[全般]ドル買い一服感
欧州市場では再びリスクオンの動きが強まった。この日は先週末決定した民間の強制交換の約250億ユーロを含むギリシャ国債1773億ユーロ相当の債務交換が終了したことを好感したことが背景にある。しかし、思ったよりユーロの上昇はなく既に織り込まれていたようだ。結局NY市場にかけてはアジア市場で売られた修正の動きから全般に底堅い動きが見られた。本日は日銀政策決定会合やFOMCを控えて慎重な動きが続く。特にFOMCではQE3の期待が後退すれば更にドル高が進む可能性が高いとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]82円台を固める動き

先週末に発表された米雇用統計の改善からドルは全面高となったことで82円ミドルまで上昇したドル円だが、週明けの東京市場ではその勢いも一服。中国の貿易赤字や金利引き下げの可能性などからリスクオフの動きから円が買われやすい地合いとなった。しかし、欧米市場ではギリシャ債務交換が実施されたことでひとまずギリシャデフォルト懸念が後退したことで安心感が広がりクロス円全般に買いがみられた。今日の日銀会合では先月実施した追加緩和の効果を見極めるとみられることから円売りへの期待は薄くむしろ円買いに反応する可能性が高い。一方、明日の未明に行われるFOMCでは最近の景気回復の兆しを受けQE3への期待が後退すればドル買いに反応するとみられる。結局、これらのイベントを控えドル円はどちらにも動きつらい展開になりそうだ。
ドル円予想レンジ:82円80銭~81円85銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]ギリシャ債務交換完了

先週末にギリシャは民間債務交換に応じなかったものを強制的に削減したことで約250億ユーロの債務支払いを削減した。これを受け週明けのアジア市場ではユーロは軟調な地合いで始まった。しかし、この金額を含めた1773億ユーロ相当の債務交換をこの日完了したことを受けユーロは欧州市場に入り買いの動きが強まった。ユーロ売りは先週の米雇用統計の改善からドル買いが強まったことが大きな要因であり、ユーロ売り材料は今のところ見られない。今日のFOMCでのバーナンキ議長記者会見で米景気改善に関して言及すればドル買いが強まる可能性がある。そうなればユーロの売りが再び強まるとみる。
一目の雲の上限を割り込んでフィボナッチの50%戻しでもある1.30ミドルを試す展開とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3190~1.3050
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[豪ドル米ドル]中国景気減速の影響

週末に発表された中国の2月貿易収支が22年ぶりの大幅赤字に転落したことを受け週明けのアジア市場では豪ドルが売られて始まった。また、中国銀行総裁が預金準備率をもう一段引き下げる可能性を示唆した。これにより中国経済の減速懸念が強まり豪州からの輸入が減速するとの見方から豪ドルはさらに下落した。ただ、今回の豪ドル売りはそれ以上にドル高の動きが大きく影響している。先週末発表の米雇用統計が3か月連続で20万人以上の増加となったことでドル買いが進んだためだ。明日の未明に行われるFOMCではバーナンキ議長が先日行った議会証言と同様に雇用などの改善速度が速まるとの認識を示すか注目。今回の雇用統計の結果に言及するようであればQE3への期待は後退しドル買いに反応することになり豪ドルの上値は重く、前日の安値を再び試す展開とみる。
オージードル予想レンジ:1.0540(雲の上限)~1.0470(38.2%)
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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