ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-05

[全般]各通貨の材料で反応

ギリシャの政局は依然として混迷を極める中で、その他の国の材料に市場は細かく反応を示した。
アジア時間の早朝に発表された豪州の雇用統計では雇用者数は予想を上回り失業率も低下。これを受け豪ドルが大きく上昇した。ところが、その後発表された中国の4月貿易収支が予想を上回ったものの輸出が下回ったことで豪ドルの利食い売りが出て下落。また、日銀の白井委員が日銀の金融緩和姿勢を強調する発言でドル円は底堅い動きに推移。ロンドン時間にはBOEが政策金利を据え置くとともに資産購入枠を維持するとし、量的緩和をいったん停止することを決定した。これを受けポンドは大きく上昇した。NY時間には新規失業保険申請件数が前回よりも1000人減少したことで米国雇用状況が好感されドルが上昇した。注目されたバーナンキ議長の講演では特に雇用に関する話はなく、市場の影響は限られた。ギリシャの連立政権樹立が混迷し来月にも選挙が実施される可能性が高まる中で、個別の材料で市場は動き始めている。今日は中国消費者物価指数や小売売上など豪ドルに影響しそうな重要な指標が発表される。また、欧州時間には経済見通しが発表され、NY時間には生産者物価指数や消費者信頼感指数などを控える。小さな変化でも市場は反応しやすく、週末ということもありドルやユーロのポジション調整のきっかけになりそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]ドルの買戻し

(米ドル円日足)



日銀の白川委員が追加緩和は日銀のゆるぎない姿勢を表すものであると発言。また、この日発表された昨年の日本の経常黒字が15年ぶりに低水準となった。一方で、海外直接投資が10兆円超となるなど外貨買いが円安を後押しするとの見方が広がった。ギリシャ政局の混迷は依然として残るが、この日は豪ドルを中心にリスク回避の動きが後退しドル円は底堅い動きとなった。今日の10時半に発表の中国経済指標の結果次第ではオージー円の動きがドル円に大きく影響することになるだろう。ただし、ドル円の値動きは限られ、もみ合い継続とみる。一目の雲の中に突入して今週が終われば来週は上値を試しに行きやすくなる。

ドル円予想レンジ:80円30銭(38.2%)~79円60銭

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[ユーロ米ドル]雲のねじれ

(ユーロ米ドル日足)



ギリシャ政局の混乱やスペインの金融機関不良債権問題などがユーロの重いしとなっているものの、下げ足は何とか1,29前半で押し留まった。ギリシャへのEFSFによる融資が一部実施されたことでデフォルト懸念は後退した。一先ず悪材料は出尽くした観もあり、ここからは寧ろ連立政権への期待など、ギリシャ離脱を回避する材料に反応しやすいとみる。
今日は一目の雲のねじれが生じる日でもあり、これまでの下落に変化がみられるか注目。逆に、下げ足が更に強まることもありユーロ買いを入れたとしても損切はタイトにしておきたい。1.29ドルを下回るようであれば一旦あきらめる。戻し高値は今週の高値付近でもありフィボナッチの38.2%戻しにあたる1.3050とみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.3050(38.2%)~1.2910(前日安値)

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[豪ドル円]中国経済指標に注目

(豪ドル円日足)



朝方に発表された豪州4月雇用統計では雇用者数が1万5500人増と予想の5000人減を大きく上回った。また、失業率も前月の5.2%から4.9%に低下したことを受けオージーは対ドル対円で大きく上昇した。その後発表された中国貿易黒字が予想を上回ったものの輸出が予想を下回った。今後、豪州からの輸入が減少するとの観測から発表後に豪ドル売りが強まったものの、その後も買いが続いた。しかし、NY市場に入ると徐々に売りが強まり引けにかけて再び上昇前のレベルまで押し戻された。今日の10時半には中国の消費者物価など重要な指標が相次いで発表される。予想を下回るようであれば前日に付けた今年最安値である79円70銭を再度試す展開とみる。ギリシャ問題など欧州不安が残ることからリスクを取るには時期尚早とみる見方が市場にはある。下落リスクに注意しながら短期的には80円割れに買いを入れてみる。

オージー円予想レンジ:80円80銭~79円80銭

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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