ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-05

[全般]雇用統計を控え方向感乏しく

この日はECB理事会が開催されたが、発表前には追加緩和への思惑が高まりユーロは下落傾向が強まった。欧州時間に入りスペイン国債入札で入札限度額を上回ったものの、市場の反応は弱くユーロは上値の重い展開が続いた。注目のECB理事会では1%の政策金利は据え置かれ追加緩和の示唆もなかった。ドラギ総裁は景気下振れリスクが依然として残るとしたものの、基本は穏やかな回復を維持し金利は緩和的であるとした。インフレは依然ECBの政策目標を上回るもので、かじ取りは非常に難しい状況から結局手を出せなかったということだろう。ただ、市場は思惑で売り過ぎた分買戻しが入りこの日のユーロは往って来い。NY市場では新規失業保険申請件数が予想を下回ったことでドルは上昇したが、その後発表のISM非製造業景況指数が予想を下回ったことでドルが売られる往って来い。結局今日の米雇用統計発表を控え短期的な投機の動きに終始。今日の雇用統計の結果は今後のドル相場の方向を示すものになりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]80円台前半で神経質な展開

(米ドル円時間足)



前日に80円割れを前日のNY市場で試しに行ったものの失敗したことでこの日はドル売りに慎重な動きで始まった。80円前半のもみ合いが続いたがECBが追加利下げへの思惑が高まりドルが上昇。NY時間に入り新規失業保険申請件数が予想を下回る好結果となり一時80円53銭まで上昇。しかし、その後発表されたISM非製造業景況指数が予想を下回ったことで再び売りが強まりこの日も前日に引き続き往って来い。結局短期筋を中心とした動きが続いた。今日発表される米雇用統計の結果で今後のFRBの金融政策の方向性を掴むことができるか注目。それまでは80円前半は底堅く推移するとみる。

ドル円予想レンジ:80円70銭(61.8%)~80円00銭

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[ユーロ米ドル]ECB苦しいかじ取り

(ユーロ米ドル日足)



この日開催されるECB理事会を控え市場はドラギ総裁が追加緩和策を示唆するとの思惑が高まりユーロは軟調な地合い続いた。欧州時間にはスペイン国債入札が目標上限を上回ったが市場の反応は弱かった。また、ユーロ圏3月PMIが+3.3%と予想の3.4%を上回ったものの6か月連続で低下したことでユーロの上値は抑えられた。ECB理事会では政策金利を1%据え置きが予想通り決定。その後のドラギ総裁記者会見では利下げの討議はなかったと発言。現行の政策金利は依然として緩和的で年内の穏やかな景気回復の見通しを示した。一方でスペインや欧州リセッションのリスクが残ることや、今年の物価上昇率が政策目標を上回るとした。結局リセッション回避の利下げと物価抑制の利上げの両方が必要とされることから手が出せなかったとみる。ユーロは結局買い戻されて終わりこの日は往って来い。未だに方向感を見いだせず目先もレンジ内での動きが続くとみる。今日は米雇用統計が発表されるが、昨日の下値を確認したことから下落のリスクは低いとみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.3250~1.3090(前日安値)

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[豪ドルNZドル/NZドル円]失業率悪化

(豪ドルNZドル日足)


(NZドル円日足)

NZD_JPY_20120504_hiashi.jpg


この日発表されたニュージーランドの第一四半期失業率が6.7%と予想された6.3%を大きく上回り2010年以来の高水準となった。これによりRBNZが今年の政策金利を過去最低水準に据え置く可能性が高まった。1日に豪州が0.5%の利下げを決定したことを受けオージーキウイが一時的に売り込まれたものの、上昇トレンドは継続。今回の失業率の上昇によりこの動きは更に続くとみる。キウイ円の日足一目では雲の下限を大きく下回ったことで米雇用統計前にもう一段の下値を探る展開とみる。しかし、週末ということもありNYの引けにかけては再び雲を目指した動きになるとみる。

キウイ円予想レンジ:65円00銭~63円70銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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