[全般]危機への対応行動
米雇用統計が2か月連続で予想を大きく下回ったことで欧州危機が米国景気まで影響し、その結果FRBが追加緩和を実施する可能性が高まった。それにより円高が進行したが日本のドル買い円売り介入警戒感が高まり、結局アジア市場では警戒感が強く睨み合いがつづいた。欧米市場に入るとG7財務相中央銀行総裁が欧州債務危機を巡り電話協議を開くことが明らかとなった。また、欧州当局者が域内銀行のより緊密な協力体制に関する協議に同意したことで市場には楽観的な見方が高まりユーロの買い戻しが強まった。いよいよ来週から再来週にかけてギリシャの再選挙や日米金融政策会議、G20といったビッグイベントを控え、危機対応への取り組みが今後も打ち出されることになる。短期的にはショートの炙り出しを狙った動きも見られそうだ。しかし、イベントが終了するまでは根本の不安を解消することは難しく欧州不安はそれまでくすぶり続けることになる。
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[米ドル円]介入とドル売りのにらみ合い

週明けの東京市場では先週の米雇用統計の結果を受け円高が強まったことを受け当局者からの円高けん制発言が目立った。午前中には安住財務相、午後には白川日銀総裁、欧州時間には中尾財務官などの発言が相次いだ。しかし、特に目新しい発言もなく反応は限られた。一方、欧州当局者が域内銀行のより緊密な協力体制に関し協議に同意したとの報道や、
G7財務相中央銀行総裁による電話協議が開かれ、欧州危機に対する協議が行われることが伝わった。その席で日本は介入の理解を求めるとしたことでドル円は底堅い動きとなった。協議がされる間は円買いの巻き戻しが入るものの、結果が出なければ再び円高の流れに戻ることになる。上値には限りがある。
ドル円予想レンジ:78円70銭(50%戻し)~78円00銭
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[ユーロ円]欧州危機への対応策協議

先週末に11年半ぶりの安値である95円ミドルまで下落したユーロ円も週明けの欧米市場では買戻しの動きが強まった。
アジア市場では先週終わりである97円付近を挟んでのもみ合いが続いた。しかし、欧州市場に入るとメルケル首相とバローゾ欧州委員がユーロ安や同時株安への対応協議で域内銀行のより緊密な協力体制協議で合意。これを受けユーロの買い戻しが強まった。また、G7財務相中央銀行総裁による電話会議がこの日行われることが明らかとなった。欧州問題を議論し日米欧が協調をアピールするものになるとの判断からユーロ円はこの日の高値98円をワンタッチ。ほぼ高値圏で引けてきた。これまでの悲観的な見方が短期的に後退しもう一段のショートの炙り出しも出やすい。フィボナッチの50%戻しとなる98円手前までの戻しもあるとみる。
ユーロ円予想レンジ:97円90銭(50%戻し)~95円50銭(先週安値)
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[豪ドル円]RBA政策会合での利下げ幅

米雇用統計が予想を下回ったことを受けオージー円は一時昨年10月以来の74円38銭まで売り込まれた。その後は米国追加緩和への期待からドル売りの動きもあり対ドルでオージーは買戻しが強まった。週明けの欧米市場でも欧州危機への対応策としてG7電話会議などが開かれたことで安心感からの買い戻しが入った。しかし、オージー事態の売り材料はまだ続く。今日の午後にはRBAの政策決定会合が開かれるが、そこでは政策金利を0.25%引き下げると予想され、それは大分織り込んできた。しかし、一部では0.5%の引き下げもあるとの観測もあり、そうなればもう一段の売りが強まることになる。もし、0.25%にとどまるとすれば61.8%戻しとなる77円付近まで買い戻されるとみる。ただし、次回の会合に含みを持たせるようであれば再び売りが強まることになる。もし、0.5%引き下げるとすれば75円の大台付近までの下落を予想するが、これで次回の利下げが後退することになり下げ幅は限られる。
オージー円予想レンジ:77円00銭(61.8%)~75円00銭
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
日本証券業協会 日本投資者保護基金 |