[全般]米追加緩和は欧州状況次第
予想通りともいえるが、バーナンキ議長はこの日の議会証言では検討可能な追加緩和策の選択肢はあるとしFOMCまで経済見通しを中止すると発言。具体的な追加緩和策に関しては明言を下げた。市場が過度に追加緩和期待を持つことを懸念したことや、欧州問題がどこまで拡大するかを見極めてからということだろう。特にギリシャの選挙結果から欧州リスクがどこまで進むかを見極めた後ということになるのであれば、今回のFOMCではツイストオペの延長程度でQE3はないとみる。この日は米国以上に市場にインパクトを与えたのが中国の利下げ報道だ。利下げは3年半ぶりとなり中国の景気を下支えするものとして市場は好感。リスク選考の動きが強まった。また、この日行われたスペインやフランスの国債入札も好調な結果となったことでユーロ買いが進むとともに市場に安心感を与えた。過度な不安感からユーロ売り円買いの動きの巻き戻しがもう暫らく継続するとみる。
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[米ドル円]80円台には売り並ぶ

中国が3年半ぶりに貸出基準金利引き下げを発表した。欧州危機の影響が中国の景気を押し下げたことが要因とみられ、9日発表の中国消費者物価や鉱工業生産指数などが相当悪化しているとの見方もある。しかし、市場は寧ろ利下げにより景気を下支えするとの観測が先行し、リスク回避の後退に繋がった。また、スペインの国債入札が好調な結果で終わったことや、バーナンキ議長の議会証言でQE3に関する具体的な話が出なかったこともドル円の上昇に繋がった。介入警戒感の上にリスク回避の後退がドル円のショートを炙り出したが、そろそろショートは解消されたとみる。80円付近では実需も含めドル売りの注文が並び始めるとみるが、4日連続の陽線が続くなど買い意欲はまだ強い。週末ということもあり80円台を一旦除いたところで達成感から押し戻されて今週は終わりそうだ。
ドル円予想レンジ:80円10銭~79円30銭
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[ユーロ円]スペイン国債入札目標上回る


アジア時間にユーロはこれまでの上昇の調整とみられる売りも見られたが堅調な地合いに変化は見られなかった。欧州市場が始まりこの日実施されたスペインの国債入札が20.7億ユーロと目標上限の20億ユーロを上回る好調な結果となったことでユーロは上昇。その後中国の利下げ発表によりクロス円全般に買いが強まるとユーロ円は更に上昇。しかし、その後バーナンキ議長がQE3に関する具体的な発言を避けたことでドル買いが進むとユーロ円も利食い売りが入り押し戻された。ボリンジャーバンドの中心線で上昇は抑えられたことで目先の買い戻しは終了したとみる。しかし、底値は切り上がったことで下押しも浅くなりそうだ。
ユーロ円予想レンジ:100円40銭~99円40銭
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[豪ドル円]中国利下げを好感


中国が3年半ぶりに利下げを行ったことで最も反応を示したのがオージー円だった。中国の景気減速に歯止めをかけることを狙ったと市場は判断し、その恩恵を最も受けるのが豪ドルになる。
豪州は今週既に利下げを行っており、また前日にはGDPの伸び率が予想を大きく上回ったことから買いに反応しやすかったのだろう。38.2%戻しとなる79円70銭を付けたことで一旦は利食い売りがみられた。上髭と下髭を伸ばした十字線が出たことで一先ず今回の上昇は終了したとみる。ただし、買い遅れた観もあり下押しの幅は浅いとみる。戻しのサポートレベルは38.2%戻しの78円30銭付近で、これを下回ると78円70銭付近とみる。
オージー円予想レンジ:79円25銭~78円30銭
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