ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-03

[全般]ギリシャ債務不安の後退とFRBの不胎化

前日にギリシャ債務交換への懸念からリスクオフの動きが強まったがこの日は反発。対象総額の58%相当の国債を保有する投資家が民間部門関与への参加意向を表明した事が背景にある。最終結果は本日8日に出る事になるが、市場には楽観的な見方が広がりリスクオンの動きが強まった。NY時間には米国ADP民間雇用者数が21.6万人増と改善。予想をほぼ一致したが明日の米雇用統計への期待が高まった。また、米紙WSJはこの日FRBが今後数カ月先に景気テコ入れが必要になった時に備え新たな債券購入を行うプログラムを検討していると報じた。いわゆる不胎化量的緩和になる。もし実施されればドル安要因となるが今のところ詳しい内容は示されず市場の反応はない。今日はBOEやECB理事会やカナダ中銀の政策会合といった金利に関する発表が相次ぐ。また、明日は米国雇用統計といったビッグイベントを控え短期的な売買が中心となりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]経常赤字額過去最高に

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20120308_jikanashi.jpg


先ほど発表された日本の1月経常赤字額は過去最高となる4372億円と発表された。予想された3200億円を大きく上回った。また、昨年10-12月期GDPもマイナス0.7%とこちらも予想のマイナス0.6%を上回り円安が強まりドル円は81円35銭に上昇した。前日はギリシャ債務交換への期待感から買い戻しが入っていた流れもありドル円は買いやすい地合いにあったといえる。しかし、81円ミドルからはかなり上値は重くなると見る。昨日FRBは新たなQEとして不胎化の可能性を示したが市場の反応は見られなかった。内容が未だ明確でないためだろう。内容が明らかになってくればドル売りに反応してくることになるため、上値を買っていくのは今日のところは控えたほうがよい。

ドル円予想レンジ:81円50銭~80円60銭

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[ユーロ米ドル]ギリシャ債務交換協議の最終日

(ユーロ米ドル日足)



前日はギリシャ債務交換への懸念が広がりユーロ売りを加速させたが、この日買い戻しが強まった。ギリシャ債務対象総額の58%相当の国債を保有する投資家が民間部門関与への参加意向を表明した事でリスクが後退。ユーロは買い戻しが強まった。本日8日が期限となるが市場には楽観的なムードが高まる。結果が95%以上となれば更にユーロ買いが進むことになるため、その結果前にもう一段の買い戻しの動きが強まると見る。今日はECBの理事会もあり、売買は短期的な動きになりやすいだろう。一目の雲に一旦は割り込んだものの、すぐに反発。結局雲の上で引けた事で下値リスクは大分後退したと見る。

ユーロドル予想レンジ:1.3230[基準線]~1.3090(雲の上限)

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[NZドル円]RBNZ政策金利据え置く

(NZドル円日足)


(NZドル円時間足)

NZD_JPY_20120308_jikanashi.jpg


本日早朝にニュージーランド中銀RBNZは政策金利を過去最低の2.5%に据え置く事を決定。前日にはギリシャ債務交換への期待の高まりからキウイ円は底堅い動きを示していたが発表後は売りが強まった。経済成長の鈍化とクライストチャーチの復興の遅れによりインフレ圧力が低下した事で利上げは先送りとなった。ボラード総裁は声明文でNZドルが上昇すれば追加利上げの必要性はなくなるとしたこともキウイ売りに繋がった。ニュージーランドドルはこの1年間においてはG10の中では最も大きなパフォーマンスを示している事から人気は未だ強いとみてよい。66円を割り込んだところでは買いを入れておきたい。

キウイ円予想レンジ:67円00銭~65円80銭

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