目されたバーナンキ議長の議会証言が行われた。これまでと同様に景気には慎重な見通しを示したが、最近の失業率など予想を上回る改善を指摘。また、原油の上昇による一時的な物価上昇の懸念を示した。結果的にQE3に関し明確な発言が出なかった事でドルが全面高となった。これを受け80円台ミドルでもみ合いが続いたドル円は81円台に乗せてきた。米国への景気回復期待は強まり今後も米国景気指標に市場は注目してくるだろう。本日発表される新規失業保険申請件数やISM製造業景況指数に注目。
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[米ドル円]80円を死守

東京時間にはこの日行われるECBの3年物資金供給(LTRO)やバーナンキ議長の議会証言を控え80円ミドルを挟んだもみ合いが続いた。今回のLTROは5300億ユーロ近く行われ、参加金融機関も800と前回を大きく上回った。既に市場はユーロ買いを進めていた事から発表後はユーロ円などの売りに押されてドル円も軟調な地合いとなった。しかし、その後のバーナンキ議長の発言の中でQE3への明確な言及が見られなかった事でドル買いが一気に進んだ。80円前半にいたドル円は81円前半まで1円余り上昇しほぼ高値圏でNY市場を引けてきた。バーナンキ議長の発言で再び市場は米国景気指標に注目し始めるだろう。今日のISMなどの指標は前回を上回ると予想される事からドル円は81円60銭を再度試す展開とみる。
ドル円予想レンジ:82円00銭~80円90銭
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[ユーロ米ドル]LTROを既に織り込み

ECBはこの日2回目の3年物資金供給(LTRO)を実施した。予想された4700億ユーロを上回る5300億ユーロの入札があり前回の5000億ユーロを上回った。また、金融機関の数も800と前回の523を上回るなど好調な結果となったが、既に市場はユーロ買いを進めていた事で発表後は売りが強まった。また、これだけの数の金融機関がこの規模で入札するという事は寧ろそれだけ資金繰りが悪かったとの見方もあった。しかし、この結果自体は好感されるものである事は間違いない。しかし、NY時間に行われたバーナンキ議長の議会証言でQE3への期待が後退。これを受けドル買いの動きが強まると短期筋を中心としたユーロロングの投げを巻き込みながらユーロは急落した。ギリシャ問題が後退したことなどから今回のユーロ売りは後ろ向きのものではなくドル買いの動きが中心に動き始めている。本日の米国経済指標が好調な結果となれば更にユーロが売られることになるが、その下げ幅は限られそうだ。一先ず、ボリンジャーバンドの中心線と一目の基準線の位置する1.32前半が下値めどと見る。
ユーロドル予想レンジ:1.3370~1.3220
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[豪ドル米ドル]米国景気期待から豪ドル続落


朝方発表された豪州1月小売売上高が増加した事を受けRBAが現行の金利水準を当面維持するとの期待が高まり、豪ドルは堅調な地合いで始まった。また、欧州時間に実施されたECBによる3年物資金供給オペが予想以上に大規模なものとなった事を受けリスクオンの動きが強まり豪ドルは更に上昇。昨年8月以来の高値1.0855を付けた。しかし、その後バーナンキ議長の議会証言からQE3への明確な言及が見られなかった事を受けドルは全面高。この日高値を更新していた豪ドルに対し俄か豪ドルロングの投げが出された。今回の買い手は1.0750付近から買い始めていた事もあり下げもそろそろ一巡してきたと見る。もう一段1.07ミドルから売ったとしても最終的に往って来いになりやすい。
1.07ドルを下回るようであれば買いを入れていく。
オージードル予想レンジ:1.0790~1.0690(61.8%)
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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