[全般]EU首脳会議への思惑交錯
前日の短期債に引き続きイタリア国債の5・10年国債入札が実施された。総額54.2億ユーロと目標上限額の55億ユーロに届かず、平均落札利回りも昨年11月以来の高利回りとなった。EU首脳会議への期待の低さを示すものだが。また、ドイツの失業率も予想を下回ったことでユーロは欧州市場に入り急速に値を下げた。その後、WSJ紙がジョイブル独財務相の発言としてドイツが共同債の容認に向けて予想よりも早く行動する用意があると報じられたがすぐに否定された。コット独財務相報道官はドイツの姿勢は何も変化していないと言明したことでユーロ売りが進んだ。EU首脳会議では1200億ユーロ規模の成長雇用協定を承認。また、銀行同盟創設に合意を目指すとしたが債務危機対策を巡り意見がなおも対立している。メルケル首相はこの日の会見をキャンセルするなど危機対策に対する進展に疑念は高いままだ。市場の期待が低いだけに、今日のEU首脳会議の結果で何らかの進展が見られればユーロの買い戻しが強まりリスク回避の動きも後退することになる。来週からは下半期が始まることもり注目される。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]リスクイベントによる円買い

昨日から始まったEU首脳会議でではスペインやイタリアを直ちに支援する策を最優先で協議されている。ユーロ共同債への思惑が飛び交うものの問題は足元の不安をどう抑えることができるかだ。しかし、市場の期待は低く昨日はリスク回避の動きが強まりクロス円を中心とした円買いが強まった。ドル円は週初に付けた安値79円22銭と同レベルまで売り込まれた。EU首脳会議での期待の低さからここまで売られただけに、予想通りの結果であればここから更に売り込まれるリスクは低い。寧ろ、何らかのドイツの歩み寄りが見られればドル円の買い戻しが強まるとみる。
ドル円予想レンジ:79円80銭~79円20銭(76.4%)
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[ユーロ円]EU首脳会議への期待が後退


EU首脳会議ではドイツがユーロ共同債の容認に向け予想より早く行動するとの報道が流れた。しかし、すぐにその報道は否定されるなど会議への思惑が交錯。スペインやイタリアといった足元の不安を打ち消すべく、直ちに支援する策を最優先で協議されているとされる。しかし、市場の首脳会議に対する期待は後退しユーロは既に売り込まれた。今日の会議後の結果で少しでもドイツの歩み寄りが見られるようであればユーロは少なくとも昨日の下落前のレベルである99円ミドルまで戻すとみる。予想以上に何らかの結果が出れば100円付近までの戻しも期待できる。
ユーロ円予想レンジ:99円60銭(38.2%)~98円30銭(前日の安値)
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[豪ドル円]雲の下限に沿った動き継続


早朝に一時80円ミドルまで買われたことで底堅い動きとみられたが欧州市場が始まると一転。EU首脳会議への期待が後退したことやイタリア国債入札が不調に終わったことなどからリスク回避の動きが強まった。
NYの午後になるとメルケル首相が記者会見をキャンセル。EU首脳会議ではドイツが歩み寄り何らかの合意がされるのではといった期待が高まりオージーの買い戻しも入った。しかし、この動きは続かず再び期待が後退し上値の重い展開で引けてきた。EU首脳会議で予想通りの結果となったとしてもここから大きく下落するリスクは低い。目先は雲の下限に沿った動きが続き上値も重い。しかし、来週からは半期の始まりとなることから再び買いのチャンスを伺うことになるとみる。
オージー円予想レンジ:79円30銭(6月25日安値)~80円00銭
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[全般]欧州不安と米国景気期待
昨日はメルケル独首相とオランド仏首相がEU首脳会議を前に話し合いが行われた。銀行監督に関しては双方の歩み寄りが見えたがユーロ共同債の発行に関しては依然独仏の溝は埋まらなかった。市場はこの辺の結果に関しては既に織り込んだことになり、少しでも今後ドイツが歩み寄る姿勢を示すようであれば好材料として捉えることになる。注目はスペインの銀行に対する資本注入に関し、IMFの主張通り政府を介さずに直接資本注入を行うようであればユーロの買戻しは強まる。従って、明日まではユーロに関しては大きくポジションを傾けにくい。一方、NY時間に発表された米中古住宅販売や耐久財受注が予想大きく上回る好調を示したこと。欧州問題解決への期待は後退したものの米国経済は特に住宅市場の回復期待は強く市場には安心感が広がった。ユーロの下落が一服したこともありドル買いの勢いは強い。今日からのEU首脳会議の結果待ちということや月末で半期末ということもあり今日はレンジ取引に徹する。
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[米ドル円]ドルの底堅さ

今日から始まるEU首脳会議を前に独仏首脳の話し合いが行われた。結局ドイツが依然としてユーロ共同債に否定的な姿勢を崩さないことから欧州債務危機解決に向けた具体策は示されないとの観測が多くみられる。ユーロの下落はここにきて落ち着いたことで市場の注目は米景気に移った。昨日の中古住宅販売や耐久財受注が予想を上回ったことで米景気への期待が高くドルは全般に底堅い動きとなった。クロス円もリスク回避からの動きも一部後退したこともあり今日はもう一段の上値を試す展開とみる。61.8%戻しの80円10銭を上値目標とする。今日の米国GDPや新規失業保険申請件数が好調な結果を示せばチャンスはある。
ドル円予想レンジ:80円10銭~79円40銭
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[ユーロ円]ユーロ下落リスクの落ち着き


今日から始まるEU首脳会議を前に独仏首脳が直接話し合いを行った。結果的に共同債発行に関してドイツとの溝は埋めることができなかったものの、銀行監督などEUの機能を段階的に埋めていくことで合意。一先ずユーロ売り材料は出尽くしたとみる。来週のECB理事会では利下げ観測が高く、利下げは寧ろ欧州景気回復を促すものとしてユーロ買いに反応しやすくなってきた。今日のNY時間に発表される米景気指標が予想を上回るようであれば市場のリスク回避の動きが和らぎユーロ円の買いにつながるとみる。先週からのレンジの下限となる98円75銭付近を下回る材料は出にくい。寧ろ、キプロスへの支援やスペイン銀行支援など上値を試す材料が出やすいとみる。
ユーロ円予想レンジ:99円90銭(38.2%)~98円75銭(先週安値)
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[豪ドル円]雲の下限でもみ合い


EU首脳会議では特に即効性のある欧州危機回避への道筋が見えにくい。欧州問題によるリスク回避の売りは既に先週末に織り込んだ。少なくとも明日のEU首脳会議結果が出るまでオージー円を売る材料は少ない。雲の中で昨日は引けてきたことで今日はもう一段の上値を試しやすくなった。ただし、月末であり半期末ということから投資家の動きには期待できないことから上値も限られるだろう。80円付近から買いを入れ、利食いはフィボナッチの61.8%戻しにあたる80円70銭付近を目指す。
オージー円予想レンジ:80円70銭(61.8%)~79円80銭
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[全般]ユーロ独歩安
EUのファンロンパイ大統領は銀行同盟や財政同盟の設立を提案した。ユーロ圏共同債に関しては中期的な目標に留めた。しかし、個別の実行時期に関してはあいまいな状態であり市場は実効性に対し懸念が高まった。また、ドイツのメルケル首相は債務共有化に対しユーロ圏で実現するとは考えないとするなど不満を示した。市場は明日から始まるEU首脳会議での欧州債務危機解決への期待が後退しユーロはこの日独歩安となった。スペインやイタリア国債の入札も目標額を達成したものの調達コストの上昇や応札倍率の低下などで長期債利回りが上昇した。
一方、NY市場ではケースシラー住宅価格指数の低下率が1.9%と2010年以降最少となったことで住宅市場の回復基調が改めて示された。全般にはリスク回避の動きが後退するなかでユーロへの不安だけが高まっている。ただ、EU首脳会議が始まる前にこれだけ期待感が低下していることから、寧ろ織り込んできたことからユーロ下落もそろそろ終盤に近いとみる。
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[米ドル円]雲から押し戻される


日本の消費税増税法案が衆議院で可決されたものの、民主党内での造反が57人に上ったことで政治の混乱が一時的に円安に振れるかと思われた。しかし、為替市場への影響は殆ど見られずいかに日本の政治の世界的な注目度が低いかを物語るものだ。結局、EU首脳会議を明日に控えユーロ円の売りにつられた格好でドル円も下落。フィボナッチの76.4%でもあり20日移動平均線が位置する76円20銭付近で下げ止まった。海外勢の売りと日本勢の買いが交錯したが海外勢に押し切られた。下げ幅としてはこれで一先ず出尽くし感があり今日は79円前半で買いを入れていく。79円を下回るようであれば損切を入れておき、利食いは79円70銭付近に入れる。
ドル円予想レンジ:79円80銭~79円20銭(76.4%、20日線)
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[ユーロ円]ドイツの抵抗でユーロ売り


EUのファンロンパイ大統領はEU首脳会議に先立ちは銀行同盟や財政同盟の設立を提案しユーロ共同債についても中期的に検討することを盛り込む工程表をまとめた。しかし、メルケル独首相は債務共有化がユーロ圏で実現する都は考えないとし「生きている限り債務共有はない」と強く反対を示した。ドイツの外務次官もこれを願い事リストと発言するなどドイツの抵抗を示したことでEU首脳会議への期待感は後退。ユーロが独歩安となった。フィボナッチの50%戻しのレベルで下落が抑えられたことで下げは一旦収まったとみるが、このレベルを下回る時は97円付近まで強いサポートはない。戻しは昨日の高値付近が限界とみる。
ユーロ円予想レンジ:99円90銭(38.2%)~98円60銭(50%)
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[ポンド円]ユーロからポンドへシフト


明日から始まるEU首脳会議では欧州危機が他の債務国へ波及することを抑えることができないとの悲観的な見方が高まった。これを受けユーロからポンドに資金が流れ込みポンドが上昇。また、BOEキング総裁は今月のMPC会合で量的緩和拡大を主張したことについて欧州やアジアに対する懸念が背景にあることを明らかにした。特に欧州危機やドイツに対しても批判。投機筋はユーロ売りが強まるなかでポンドへ資金のシフトを強めた。この動きはそれ程長くは続かないとみるが、今日もまだ強気の勢いは残る。123円40銭付近にはボリンジャーバンドがサポートしていることからもう一段上の124円80銭付近を試す展開とみる。
ポンド円予想レンジ:124円80銭(61.8%)~123円40銭(ボリンジャー)
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[全般]EU会議に悲観的な見方
今週末に行われるEU首脳会議の行方に懐疑的な見方が広がったためだ。ユーロの下げを中心にクロス円が全般に先週の上昇幅を一日で完全に押し戻された。ギリシャ問題だけに限ればユーロにとってそれ程大きな問題ではない。この日はキプロスがEUに支援を要請したことで、それがスペインやイタリアなど他の南欧諸国に飛び火すればユーロの崩壊にもつながる。ギリシャのユーロ圏離脱懸念は回避したことで、これからはまさにこれらの問題を解決するための第一弾が今回のEU首脳会議ということだろう。メルケル独首相はこの日も共同債に関し否定的な発言を行った。ドイツの態度が変わらなければ今回の会議に具体的な進展はないとの思惑が先行した。再び一方的な悲観論が高まるようであれば更にユーロが売られることになるが、そこまでは時期尚早だ。
市場はユーロ危機解決に向け本格的な対策を打ち出すように催促し始めたとみる。
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[米ドル円]雲から押し戻される

今週は先週のイベントが経過したことで雲の上限を試す展開で始まるかとみていたが、思惑は完全に外れた。反対に、雲の下限を下回り大きく下落して始まった。今週末に開かれるEU首脳会議に対する懐疑的な見た方強まったためだ。ドイツに対する期待が高まることで寧ろメルケル首相はかたくなになったようだ。キプロスのEUに対する支援要請やスペイン銀行の格付け引き下げなどもありユーロ危機懸念が再び高まったことで安全通貨としての円に買いが集まった。米国新築住宅販売件数は予想を上回る好結果なり米住宅市場の回復が目立つ。今のところ市場はネガティブ材料に反応しやすいが、市場のセンチメントは変わりやすい。先週の安値の78円80銭を超えない限りまだ上昇の目は残る。
ドル円予想レンジ:79円90銭~79円25銭(76.4%、20日線)
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[ユーロ円]悲観論再燃


週明けからユーロ円は売りが先行して始まった。先週のイベントリスクによる下落懸念が高まったが、結果的に最悪なシナリオが回避されたことでユーロ円が上昇したことで利益確定の売りもみられた。欧州市場に入ると今週末に行われるEU首脳会議への期待が後退したことでユーロの売りが更に加速。メルケル首相がユーロ共同債や共同証券、欧州預金保険に対し改めて否定的な発言が飛び出した。首脳会議を控えドイツに過度な期待が高まったことで、それを抑えようとする発言とみてよいだろう。また、キプロスがEUに対し支援を要請したことや、ムーディーズがスペイン銀行格付け引き下げを発表したこともユーロに対する悲観的な見方が再び広がり始めた。先週と打って変わった市場の動きだが、これもイベントに向けた動きとみる。悲観的な話の後には期待が再び高まるものだが、今はまだ下値を探る展開とみる。
ユーロ円予想レンジ:100円10銭(38.2%)~99円00銭
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[豪ドル円]雲から墜落

リスク回避の動きが後退し上昇して始まるとみていたが思惑とは反対に大きく下落して始まった。東京市場では実需や利食いの売りも見られたが、欧州市場では更に下落が強まった。ドイツのメルケル首相が共同債に対し改めて否定的な発言をしたことで今週末のEUサミットに対する期待が後退。また、キプロスの支援要請やスペイン銀行の格下げなど欧州危機への懸念が再燃したことでリスク回避の動きから豪ドルなど資源国通貨の売りが目立った。一目の雲の上限を試す展開とみていたが全く逆の動きとなった。漸く投資意欲が強まるかと期待されただけに目先慎重な動きにならざるを得ない。先週の安値レベルである79円30銭付近で辛うじて下げ止まったことで上昇の目は残る。ただし、78円75銭が切れると78円割れまで下げが加速するとみる。
オージー円予想レンジ:80円00銭~78円80銭
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[全般]イベントを終えリスク後退
先週はギリシャの選挙から始まりG20,FOMC、ユーロ圏財務相会議といったビッグイベントがあり市場のリスクは最も高まるとみられた。しかし、結果的にギリシャのユーロ圏離脱は後退したことで欧州の不安要素が一つ消えた。FOMCではギリシャ問題が最悪の状況を脱したこともありQE3は回避し予想されたツイストオペ延長だけにとどまった。ドル下落のリスクを最も意識していたドル円がこの結果を受け買戻しの動きが強まり上昇。当局は介入の布石を何度か売っていたがその必要はなくなりドル円は自力で上昇し始めた。今週は週末にEU首脳会談を控え欧州問題解決に向けた具体的な策が打ち出されるか注目される。それまでは、欧州問題は市場の関心から少し外れ米国景気へと注目は移るだろう。イベントを終えて今週はリスクオンの動きが強まるとみる。
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[米ドル円]雲の上限を試す展開

先週はドル円の下落リスクが最も高まった週にも拘らず下落は前週の安値手前の78円後半で踏みとどまった。ギリシャのユーロ圏離脱回避が市場の安心感を高めたことでクロス円が上昇。FOMCでは欧州混乱回避からQE3は打ち出さず金利上昇によるドル買いが強まりドル円は上昇に転じた。今週はこれまでドル円が下落すると見込んで売り込んだショートの巻き戻しがもう一段出るとみる。80円55銭を抜ける他ところにはストップが並んでいるため81円付近まではそれ程時間はかからないだろう。一目の雲に突入したことで上限の81円ミドルを目指す展開とみる。
今週のドル円予想レンジ:81円60銭(雲の上限、76.4%)~79円80銭
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[ユーロ円]ECBやEFSFへの期待

ギリシャのユーロ圏離脱という最悪のシナリオは回避されたことで欧州危機がひとまず後退。歳出削減期限の延長の可能性が高いとみられることからギリシャ問題から市場はスペインの金融危機懸念に移った。先週末行われた欧州4か国首脳協議では最大1300億ユーロのユーロ圏成長計画の策定に向け協力することで合意。また、ECBが銀行向けオペの条件を緩和したことで今週中にも3回目の長期リファイナンスオペが発表される可能性が高い。ユーロは対ドルではまだ上値が重いもののドル円の上昇余地が出てきたことでもう一段の上値を試す展開とみる。ボリンジャーの上限を抜きフィボナッチ61.8%の103円前半付近が上値の限界か。
今週のユーロ円予想レンジ:103円20銭(61.8%)~99円50銭(ボリンジャー)
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[豪ドル円]一目の雲に突入

先週のビッグイベントを控え前週までオージーロングのポジションを最小限にしていたところも多くいた。ギリシャの選挙結果はユーロ圏離脱という最悪のしなりを回避できたことでリスクは後退。FOMCでもQE3が打ち出されなかったことでドル円が上昇に転じた。また、G20やユーロ圏財務相会議、4首脳会議などでスペインの金融危機回避に向けた動きが強まり市場はリスクオンの動きが強まり始めている。まだ、欧州問題は燻るもののドルや円に回避したマネーがそろそろ高金利でもあり資源国通貨のオージーなどに戻ってくる頃だ。先週のNY終値ベースでは一目の雲の中で引けたことで雲の上限の83円付近を試す展開とみる。
オージー円予想レンジ:83円10銭(雲の上限)~80円20銭
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[全般]世界景気減速懸念
アジア時間に発表された中国の6月製造業PMIは48.1と8か月連続で50を下回りアジアの株式市場は下落。また、欧州ではユーロ圏製造業PMIが44.7と予想の45.4を下回るなど、製造業の低迷が目立った。注目されたスペイン国債の入札では調達コストが大きく上昇したが目標額を達成し好調な結果となった。また、スペインの銀行にはストレステストの結果最大620億ユーロの資本が必要なことが分かった。ユーロにとってはポジティブ材料であるもののこの日はユーロの下落が加速した。
NY市場でも予想を下回る指標やネガティブ材料が相次いだ。新規失業保険申請件数が予想を下回ったことや中古住宅販売件数も前月比マイナス1.5%となった。また、6月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も前月のマイナス5.8を上回るマイナス16.6と大きく落ち込んだ。アジアや欧州に次ぎ米国株式市場が下落し世界的な景気減速への懸念が市場に立ち込めた。FOMCでは追加緩和の言及がみられず金利からのドル買いが強まる中で、この景気減速懸念の広がりから更に安全通貨のドルが上昇。しかし、一方でムーディーズが米国銀行の格付け引き下げを発表するなどドルにも大きな弱点があり、ドル買いも一時的とみる。
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[米ドル円]ドル全面高

FOMCで追加量的緩和が行われなかったことで日米金利差拡大への思惑が高まり東京市場ではドル円が堅調な地合いで始まった。欧州市場に入り更に上昇は加速。スペインの入札が好調な結果に終わったことや、ドイツがEFSFによる国債購入に前向きな姿勢が示されたことでリスクが後退。クロス円が上昇しドル円を押し上げた。NY市場では景気指標の悪化や米国銀行格付け引き下げなどでリスク回避からのドル買いが強まった。結局、フィボナッチの38.2%戻し80円10銭を上抜けし80円30銭まで上昇。NY終値もほぼ高値で引けてきた。一目の雲に突入してきたことで雲の上限を試したいところだが、週末ということもあり上昇後に再び押し戻されてくるとみる。
ドル円予想レンジ:80円50銭~79円70銭
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[ユーロ円]調整の売り


スペインの国債入札は目標額上限の20億ユーロを上回る22.2億ユーロを調達する好調な結果となった。また、ストレステストの結果スペインの銀行には最大620億ユーロの資本が必要なことが分かり、1000億ユーロの範囲内で収まったこと安心感を与えた。一方で、中国に引き続きユーロ圏PMIが予想を下回ったことや、米国景気指標の鈍化などから世界景気減速への懸念も浮上。結局この日はユーロにとってプラス材料が出たにも拘らずユーロ円は押し戻された。今日から始まる欧州4か国首脳会議では来週のEUサミットを前に債務リスクへの対策が話し合われ、何らかのプラス材料が出やすい。100円ミドルか、次のレジスタンスである61.8%戻しとなる100円付近で買いを入れていく。
ユーロ円予想レンジ:102円00銭(ボリンジャー、5月22日高値)~100円40銭
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[豪ドル円]中国PMIの悪化で一旦利食い売り

FOMCでQE3への実施がなかったことからドルが上昇しオージーは下落。また、アジア時間には中国の6月製造業PMが48.1と8か月連続で50を下回りオージー売りが強まった。その後は欧州危機後退の動きからリスクオンのオージー買いが活発となったもののNY市場に入ると再び売りが強まった。米国景気指標が予想を下回ったことで世界的な景気減速懸念からリスク回避の動きからドル全面高となった。対ドルでオージーの上値は重いものの、対円でのドル買いの動きが上回ったことで下落速度は抑えられている。一目の雲の下限で跳ね返されたことで利食い売りも出やすく上昇一服といったところだ。転換線でもありフィボナッチの23.6%でもある79円80銭付近で下げ止まるようであれば来週は上昇の第2ステップに入るとみる。
オージー円予想レンジ:81円30銭~79円80銭(転換線、23.6%)
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[全般]想定内のFOMC
朝方に発表された日本の5月貿易収支が予想を大きく上回る赤字額となったことで円が売られた。しかし、その後オバマ大統領がG20後の記者会見で自国通貨安を目的とした介入に否定的な発言をしたことでドル円は下落。FOMCを控えていることから欧州市場に入っても特に大きな動きはなく慎重な動きが続いた。しかし、NY市場が始まると一転して激しい動きが始まった。ギリシャの連立政権が成立したことでユーロ圏に留まることが確実となった。また、オランド仏大統領がESMによる国債購入に前向きな姿勢を示したことから市場には安心感が広がりドル円も上昇に転じた。注目されたFOMCではツイストオペを年末まで延長することを発表。しかし、市場は完全に織り込んでいたことからドル売りの動きは見られなかった。低金利政策の時間軸も結局2014年遅くまで継続することを改めて示しただけで結局市場にインパクトを与えることはなかった。しかし、ギリシャの選挙、G20 ,FOMCと大きなイベントを無事に経過したことで市場にはリスク後退の動きが目立ち始めている。そろそろリスク選考の動きが強まる頃だ。
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[米ドル円]ドル安リスク後退


ドル円は三角もち合いから上に放れて目先の上限を超えたことで上昇の勢いがついてきた。
朝方発表された日本の5月貿易統計が予想以上の赤字額となったことで円売りが強まった。しかし、その直後にオバマ大統領が自国通貨安を目的とした介入に否定的な発言をしたことでドル円は79円台から下落。今週の安値である78円79銭まで売り込まれた。
しかし、NY市場に入ると一転してドルが上昇。FOMCではQE3が見送られるとの観測が広がった。注目のFOMC声明では予想通りQE3はなくツイストオペの延長も想定内であったことからドルが上昇。また、メルケルドイツ首相がEFSFによる国債購入の可能性を示唆したことで市場には安心感が広がりクロス円も全般に買われたこともドル円を押し上げた。イベントリスクの後退とともに今日も底堅い動きになるとみる。フィボナッチの38.2%でもありボリンジャーの上限バンドが80円10銭で頭を押さえていることから80円付近では売り仕掛けも面白い。
ドル円予想レンジ:80円10銭(BB,38.2%)~79円30銭
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[ユーロ円]レンジの上限を上に抜ける

ギリシャの連立政権がこの日発足したことでユーロ圏へ留まることが確実となった。また、フランスのオランド大統領やドイツのメルケル首相がENMやEFSFによる国債購入の可能性を示唆したこともユーロの安心感を与えた。注目のFOMCではほぼ予想通りの結果となりドルの買い戻しの動きでユーロが乱高下する場面も見られた。しかし、それも一時的でユーロは先週までの過度な悲観論が後退し底堅い動きとなった。ギリシャ選挙を終え歳出削減の期限延長など下落リスクは後退。G20で欧州債務に各国協調して対策を行うことで合意しスペイン国債利回りも7%を下回った。今日のスペイン国債入札も順調な結果に終わるとなればもう一段の上値を試す展開とみる。
ユーロ円予想レンジ:102円00銭(ボリンジャー、5月22日高値)~100円40銭
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[ポンド円]追加量的緩和期待でも上昇

欧州債務危機が一旦は後退したことでポンドもユーロにつられて上昇傾向にある中、この日はBOEのMPC議事録が公開された。今月開かれたBOME理事会では金利とともに資産購入枠も据え置かれたが、資産購入枠を維持するかどうか5対4の僅差であったことが分かった。メンバーの大半は今後追加刺激策が必要になるとの見解を示していた。それも、メンバー9人のうちキング総裁を含む3人が500億ポンドの拡大を主張していることが明らかとなったことでポンドは急落。ところが、下落した途端更なる買いが待ち構えるなどポンドの買い意欲の強さが目立つ。124円ミドルのレジスタンスを超えたことで買いの流れは始まったばかりだ。
ポンド円予想レンジ:126円20銭~124円00銭
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[全般]悲観論の後退
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[米ドル円]米追加緩和の程度で円高リスク

G20では格好が協調してあらゆる債務危機対策を行うことを確認して閉幕した。スペインの国債入札も好調な結果となったことなどからリスク回避の動きが後退しクロス円などが全般に買いが強まった。ドル円は結局綱引き状態が続きもみ合いが徐々に収束し、そろそろどちらかに放れることになる。ただ、勢いがないことから先週末からのレンジ79円ミドルから78円60銭を超えることはないとみる。FOMCでツイストオペ延長だけに留まるようであればドルは買われ、時間軸の延長となれば一時的に下限を試す展開とみる。
ドル円予想レンジ:79円30銭(61.8%)~78円60銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |