ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-06

[全般]欧米の事情に変化はなし

この日はスペイン財政悪化への懸念と米国追加緩和への期待が高まり株価が上昇するなど、市場は再び元のシナリオに戻った。
格付け会社フィッチがスペインの財政赤字について政府目標を達成できないとの見通しを示したことで、欧州債務危機の悪化懸念が再び高まり始めた。スペイン国債利回は過去最高水準まで上昇しユーロは下落した。結局EUがスペインに1000億ユーロの支援をする前の状況に戻った。結局ギリシャ選挙を控えての不安からの動きで、中長期的にスペインが財政立て直し困難と予想に変化はない。
NY時間にはシカゴ連銀のエバンス総裁が雇用を迅速に創出するにはあらゆる手段をとると発言。FRBが追加緩和への積極的な姿勢を見せたことで株式市場は大幅に上昇した。しかし、エバンス総裁はFOMCでの決定権を持たないことや、これらの発言はこれまで何度もあり反応し過ぎだ。結局スペイン財政問題も米追加緩和期待も事情は少し前に戻っただけで変化はない。ギリシャ選挙を控え一喜一憂する動きは今日も変わらず、結局レンジ内でのもみ合いとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]IMF,円は過大評価

(米ドル円日足)



朝方はスペインの債務負担への懸念やギリシャ選挙への警戒感からドル円は売られて始まった。しかし、その後IMFが円は過大評価されているとし介入への理解を示したことからクロス円も含め円売りが強まった。また、日銀は物価目標達成のため資産買入れ拡大を含め一段の緩和を実施し得ると述べた。明日から始まる日銀政策会合への追加緩和期待も市場には広がりドル円は今日も底堅い動きとなりそうだ。ただし、上値も80円を超えて積極的に買いを入れるにはまだ難しい。ボリンジャーバンドは下落から横ばいに変化し始めている。中心線の79円40銭近辺を底にじりじりと上昇し始めている。

ドル円予想レンジ:79円80銭~79円30銭

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[ユーロ米ドル]スペイン懸念の再燃と米追加緩和期待

(ユーロ米ドル2時間足)



格付け会社フィッチがスペインの財政赤字について政府目標を達成できないとの見通しを示したことや同国銀行の格付けを引き下げたことで欧州債務危機の悪化懸念が再燃。スペイン10年国債利回りは過去最高水準となる6.8%台に乗せ、危険水域の7%に迫った。スペインに対するEUの支援が決まる前の状況に戻ったが、支援はユーロにとって金融不安を後退させるものだ。結局噂で買って事実で売るという典型的なパターンとなった。ギリシャ選挙を前に神経質な展開は今日明日も続くとみる。昨日はエバンス連銀総裁の米国追加緩和期待によりNY市場ではドル売りが強まったことで、ユーロの下落を抑えた。今日はイタリア国債入札を引け、もし不調に終わった場合には再度下値を試す展開とみる。底値は昨日の安値付近とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2580~1.2440

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[豪ドル円]もち合い突入

(豪ドル円2時間足)



結局昨日の下げは78円手前で折り返したことでダブルトップ形成にはならなかった。ギリシャの選挙を前に積極的な買いは入れにくいものの、イベントリスクが終わればオージー円の買いは強まるとみるが、それまではもち合い相場に入ったとみてよい。レンジは大きく見ると80円から78円だが、その内側でのもみ合い継続とみる。オージードルは米国金融緩和期待から底堅いものの1.0の大台では売りが並ぶとみる。

オージー円予想レンジ:79円70銭~78円30銭
オージードル予想レンジ:1.0000~0.9850

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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