[全般]ドルの上昇継続
今週は米雇用統計やECBといった大きなイベントを控えている事から荒っぽい動きになりそうだ。
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[米ドル円]更に上値を追う展開

ドル円は先週2月に付けた今年高値の81円63銭を上抜け81円86銭まで上昇。日本の1月消費者物価がマイナス0.1%に低下した事を受け円安の動きが再び強まった。次回の日銀会合で更なる追加緩和への期待が高まる。バーナンキ議長がQE3へ言及しかなった事から、追加緩和期待が後退しドル買いの勢いがみられた。その状況下で市場は円安材料には敏感に反応してくる。先週は2月3日から始まったドル円の上昇に初めて押し戻しがみられたが、80円を瞬間的に割り込んだだけで再び上昇が始まった。80円の底を確認したことになり、買い遅れ感は一層増してきた。市場はまだドル円の買いポジションは少ないとみてよいだろう。ほぼ高値圏で引けた事で今週は更に上値を試す展開と見る。一目の雲の上限を超えて61.8%戻しの81円70銭を上回った事でその上は76.4%戻しの83円20銭が次のレジスタンスとみる。
今週のドル円予想レンジ:83円20銭(76.4%)~81円00銭(雲の上限)
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[ユーロ米ドル]だぶつくユーロ

先週はECBが昨年12月に続き第2段の3年物資金供給LTROを実施。前回の5000億ユーロを上回る5300億ユーロ規模となった。二つ合わせると1兆ユーロ以上の資金を市場に供給した事になる。これはFRBの追加資金供給に迫るもので、当然今後ユーロは市場にだぶつくことになるため上値は重くなる。LTRO実施後はユーロ売りが強まったが、これは事前に買いを増やしていた利食い売りで「噂で買って事実で売る」の例え通りの動きだった。また、バーナンキ議長がQE3に言及しなかった事を受けドルが全面高となった事もユーロを押し下げる要因となっている。今週はECBの政策決定会合があり1.0%の政策金利は据え置かれるとみるが、ドラギ総裁の記者会見で更なる追加緩和はないと発言している事から、それを市場がリスクととればユーロ売りを加速させかねない。また、9日には民間の債務交換の結果が明らかになるなどイベントリスクが高まりユーロは更に下値を試す展開と予想する。
今週のユーロドル予想レンジ:1.3350~1.3050(61.8%)
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[豪ドル円]90円の天井

オージー円は今年に入り8週連続で陽線が続いている。短期投機筋の買いだけではなく機関投資家の買いが徐々に入ってきているとみてよいだろう。そこは確実に切り上がった。今週6日にはRBAの金融政策会合を控えるが現行の4.25%を据え置くと予想される。これまで利下げ期待が強まっていたが、ここにきて後退している。今週はそれ以上に9日発表される中国の経済指標を注目した方がよさそうだ。対ドルでのオージーはここにきてもみ合い状態が続いており、ドル高の影響はそれ程ないとみる。寧ろ、ドル円の上昇力がここにきて強まっている事から円キャリーの動きが見られ始めればもう一段の上昇も期待できる。ただ、90円というレジスタンスはかなり強く当面の高値と見た方がよい。このレベルを超えていくのは円キャリーが本格的に始まる時だ。
今週のオージー円予想レンジ:90円00銭~87円00銭
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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