ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-06

[全般]イベントを終えリスク後退

アジアの早朝にムーディーズが世界の銀行15行の格付け引き下げを発表。しかし、市場は既にある程度織り込んでいたこともあり影響は限定的となった。この日最も動きのあった通貨はドル円で円独歩安の展開となりユーロやその他の通貨は一休み。
先週はギリシャの選挙から始まりG20,FOMC、ユーロ圏財務相会議といったビッグイベントがあり市場のリスクは最も高まるとみられた。しかし、結果的にギリシャのユーロ圏離脱は後退したことで欧州の不安要素が一つ消えた。FOMCではギリシャ問題が最悪の状況を脱したこともありQE3は回避し予想されたツイストオペ延長だけにとどまった。ドル下落のリスクを最も意識していたドル円がこの結果を受け買戻しの動きが強まり上昇。当局は介入の布石を何度か売っていたがその必要はなくなりドル円は自力で上昇し始めた。今週は週末にEU首脳会談を控え欧州問題解決に向けた具体的な策が打ち出されるか注目される。それまでは、欧州問題は市場の関心から少し外れ米国景気へと注目は移るだろう。イベントを終えて今週はリスクオンの動きが強まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]雲の上限を試す展開

(米ドル円日足)



先週はドル円の下落リスクが最も高まった週にも拘らず下落は前週の安値手前の78円後半で踏みとどまった。ギリシャのユーロ圏離脱回避が市場の安心感を高めたことでクロス円が上昇。FOMCでは欧州混乱回避からQE3は打ち出さず金利上昇によるドル買いが強まりドル円は上昇に転じた。今週はこれまでドル円が下落すると見込んで売り込んだショートの巻き戻しがもう一段出るとみる。80円55銭を抜ける他ところにはストップが並んでいるため81円付近まではそれ程時間はかからないだろう。一目の雲に突入したことで上限の81円ミドルを目指す展開とみる。

今週のドル円予想レンジ:81円60銭(雲の上限、76.4%)~79円80銭

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[ユーロ円]ECBやEFSFへの期待

(ユーロ円日足)



ギリシャのユーロ圏離脱という最悪のシナリオは回避されたことで欧州危機がひとまず後退。歳出削減期限の延長の可能性が高いとみられることからギリシャ問題から市場はスペインの金融危機懸念に移った。先週末行われた欧州4か国首脳協議では最大1300億ユーロのユーロ圏成長計画の策定に向け協力することで合意。また、ECBが銀行向けオペの条件を緩和したことで今週中にも3回目の長期リファイナンスオペが発表される可能性が高い。ユーロは対ドルではまだ上値が重いもののドル円の上昇余地が出てきたことでもう一段の上値を試す展開とみる。ボリンジャーの上限を抜きフィボナッチ61.8%の103円前半付近が上値の限界か。

今週のユーロ円予想レンジ:103円20銭(61.8%)~99円50銭(ボリンジャー)

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[豪ドル円]一目の雲に突入

(豪ドル円日足)



先週のビッグイベントを控え前週までオージーロングのポジションを最小限にしていたところも多くいた。ギリシャの選挙結果はユーロ圏離脱という最悪のしなりを回避できたことでリスクは後退。FOMCでもQE3が打ち出されなかったことでドル円が上昇に転じた。また、G20やユーロ圏財務相会議、4首脳会議などでスペインの金融危機回避に向けた動きが強まり市場はリスクオンの動きが強まり始めている。まだ、欧州問題は燻るもののドルや円に回避したマネーがそろそろ高金利でもあり資源国通貨のオージーなどに戻ってくる頃だ。先週のNY終値ベースでは一目の雲の中で引けたことで雲の上限の83円付近を試す展開とみる。

オージー円予想レンジ:83円10銭(雲の上限)~80円20銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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