[全般]ドルの下落は一時的
先週発表された消費者物価などが予想を下回った事からそれまでの米景気への期待がこうたいしたことが要因とされるが、それは違うだろう。バーナンキ議長の発言以降ドルが急速に上昇した調整の動きと見たほうがよい。そうでなければ今後の展開を読み違える事になる。昨日は対スイスで特にドルは売りが強まった。フランのように出遅れ感のあるものには買いが入り、円など先に売られ過ぎた物には買いが入るという動きは調整の域を脱していないという証しでもある。この調整の動きはそう長くは続かずに再びリスクオンの動きは強まるだろう。今日は日本が祝日という事からアジア市場では動意の乏しい動きになりそうだ。NY市場では2月の住宅着工件数が発表される。前回の69.9万戸から69.5万戸に減少すると予想されるが、許可件数は増加すると予想される。着工件数を重視すればドル売りが更に強まるが、反対に許可件数であれば買いが強まることになる。どちらの数字を市場が重要視するかでドルの調整がまだ続くかどうか判断できそうだ。
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[米ドル円]円売りポジションの増加

シカゴ先物市場の円売りポジションがここにきて急速に増えている事が指摘されている。昨年4月の高値を付けた頃とほぼ同レベルまで膨れ上がった。昨年は米国債務上限問題で米国格付けが引き下げられた事や、ギリシャ債務問題が拡大したことなどからドルは急落した。今回は、寧ろギリシャデフォルト懸念が後退し米国景気回復への期待が高まる中でドルが買われている。また、円も日銀の追加緩和などや経常赤字の拡大で売られやすい状況が続いている事から、円売りの流れは今後も変わらないとみたほうがよい。依然として市場には円高への恐怖感が漂っているからこそ下がりにくくなっている。調整のドル売りはそんなに続かずに下値はかなり浅いとみる。今日は日本の祝日のため値動きは限られだろう。
ドル円予想レンジ:83円80銭~83円00銭
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[ユーロ米ドル]90日線を上抜け

懸念されたギリシャのクレディットデフォルトスワップCDSの清算入札が無難に消化された事を受けユーロは上昇。先週後半にはドル売り戻しの動きがユーロの底を上げたがこの日はユーロ自体の材料で買われたことになる。90日移動平均線の位置する1.3155を超えて20日線の1.3265まで付けるなど目先のショートが切らされた。ドルの売り戻し調整はそろそろ終わり再び買いの動きが強まればユーロは下落に転じるだろうが下げ幅も限定的となりそうだ。昨日はスイスフランに対してユーロ買いが強まったがこれも短期のポジション解消はほぼ終わったと見る。今日の安値は90日線のレベルである1.31ミドル付近とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3250~1.3150
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[豪ドル米ドル]中国への期待

先週中国が成長目標を引き下げた事で豪ドルは売りが加速した。RBAのスティーブンス総裁は中国のGDPが10年後に米国と肩を並べるだろうと発言。中国のある程度の原則はインフレを抑制し経済成長をより持続可能な軌道に戻すのに必要だとした。ここにきて豪州失業率など悪化しているにもかかわらず金融政策を据え置いた背景には中国期待があるとみてよい。目先は米ドルの金利上昇による豪ドル売りは強まるものの豪ドルの魅力は高く、下げたところでは買いが並ぶだろう。一目の雲の上限に沿った動きはまだ続くとみるが、フィボナッチ50%の1.06ミドル付近は雲の上限でもあり一旦は利食い売りを入れる。
オージードル予想レンジ:1.0650~1.0580
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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