ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-06

[全般]悲観論の後退

ギリシャの緊縮財政派3頭の連立合意が決まり、G20では銀行同盟の実現をEUに要求するなど、あらゆる債務危機対策をとる姿勢を確認して閉幕。また、昨日行われたスペイン国債入札も利回りは上昇したものの目標額の30億ユーロを調達し10年国債利回りも7.1%に低下している。ギリシャ選挙でユーロ圏離脱懸念が後退し、G20では債務危機対策に各国が協調して対応することが確認されるなど市場には過度な悲観論が後退してきた。また、今日のFOMCでは追加緩和期待が高まりNY株価も堅調な地合いとなりクロス円も全般に底堅い動きとなった。5月の米国住宅着工件数は70.8万件と予想の71.9万件を下回ったものの許可件数は大幅に上昇。先週からの住宅関連指標は概ね堅調な地合いと示している。製造業や雇用関連の指標には不安はあるものの米国景気への懸念はそれ程強くない中で、ギリシャ問題も後退したことからFOMCではQE3の可能性は消えた。後はツイストオペの延長や低金利政策の時間軸延長などが考えられるが、その程度であればドル売りの圧力はそれほどないとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]米追加緩和の程度で円高リスク

(米ドル円2時間足)



G20では格好が協調してあらゆる債務危機対策を行うことを確認して閉幕した。スペインの国債入札も好調な結果となったことなどからリスク回避の動きが後退しクロス円などが全般に買いが強まった。ドル円は結局綱引き状態が続きもみ合いが徐々に収束し、そろそろどちらかに放れることになる。ただ、勢いがないことから先週末からのレンジ79円ミドルから78円60銭を超えることはないとみる。FOMCでツイストオペ延長だけに留まるようであればドルは買われ、時間軸の延長となれば一時的に下限を試す展開とみる。

ドル円予想レンジ:79円30銭(61.8%)~78円60銭

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[ユーロ円]レンジの上限から押し戻し

(ユーロ円時間足)



G20ではEUに対し銀行監督や預金保険制度を一元化する銀行同盟の実現に向けて推し進めることを要求して閉幕。また、スペイン国債入札が好調な結果となったことやギリシャの緊縮派与党3党が連立合意したことで市場には欧州債務危機懸念が後退。ユーロはレンジの上限に近づいた。しかし、スペイン国債の利回りは依然7%台にあり、ギリシャの緊縮財政削減期限が先送りされたとしても実現可能か不安は残る。ショートの巻き戻しはあっても積極的な買いを入れるまでには至らない。レンジの上限である100円80銭付近では頭が抑えられ再び下限の99円前半に押し戻されるとみる。

ユーロ円予想レンジ:100円80銭~99円30銭

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[豪ドル米ドル]FOMC追加緩和期待でもう一段上昇

(豪ドル米ドル日足)



ギリシャの選挙が最悪のしなりを回避して終わったことやG20ではあらゆる債務危機対策をとる姿勢を確認。更に、スペイン国債入札が好調に終わったことなどから市場にはリスク回避の動きが後退。また、今日行われるFOMCでは何らかの追加緩和策が打ち出されるとの期待からドル金利が下落しオージー買いに繋がった。一目の雲の下限を抜け終値も雲の中で引けてきた。ふぃぼなっしの76.4%戻しである1.0260付近をFOMC前に試す展開とみる。もし、追加緩和がツイストオペ延長だけに留まるようであれば一旦は利食いによる下押しもありそうだ。

オージードル予想レンジ:1.0260(76.4%)~1.0140

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