[全般]ギリシャ再選挙を控え荒っぽい動きも
先週はG7緊急会合が行われたがギリシャやスペイン債務危機に対し協調を改めて確認しただけで具体策は見いだせなかった。一方、日本は為替の過度な変動を回避するため各国が協力することを確認したことで円高は収まりドル円は上昇に転じた。
市場の関心は米国金融政策の動向へも集まった。前週発表の米雇用統計が予想を大きく下回ったこと市場はでバーナンキ議長の議会証言へと関心が高まった。議長は雇用の回復が減速していることに振れ、金融緩和に含みを持たせた。しかし、市場の最も注目したQE3に関しては言及を避けたことで失望売りからのドル売りが進んだ。
週後半には中国の利下げを好感した動きも見られたが、スペインの格付け引き下げなどから再び欧州債務への懸念が高まり再び欧州債務危機へ市場の関心は戻り始めた。
今週末のギリシャ再選挙の結果は誰にも今のところわからないことから、選挙が直前に迫る程いろいろな思惑や発言などで相当荒っぽい動きになりそうだ。最悪のケースは反緊縮派が政権を奪取しギリシャがユーロ圏から離脱の方向に向かうことだ。そうなれば、ユーロの下落が進み世界経済への懸念が拡大するとの思惑が高まる。しかし、それを阻止する動きも一方で強まれば全く反対の動きともなり、その駆け引きから今週の為替相場も荒っぽい動きになりそうだ。
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[米ドル円]リスク回避で再び円高リスク

G7財務相会合で介入警戒感が高まったことや、バーナンキ議長の議会証言でQE3への明確な言及がなかったことなどから先週のドル円は大きく反発した。しかし、スペインの格付け引き下げや世界的な景気減速懸念の高まりから80円台には乗せられずに終了。これまでの円高場面では口先介入などが入っても市場は介入を催促する動きから円高に向かっていたが、今回は意外に底堅い。これまでとは少し異なる動きとなったのは需給面で売りが限られるということだ。それでも投機筋はギリシャのユーロ圏離脱懸念が高まればドル円の売りを仕掛けてくることは間違いない。高値はゴールデンウイーク後の高値80円ミドルを天井とみる基本はボリンジャーバンドの中心線の79円ミドルを挟んでのもみ合いとみる。
今週のドル円予想レンジ:80円50銭~78円00銭
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[ユーロ円]スペインへ銀行への支援要請


先週末にフィッチがスペインの格付けを3段階下げたことでスペイン国債が売られ調達コストが上昇。これを受けスペイン政府がEUに対し支援を要請するとの観測が高まりユーロは買戻しが入り長い下髭を伸ばして終わった。今週末にはギリシャ選挙が実施されユーロ圏離脱のリスクが高まるようであれば再びユーロ売りが強まるだろう。しかし、結果は全く誰にも予想はつかず、下げ幅も前週の最安値である95円ミドルを下回るまではないとみる。また、スペインのEUからの支援が決定すれば金融不安も後退しユーロが再び上昇する場面もありそうだ。ボリンジャーバンドの中心線手前で先週は折り返したものの、上抜けすれば次の抵抗線である50%戻しの102円付近も視野に入る。しかし、上下に振れても行って来いとなりやすい。
今週のユーロ円予想レンジ:102円00銭~96円50銭
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[豪ドル円]リスク拡大から下落リスクに注意

先週はG7財務相会合で急激な円高を回避する事を再確認したことでドル円が上昇。RBAが0.25%政策金利を引き下げたことで目先の下げ要因がなくなったこともありオージー円の上昇が始まった。また、中国が貸出基準金利を引き下げたことで景気下支えと判断し更にオージー買いが強まり四日連続の陽線となった。ただ、その利下げも中国の景気減速を示すものとも取れ、アジアの株式市場が下落するとリスク回避の動きが強まった。高値圏での十字線が出たことで目先の天井を付けたとみてよい。今週末にはギリシャの選挙もありユーロ圏離脱懸念が高まれば一時的に下値を試す場面もありそうだ。しかし、潜在的な買い意欲もあり下げ幅は浅いものになるとみる。
オージー円予想レンジ:80円00銭~78円00銭
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当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
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