ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-03

[全般]ドル金利上昇観測浮上

米国2月のCPIは前月比で0.4%上昇しコアも0.1%上昇となったが予想を下回ったことでドルは全面安となった。10か月ぶりの大幅上昇となったCPIだがガソリン価格が上昇したことがその要因だ。先週FOMCでバーナンキ議長はガソリン価格の上昇により一時的にインフレを押し上げると発言。長短金利もその後上昇に転じている。2014年後半まで異例な低金利政策を継続するといった時間軸を示したFRBだが市場はその時間軸が前倒しするとの観測が高まり始めている。NYダウなど株価の上昇やギリシャデフォルト懸念の後退などからQE3への期待は一気に後退した。一時的なものであろうがインフレ懸念が高まれば今後米国長短金利の上昇はさらに進む可能性は高い。今週は米国住宅関連の指標が相次ぎ発表されることからその動向次第では金利が上昇しドルの底を押し上げることになるだろう。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]85円台を目指す

(米ドル円時間足)


(米ドル円週足)

USD_JPY_20120319_shuashi.jpg


このひと月でドル円は76円台から84円台へと8円余り上昇。特にFOMCで景気見通しを方法修正したことでドル高の勢いが増した。先週はそのスピード調整の動きが強まり高値から1円近く押し下げて83円前半付近で終わった。出遅れた通貨に投機筋は狙いをつけてくるものだ。円高観測が強まっていたドル円は特に買い遅れた通貨だけにまだ上値余地は大きい。昨年の3月に協調介入を実施した後の高値85円ミドルが次の高値の目途とみる。値幅の調整ではなく時間調整が終わった後とみる。

今週のドル円予想レンジ:85円50銭~82円80銭(38.2%)

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[ユーロ米ドル]EFSF規模拡大

(ユーロ米ドル日足)



ギリシャデフォルト懸念後退後ユーロは寧ろ売りが強まった。噂で買って事実で売る典型となった。その後の下落は米国金利上昇によるドル高を背景にユーロを押し下げたが、そのドル高も一服感が広がり週末にかけてユーロは買い戻されて終了。
ユーロ売りの材料で売られたわけではないだけにユーロの底は限定的とみる。今月末のユーロ圏財務相会合では欧州金融安定ファシリティーEFSFとその後継ききんのESMの規模拡大に焦点が集まる。先週一部の当局者が規模を6920億ユーロで合意する可能性があることを明らかにした。今後欧州域内の債務国が危機に落ちいった場合でもこの基金が拡大する事で安心感が広がることになりユーロは底堅い動きが続くとみる。目先ギリシャ問題で売られるリスクは低い。

今週のユーロドル予想レンジ:1.3230(基準線)~1.2950(61.8%)

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[豪ドル円]90円目指し

(豪ドル円週足)


(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20120319_jikanashi.jpg


ギリシャデフォルト危機の後退や米国景気回復への期待からリスク通貨への資金シフトが強まった。ECBが大量の3年物資金供給オペLTROを2回にわたり実施したことなどから市場には余剰資金がだぶついている。世界的な株価上昇や原油価格の高騰などでリスクオンの動きは今後もさらに強まるだろう。その中で資源国通貨であり金利の高い豪ドルは魅力的な投資先であることは間違いない。日本からの本格的な投資、いわゆる円キャリーの動きはまだ始まっていない。目先の天井とみられた88円を先週超えてきたことで短期筋の買いが今週は強まるだろう。ただ、90円という更に大きなレジスタンスが次に待ち構えていることから、ここから買ってもそれ程値幅は期待できない。中期的な保有であれば88円付近で買いを入れても良いが、デイトレではむしろ90円手前では売りで攻める。

今週のオージー円予想レンジ:90円00銭(2011年4月11日高値)87円70銭(23.6%)

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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