ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-03

[全般]バーナンキ議長発言でドル安

先週は住宅関連指標が予想を下回る結果となったことを受けドルは調整の売りが強まった。しかし、週明けの東京市場ではその調整もそろそろ終わるとの観測もありクロス円などの買い先行で始まった。しかし、依然として調整の動きは続き上値では売りもみられるなど同意の乏しい動きとなった。欧州市場でドイツの3月Ifoが予想を上回ったことがほとんど反応はなくむしろ上値は重かった。その後ユーロはEFSFとESMの二つの救済基金の統合に合意するとの期待が強まった。ドイツのメルケル首相がEFSFとESMの平衡稼働案を支持したとの報道を背景にユーロの底を押し上げた。NY時間に入るとバーナンキFRB議長が講演で依然厳しい米雇用改善のため緩和継続し景気を加速させる必要があるとの見解を示した。これを受けドルは全面安となりNYダウは大きく上昇。リスクオンの動きがその後強まりリスク通貨を中心に買いが強まった。前回の議長発言から上昇し始めた長期金利やドル高を抑える結果となった。目先は米国景気、特に雇用と消費関連の動向を見極める必要があり、それまでは暫く探り合いが続くとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]82円を底に上値の機会を伺う

(米ドル円時間足)



先週末にドル円は一時82円を片足割り込んだがその後買い戻しが入り辛うじて82円台で引けた。週明けの東京市場では82円付近レベルで本邦輸入企業からの買いも見られ底堅い動きで始まった。欧州市場ではドイツがEFSFとESMの併合を認めるとの報道から円売りドル売りが強まりドル円は一時83円をワンタッチ。しかし、NY時間にはバーナンキ議長が雇用改善のためには今の緩和政策を継続する必要があるとの見解を示した。これを受けドル円は短期の損切を巻き込み83円60銭まで下落したが寧ろ安値では買いが並んだ。
82円を割り込むと弱気に転じるとみたが何とか踏みとどまったことで次は上値を狙う機会を探す番だ。目先83円で抑えられたためこのレベルでは短期筋の売りは並んでくるとみるが83円台に乗せるのは時間の問題とみる。ただし、維持するのは未だ難しく本格的に買いが入るにはもうしばらくもみあいの時間が必要だろう。

ドル円予想レンジ:83円30銭(61.8%)~82円50銭

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[ユーロ米ドル]ドイツの歩み寄り

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル4時間足)

EUR_USD_20120327_4jikanashi.jpg


先週は週末にかけて買い戻しが強まって終わったユーロだが週明けのアジア市場では再び売りが先行して始まった。その後も売りが止まらず1.32を割り込むなどこの日の安値を付けた。欧州市場に入りドイツのメルケル首相がユーロ圏の安全網の強化を指示することを明らかにした。30日に行われるユーロ圏財務相会合で合意される見通しとなったことからユーロは上昇に転じた。また、NY時間に行われたバーナンキ議長の講演では雇用を促進するためには金融緩和を継続する必要があるとの見解を示したことでドルは急落。ユーロは対ドルでこの日の高値1.3367まで買われてそのまま高値圏で引けた。今日も買いの勢いは残っていることからもう一段の上値を試しに来るとみるが、上値余地はそれほどないとみる。日足の下降トレンドが上値を抑えておりフィボナッチの78.6%戻しが1.3380レベルにありそろそろ売りを入れるレベルに近づいたとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3380~1.3250

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[豪ドル円]ヘッドアンドショルダー

(豪ドル円4時間足)



短期的にダブルボトムを形成したことで底堅さが意識されたこともあるだろう。週明けのアジア市場では買いが先行して始まった。欧州市場では30日に始まるユーロ圏財務相会合で金融安定網の拡充で合意するとの観測が高まり安心感からの豪ドル買いが強まった。また、NY市場ではバーナンキ議長が緩和政策の継続を強調したことからドル売りが強まった。特にリスク通貨の豪ドルで売りが強まりオージー円に買いが集まり87円35銭まで買われ高値圏での引けとなった。ダブルボトムは付けたものの、今度はヘッドアンドショルダーを形成しつつあり上値もそろそろ近いとみる。3月初旬に付けた88円付近が左肩で88円55銭を頭に右肩は再び88円付近では売りが待っているとみる。88円手前からは売り上がるつもりで攻めてみる。

オージー円予想レンジ:88円00銭~86円80銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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