ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-05

[全般]見通しの立たないギリシャ政局

決着が持ち越しとなったギリシャの連立政権で市場の不安感は為替やコモディティー、そして世界の株価が全面安となるなどリスクオフの動きが強まった。
14日までに決着がつくと思われたギリシャ連立樹立への調停は再び今日に持ち越された。
17日の議会招集までに見通しが立たなければ再選挙は避けられない状況となった。決着がつかないままずるずると長引くことで市場の不安は更に深まる。ここ数年のように、この時期を境に株価やドル円などが下落に転じるとの不安が広がり始めてきた。スペインやイタリア国債利回りが上昇し米国債に資金が流れる構造が更に強まりドル買い円買いの動きが強まった。NY市場でもチェースの巨額デリバティブ損失も20億ドルから40億ドルに拡大したことで米国金融機関への監視が強まるとの観測が高まった。NYダウの下落も漠然とした市場の不安心理を表すものだ。普段ならこのような材料がここまで市場の注目を集めることはない。ギリシャ問題が長引けばそれだけ不安心理は高まることになる。今日から始まるユーロ財務相理事会でのギリシャ支援について協議され、フランスのオランド新大統領とメルケル首相の会談が開かれる。今のギリシャ状況下では市場の雰囲気を変えることは難しいとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]にらみ合い継続

(米ドル円日足)



週明けの東京市場ではギリシャ連立樹立への調停の期限が来ることからドル円は買い先行で始まった。欧州市場が始まると一時80円8銭まで上昇。しかし、ギリシャ連立協議は失敗に終わり調停は今日も継続する。決着が長引くほど市場にとってはギリシャ問題が欧州債務国へ波及するとの不安が更に高まり、リスク通貨を売ってドルや円の買う動きが強まることになる。その力は均衡しておりドル円は80円を挟んでの攻防がこのままギリシャ問題の決着がつかない限り継続することになる。昨日は79円ミドルで買いを入れるつもりがそれさえもつかなかった。今日は80円手前で売りから入り79円ミドルで利食いを入れる。

ドル円予想レンジ:80円10銭~79円50銭

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[ユーロ米ドル]ユーロじり安の動き

(ユーロ米ドル日足)



ギリシャの連立協議はこの日で決着するかと思われたが結局結論は出ずに調停は今日も継続することになった。17日の議会招集までに見通しが立たなければ再選挙は避けられない状況だ。ずるずると長引けば市場の不安心理は拡大する一方だ。スペインの10年債利回りは6.3%まで上昇しイタリア国債も売られた。過去2年にはこの時期から欧州不安が拡大したことのイメージが再び湧き上がる。市場のユーロ売りポジションはかなり積み上がってきたことから、そろそろショートカバーが入ってきてもおかしくない。しかし、そのタイミングとなる好材料が昨日もなかった。今日は独仏首脳会議やEU財務相理事会が開かれる。市場のセンチメントが変わる力は今のところ厳しい。一旦はショートカバーが入ってもすぐに売りに回りそうだ。

ユーロドル予想レンジ:1.2900~1.2750

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[豪ドル米ドル]リスク回避と利下げ期待

(豪ドル米ドル日足)



強いサポートとみられた1.0のパリティーをこの日はいとも簡単に下に抜けてきた。
週明けから中国の預金準備率の引き下げなどから中国景気減速への懸念や、ギリシャの連立協議が難航していることから豪ドルの売りが先行して始まった。また、RBAのロウ副総裁最近の利下げについて豪ドル高で苦しんでいる非鉱業部門のテコ入れをするうえで効果があるとの認識を示した。欧州リスクが高丸状況下で市場は豪ドルの下落容認となるこの発言に敏感に反応。中国も今月中に更なる追加利下げの可能性が高いとの観測もありオージードルは1.0のパリティーを割り込んできた。ポジション的には短期筋のショートが1.0手前で作り始めているとみられ、買戻しの動きが入りやすいとみる。しかし、ギリシャ情勢はまだ不透明な状況は変わらず、もう一段の下げがあるとみる。

オージードル予想レンジ:0.9990~0.9900

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