[全般]高値圏からの調整
ギリシャの大量償還が無難に終了したことや、ギリシャ政府が第2次救済を受けるための法案を可決したことで安心感が広がった。欧州時間にはドイツとポルトガルの入札が好調な結果となったことなどから更に上昇した。しかし、スペインの財政再建をめぐる懸念などから再びユーロ売りが強まり押し戻された。NY時間に入り米2月の中古住宅販売件数が発表されたが前日に続き予想を下回ったことから悲観的なムードが強まった。また、バーナンキ議長がガソリン価格の上昇により短期的に見て成長が減速する恐れがあることを指摘したことや欧州金融経済状況は依然厳しいとの認識を示した。NYダウや10年物国債などもこれまでの急激な上昇に対する調整の動きがみられクロス円などの売りも見られた。今日は新規失業保険申請件数や景気先行指標などが発表されるが、悪い材料に反応してくるとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[米ドル円]84円台でダブルトップ

連休明けの東京市場でドル円は同意の乏しい動きに終始。欧州時間に入るとドルは全面的に買いが強まる中ドル円は3月15日以来の84円台をつけに行った。しかし、前回の高値である84円16銭までは届かずに押し戻された。NY市場に入ると中古住宅販売件数が予想を下回ったことや、バーナンキ議長の米経済に対する悲観的な発言などからリスクオフの動きが強まった。クロス円の下落が強まると円買いが進みドル円は83円前半まで下落した。目先的には84円台でダブルトップを形成したことから今日は底値を探る展開になりそうだ。日本の貿易収支が発表されるがそれ以上に米国の経済指標次第では83円を割り込む場面もありそうだ。82円台は絶好の買い場とみる。
ドル円予想レンジ:83円80銭~82円80銭(61.8%)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[ユーロ円]111円台で長い上髭

ギリシャ政府が第2次救済を受けるための法案を可決したことやドイツとポルトガルの国債入札が順調な結果で終わったことなどから市場には安心感が広がった。ユーロは昨年10月末に日銀が介入した直後の高値に迫る111円ミドル付近まで上昇した。しかし、その後スペインの財政再建をめぐる懸念が高まったことを機会に売りに転じた。また、NY時間に発表された中古住宅販売件数が前日の新築住宅販売に引き続き予想を下回ったことで更にユーロが下落。また、バーナンキ議長の米経済に対する悲観的な発言などからリスクオフの動きが高まりドル買いユーロ売りが出て結局この日の安値110円04銭まで押し戻された。日足のローソク足は長い上髭が伸びた陰線が天井で現れたことで目先天井を付けたとみる。
ボリンジャーバンドの中心線でもありパラボリックのSARが108円に位置する。このレベルは超えることはないとみるが、一旦は本邦の輸出企業などの売りが重石となり下値を探る展開とみる。
ユーロ円予想レンジ:110円80銭~109円00銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
[NZドル円]GDP前期比0.3%増加

朝方発表されたNZランドの第4四半期GDPは前期比で0.3%増加した。予想の0.6%を下回ったことでキウイ円は68円台から67円ミドルまで下落した。19日の高値69円12銭を天井に利食い売りなどが中心となり下落に転じている。円キャリーの動きはまだ本格化していないとみられることから大きな下落はないだろう。ボリンジャーバンドの中心線が先ほどの安値と同レベルの67円50銭にあり一旦は跳ね返されたが売りの圧力はまだ続いているとみる。ボリンジャーの下限でもありフィボナッチの38.2%でもある65円60銭付近まで今週中に押し戻される可能性が高いとみる。そのレベルでは買いを仕込みたい。
キウイ円予想レンジ:68円00銭~66円80銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |