[全般]米国景気指標に一喜一憂
欧州ではこの日実施されたフランスとスペインの国債入札が底堅い需要を集めるなど、前日に実施されたECBによるLTROの効果の表れとみられる。結果的にユーロは既に材料出尽くし感が高く上値の重い展開となった。全般に市場の安心感は広がり始めている。今日は特に目立った材料はない事からリスクオンの動きは継続するとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]81円63銭の高値を意識

前日のバーナンキ議長の議会証言でQE3への期待が後退した事でドル買い先行で始まった。しかし、一方で米国景気回復期待の動きは豪ドルやポンドといったリスク通貨への投資を高める事からこれらの通貨に対してはドル売りが強まった。結果的にドル円の動きはこれらに相殺されアジア市場では上値の重い展開となった。NY時間に入ると米新規失業保険申請件数が予想を下回りドル買いに反応。しかし、その後発表されたISM製造業景況指数が予想を下回った事で売られるなど81円付近でのもみ合いが続いた。今日は今週月曜に付けた高値81円63銭を市場は再度試しに行くとみる。もしこのレベルを超えられなければ週末という事から一旦は80円付近まで下押しされるとみる。来週は米雇用統計やECB理事会を控え、ポジションは軽くしておきたい。
ドル円予想レンジ:81円60銭~80円50銭[転換線]
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[ユーロポンド]ポンドへユーロからシフト


前日にECBがLTROを実施した事でユーロは売りが強まった。実施前から期待感が強まっていた事から結果的に噂で買って事実で売る動きとなり、この日も上値の重い展開が続いた。この日はLTRO実施後初めてのフランスやスペイン国債入札が実施され堅調な結果となり利回りは低下した。しかし、ユーロ買いが一部は見られたものの、それ以上にポンド買いが目立った。短期筋を中心にLTRO前にユーロポンドの売りポジションを持った巻き戻しと見られる。しかし、ギリシャ危機は後退しECBの資金供給は確実に欧州債務国や金融機関にとって好感されている事からこの動きも一時的と見る。一目の雲の下限でもあり、フィボナッチの78.6%戻しのレベルに近付いてきた。そろそろユーロポンドの買いが強まるとみて0.83前半では買いを入れてみる。
ユーロポンド予想レンジ:0.8400~0.8320
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[豪ドル米ドル]リスクオンの動き継続


前日のバーナンキ議長発言からドル高の動きが強まった事から豪ドル売りが強まった。発言の直前に昨年8月以来の高値1.0855を付けていた事もあり、短期筋のロングが吐き出された格好だ。しかし、東京時間の朝方に発表された中国2月のPMIが51.0と3カ月連続で改善した事を受け豪ドルは再び買いが強まった。一時的に欧州時間に売りも見られたが、既に短期のロングが切らされていた事もありNY時間には再び買いが強まった。新規失業保険申請件数が低下した事で来週の米雇用統計に期待が高まる中リスクオンの動きが高まった。元々、金利の高い通貨だけに市場の余剰資金は相対的に豪ドルやNZドルなどに資金が集まりやすい。日本の機関投資家などがそろそろ動き始める気配もあり、もみ合いを抜け出すのも時間の問題だろう。
オージードル予想レンジ:1.0840(ボリンジャー上限)~1.0750
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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