[全般]EU首脳会議と日銀政策会合
大手格付け機関のフィッチは日本の格付けをA+に引き下げ見通しをネガティブとした。しかし、市場の反応はほとんどなく寧ろ円安の動きが強まった。日本当局者が円高に対し必要なら行動するとの発言などから日銀の追加緩和への期待も同時に高まったためだ。また、この日はパパデモス前ギリシャ首相がギリシャのユーロ離脱準備が検討されているとの発言で再び欧州リスクが高まりユーロが下落。NY時間に発表された米中古住宅販売件数が高水準に上昇したことでNY株式市場が堅調に推移していたが、この発言で再び下落。リスク通貨のオージーなどの売りが強まった。今日は日銀政策会合やEU緊急首脳会議を控え荒っぽい動きは継続するとみる。
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[米ドル円]日銀政策会合を控えもう一段上昇も

フィッチが日本の格付引き下げを発表したことでの影響は為替市場ではそれ程なかった。既に昨年S&Pやムーディーズが引き下げていたこともあった。しかし、それに対し安住財務相や日本の財務省幹部が円高への取り組みを改めて示したことで円安の流れが加速。本日の日銀政策決定会合では前月に既に追加緩和を実施した効果を見極めるため追加緩和は見送るとみられる。しかし、一部海外勢の中では円高阻止のための追加緩和期待が高まり円売りを仕掛けるところも見られた。昨日のドル円の上昇は先週の米国フィラデルフィア製造業景況指数が悪化したことで下落した窓埋めとみる。今日は日銀政策会合を挟んで、その時の下落前のレベルでもあり76.4%戻しでもある80円20銭を試す展開とみる。
政策を据え置かれれば一旦は利食い売りで押しもされるとみるが、底値は切り上がっている。
ドル円予想レンジ:80円50銭~79円60銭
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[ユーロ円]ギリシャの離脱準備始まる


アジア市場ではG8やドイツ財務相などからギリシャのユーロ圏残留を望む声が強まりユーロは堅調な地合いで推移。また、本日から開催されるEU緊急首脳会議ではユーロ圏共同債の発行について話し合われ、その期待の高まりからの買いもみられた。しかし、潜在的なリスクがくすぶる中、NY市場の引けにかけて再び売りが強まった。
ギリシャのパパデモス前首相が「ギリシャのユーロ離脱準備が検討されている」との発言でユーロ不安が再び拡大した。これで目先のユーロ買い持ちポジションが大分解消されたこととみるが、不安は依然残る。今日からEU緊急首脳会議ではユーロ圏共同債について話し合われたとしても、ドイツの抵抗も強く簡単にはまとまることはないだろう。失望感からもう一段のユーロ円下落もありそうだ。また、日銀の政策会合でも据え置きとなればドル円の売り圧力でユーロ円は上値を抑えられることになる。しかし、これらは想定内のことで、最終的に下げたところでは買いを入れていく。
ユーロ円予想レンジ:102円10銭(SAR)~100円90銭(61.8%)
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[ポンド円]窓を埋める動き継続


先週末に急落したポンド円の窓埋めの動きが強まっている。OECDが昨日、英経済見通しで成長は期待外れだがBOEの景気刺激策が適切な力強い支援を提供しているとの見解を示した。今年上期の成長は弱いが、その後はインフレ鈍化で所得や消費が拡大する見通しを示した。その後発表された米4月の財政収支が138億ポンドの赤字となり前月より悪化。IMFは英国経済には一段の追加緩和が必要だとした認識を示した。しかし、ポンドの下落は一時的で買いの勢いは止まらない。先週の下落幅を埋めようとする反動は続いている。NYの引けにギリシャ離脱準備の話から押し戻されたものの底は切り上がってきている。上値は一目の転換線が位置し、フィボナッチの61.8%でもある126円80銭付近が目途とみる。
ポンド円予想レンジ:126円80銭(61.8%、転換線)~125円60銭
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
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