[全般]世界景気減速懸念
アジア時間に発表された中国の6月製造業PMIは48.1と8か月連続で50を下回りアジアの株式市場は下落。また、欧州ではユーロ圏製造業PMIが44.7と予想の45.4を下回るなど、製造業の低迷が目立った。注目されたスペイン国債の入札では調達コストが大きく上昇したが目標額を達成し好調な結果となった。また、スペインの銀行にはストレステストの結果最大620億ユーロの資本が必要なことが分かった。ユーロにとってはポジティブ材料であるもののこの日はユーロの下落が加速した。
NY市場でも予想を下回る指標やネガティブ材料が相次いだ。新規失業保険申請件数が予想を下回ったことや中古住宅販売件数も前月比マイナス1.5%となった。また、6月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も前月のマイナス5.8を上回るマイナス16.6と大きく落ち込んだ。アジアや欧州に次ぎ米国株式市場が下落し世界的な景気減速への懸念が市場に立ち込めた。FOMCでは追加緩和の言及がみられず金利からのドル買いが強まる中で、この景気減速懸念の広がりから更に安全通貨のドルが上昇。しかし、一方でムーディーズが米国銀行の格付け引き下げを発表するなどドルにも大きな弱点があり、ドル買いも一時的とみる。
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[米ドル円]ドル全面高

FOMCで追加量的緩和が行われなかったことで日米金利差拡大への思惑が高まり東京市場ではドル円が堅調な地合いで始まった。欧州市場に入り更に上昇は加速。スペインの入札が好調な結果に終わったことや、ドイツがEFSFによる国債購入に前向きな姿勢が示されたことでリスクが後退。クロス円が上昇しドル円を押し上げた。NY市場では景気指標の悪化や米国銀行格付け引き下げなどでリスク回避からのドル買いが強まった。結局、フィボナッチの38.2%戻し80円10銭を上抜けし80円30銭まで上昇。NY終値もほぼ高値で引けてきた。一目の雲に突入してきたことで雲の上限を試したいところだが、週末ということもあり上昇後に再び押し戻されてくるとみる。
ドル円予想レンジ:80円50銭~79円70銭
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[ユーロ円]調整の売り


スペインの国債入札は目標額上限の20億ユーロを上回る22.2億ユーロを調達する好調な結果となった。また、ストレステストの結果スペインの銀行には最大620億ユーロの資本が必要なことが分かり、1000億ユーロの範囲内で収まったこと安心感を与えた。一方で、中国に引き続きユーロ圏PMIが予想を下回ったことや、米国景気指標の鈍化などから世界景気減速への懸念も浮上。結局この日はユーロにとってプラス材料が出たにも拘らずユーロ円は押し戻された。今日から始まる欧州4か国首脳会議では来週のEUサミットを前に債務リスクへの対策が話し合われ、何らかのプラス材料が出やすい。100円ミドルか、次のレジスタンスである61.8%戻しとなる100円付近で買いを入れていく。
ユーロ円予想レンジ:102円00銭(ボリンジャー、5月22日高値)~100円40銭
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[豪ドル円]中国PMIの悪化で一旦利食い売り

FOMCでQE3への実施がなかったことからドルが上昇しオージーは下落。また、アジア時間には中国の6月製造業PMが48.1と8か月連続で50を下回りオージー売りが強まった。その後は欧州危機後退の動きからリスクオンのオージー買いが活発となったもののNY市場に入ると再び売りが強まった。米国景気指標が予想を下回ったことで世界的な景気減速懸念からリスク回避の動きからドル全面高となった。対ドルでオージーの上値は重いものの、対円でのドル買いの動きが上回ったことで下落速度は抑えられている。一目の雲の下限で跳ね返されたことで利食い売りも出やすく上昇一服といったところだ。転換線でもありフィボナッチの23.6%でもある79円80銭付近で下げ止まるようであれば来週は上昇の第2ステップに入るとみる。
オージー円予想レンジ:81円30銭~79円80銭(転換線、23.6%)
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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