[全般]スペインやギリシャへの懸念深まる
ギリシャで連立政権樹立への交渉が難航し、ユーロ圏からの離脱の可能性が高まるとの懸念が高まる。また、スペイン政府が大手金融機関であるバンキアの親会社を一部国有化するとの報道から欧州債務危機再燃への懸念が高まりユーロ売りが加速。リスク回避の動きが強まるとドルや円へ資金が逃避。ギリシャやスペインの国債を売って米国債を買う動きが活発となった。クロス円もユーロ円の下落を中心に円が全面高となったことでドル円も70円ミドルを割り込む場面も見られた。今週は特に目立った米国経済指標発表もなく欧州問題に市場は敏感に反応し過ぎているようにみえる。この問題は簡単に決着するものではなく、市場の不安を払しょくするのは難しい。主要なクロス円のほとんどが重要な下値サポートを抜けてきたことで投機筋は更に売りを強めてくるとみる。今日はバーナンキ議長の講演が行われ、前回の雇米用統計の結果を受け追加緩和の可能性を示唆するか注目。
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[米ドル円]79円前半を試す展開

ギリシャの連立政権樹立へ向けた交渉が難航し、政局混乱が続いていることからギリシャのデフォルト懸念が再燃。更にスペインの大手銀行リスクが高まったことでリスク回避の動きからクロス円を中心に円が全面高となった。ドル円は前回の安値を下回り79円41銭まで下落した。安全通貨としてドル買いの動きも強まることからドル円の下げ足は遅いものの上値は重く、今日も下値を試す展開は継続するとみる。ただ、日本の貿易赤字や日銀の追加緩和の動きからこれまでのような一方的な円高はないとみる。79円ミドルから下には買いの需要が高まるだろう。ただし、このレベルで買いを入れたとしてもそれ程大きなリターンは見込めない。投機筋が再度79円割れを試し、失敗した時にはその反動を狙って買いを入れ、ストップは129円10銭に置く。
ドル円予想レンジ:79円90銭~79円15銭(61.8%)
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[ユーロ円]スペイン金融不安拡大

ギリシャ総選挙後の政局混迷を受けギリシャがユーロを離脱するとの話が再びささやかれ始めた。更に、スペイン政府が大手金融機関バンキアの親会社BFAを一部国有化することを発表したことで欧州債務懸念が拡大。スペインの株価は8年7か月ぶりの低水準となり10年国債も6%台に乗せるなど金融不安が拡大。ギリシャ問題に加えスペインの金融システムへの懸念が高まったことでユーロはドルや円に対し下落。また、ユーロ圏諸国はギリシャへの支払い延期を協議していることが伝わると更に売りを加速させた。
しかし、その後EFSFによるギリシャへの394億ユーロの支援のうち52億ユーロを8月末までに支払うことが確認されたことで買戻しの動きが活発となった。ギリシャは来月にも再選挙を行うことになるが、国民が離脱を望むかどうかこの時点では全く分からない。ユーロの下落リスクは今日も続くとみるが、移動平均線では200日線を90日線が下から上に抜けるタイミング近づいている。下落も最終局面に近いとみる。
ユーロ円予想レンジ: 103円40銭~102円30銭(61.8%)
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[ポンド円]BOE政策会合を控え

他の通貨に比べポンドの動きが大きくデイトレーダーにとっては狙わない手はない。
キャメロン首相は英国経済が危険に直面しており成長促進に向け一段と努力する必要があると述べた。お隣のフランスでは大統領選挙で新大統領が誕生しドイツとの関係に不透明感が漂う。また、ギリシャのデフォルト懸念が再び台頭するなど不安定材料が多い中で今日はBOEの金融政策決定会合が開かれる。政策金利は0.5%を据え置くものの資産購入目標額をこれまでの3250億ポンドを上回る可能性があり、ポンドの下落リスクは高いとみる。昨日の安値127円80銭を下抜きボリンジャーバンドの下限でもありフィボナッチの38.2%にあたる127円30銭を目指す展開とみる。上値は昨日の高値128円80銭付近とみてそのレベルでは売りを入れていく。
ポンド円予想レンジ:128円80銭~127円30銭(ボリンジャー下限、38.2%)
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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