ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-03

[全般]中国と米国景気

先週までの米国景気回復期待の流れを引き継ぎ週明けの市場はドル強含みで始まった。しかし、徐々に利食い売りなどからその勢いが衰え始めたところに中国が今年の経済成長率目標を7.5%に引き下げると発表。これを受けアジアの株式式場などが軒並み下落。ドル円もクロス円を中心に売りが強まった。また、ユーロ圏PMIが予想を下回るなど市場には悲観的なムードが広がった。しかし、NY市場で発表された米2月ISM非製造業景況指数が57.3と予想の56.2を上回り26か月連続でサービス業の境目である50を上回った。また、難航していた民間のギリシャ債務を巡っては国際金融協会IIFが12の金融機関が交換に応じたことを表明。これを受けユーロの下落は4日ぶりに上昇に転じた。本日は特に注目の指標発表はないことから昨日の動きを踏襲するものとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]調整の下押し

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20120306_jikanashi.jpg


週明けの東京市場では先週の円安の流れを引き継ぎドル円は堅調な地合いで始まり、一時今年高値の81円86銭まで上昇。しかし、82円の大台を目の前にして実需や利食い売りに押され始めたところで中国が2012年度の経済成長率引き下げを発表。この報道によりドル円は更に売り足を速め81円15銭とこの日の安値を付けた。しかし、2月からの5円以上の上昇幅から見ると調整といえるかどうかわからない下げ方だ。それだけ市場は買い遅れているということだろう。今週松発表の米雇用統計や日本の経常収支などを控え安値を拾うチャンスを伺う動きが続くとみる。時間足の38.2%戻し81円15銭で下げ止まったが、今日はもう一段の下げ試したとしても50%戻しの80円90銭までとみる。80円台は買いを入れる。

ドル円予想レンジ:81円80銭~80円90銭

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[ユーロ米ドル]ギリシャ不安後退で下げ止まり

(ユーロ米ドル日足)



この日は4日続いた下落がやっと上昇に転じた。1000億ユーロ規模の民間のギリシャ債務交換問題はここにきてやっと解決の糸口がみられたためだ。IIFはこの日ドイツ銀行など12の金融機関が交換に応じることを表明。また、米国ISM非製造業景況指数が予想を大きく上回ったこともありユーロはやっと上昇に転じた。この日の安値である1.3160付近というのは上昇トレンドラインでもあり、フィボナッチの38.2%戻しに当たるレベルでもあることから、これで目先の下げは終わったとみる。今週のECB理事会や米雇用統計まで悪材料が出ない限りもみ合いに入ったとみてよい。上値目標は時価なしフィボナッチの50%戻しの1.3330。

ユーロドル予想レンジ: 1.3330(50%)~1.3150(38.2%)

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[豪ドル円]パラボリックが売りサインに

(豪ドル円日足)



90円の大きなレジスタンスを目の前にオージーはこの日久しぶりに反転し、長い陰線を作った。中国はこの日2012年度の経済成長率を8%から7.5%に引き下げることを発表したことが大きく影響した。また、ドル円も82円を目の前に利食いや実需の売りが出たこともオージー円の上値を抑え込んだ。本日はRBA政策会合を控えその前に第4四半期経常収支が発表される。前回のマイナス56.37億豪ドルからマイナス80.50億豪ドルに大きく赤字が拡大すると予想される。予想以上の赤字拡大となれば再び利下げ期待が高まり思惑からの豪ドル売りが強まると考えられる。日足のパラボリックSARは昨日から売りに転じるサインが出た。目先はボリンジャーバンドの中心線でもあり23.6%戻しの85円付近まで下押しがあるとみる。

オージー円予想レンジ: 87円50銭~86円50銭

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