[全般]バーナンキ議長講演を前にリスクオフ
日本の小売売上が予想を下回ったことやユーロ圏景況感が低下したことなど世界的な景気減速懸念が高まりリスク回避の動きが強まった。欧州市場に入りイタリア5・10年国債入札が実施され目標上限額をほぼ達成し利回りも低下。一時的に安心感が広がったもののスペインのカタルーニャ州が50億ユーロ支援を政府に要請。また、スペインのラホイ首相が支援要請を求めるかどうかは支援条件が明らかになってから決定すると発言。これを受けユーロ売りが強まった。
一方、NY時間に発表された7月個人消費支出が+0.4%と予想の+0.5%を下回った。また、新規失業保険申請件数が37.4万人と予想の37万人を上回り4000人増となったことで追加緩和期待からドル円が下落。その後、ブロッサーフィラデルフィア連銀総裁がQE3は必要ないと発言。アトランタ連銀のロックハート総裁は来月のFOMCではQE3を実施するかぎりぎりの選択と発言したことで追加緩和期待が後退。NYダウが100ドル余り下落しリスクオフの動きが強まるとクロス円も全般に売られた。今日のバーナンキ議長講演では市場が期待するような一歩踏み込んだ発言は先ずでないだろう。しかし、来週は米雇用統計やECB理事会を控えイベントリスクの高まりからもう一段のリスク回避の動きが強まるとみる。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]狭いレンジ内での動きの中底堅い動きに

豪州住宅許可件数が予想を大幅に下回ったことでオージー円の売りが強まるとドル円も攣られて下落。ドル円単体での動きはこの日はほとんど見られなかった。全般に上値の重い展開が続く中で米新規失業保険申請件数や消費支出が予想をほんの僅か下回っただけでドル円は15銭近く下落。その後はじりじりと値を戻すなど結果的に20銭程度の狭い範囲での値動きとなった。今日はバーナンキ議長の講演があるが市場は追加緩和を示唆する発言に期待が高い。しかし、ECBの出方や雇用統計の結果がまだわからないうちに踏み込んだ発言は先ずでないだろう。そうなれば失望感からのドル買い戻しの動きが強まることになる。ドル円はレンジの高値である78円85銭付近を試す展開とみる。
ドル円予想レンジ: 78円85銭~78円45銭
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[ユーロ米ドル]欧州債務不安とECBへの期待

イタリア5・10年国債入札は目標上限額をほぼ達成し平均利回りも前回から低下するなど好調な結果となった。ECBが国債購入を実施するとの観測や中国がユーロ債投資を継続するといったことが下支えた。しかし、スペインのカタルーニュ州が政府に50億ユーロの支援要請をしたことや、ラホイ首相が支援の条件が明らかになるまで欧州に支援要請をしないと発言。これによりユーロは一気に70ポイント近く下落。その後も上値の重い展開が続いている。ECBが国債購入を実施したとしても2年債までで10年債への影響はないとの見方もありECBへの期待にも限界がある。ESMの銀行免許不可などドイツとの意見の対立やスペインの格付け引き下げ懸念などから今日のユーロは上値の重い展開とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.2560~1.2460(23.6%、転換線)
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[豪ドル米ドル]リスクオフと金利差縮小

朝方発表された豪州7月住宅許可件数が-17.3と予想の-5%を大きく下回った。前日から上値の重い展開が続いていたことからオージー円などの売りも巻き込みもう一段の売りを誘った。スペインが支援を欧州に求めるかどうかを支援条件が明らかになるまで決定しないとの報道で欧州危機への不安が拡大。また、今日のバーナンキ議長講演を前にリスクオフの動きが強まりオージー売りが再び加速。豪州の景気減速懸念から年内中に政策金利を3%まで引き下げるとの観測があり金利差からのオージー売りも見られた。パニック的な売りがないだけに下落の終わりがまだ見えない。76.4%戻しの1.0275で一旦は下げ止まった。雲の上限である1.0255が意識されるが、ここを割り込み雲の中へ突入すると7月25日の安値1.0175を目指す展開とみる。
オージードル予想レンジ:1.0310~1.0255(雲の上限)
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[全般]ドル全面高
NY時間に発表された米第2四半期GDP改定値は+1.7%と予想通りではあったものの速報値+1.5%から上方修正。7月中古住宅販売指数も+2.4%と予想の+1.0%を上回ったことで市場の追加緩和期待は後退。ドルは徐々に強含みで推移。その後発表されたベージュブックでは多くの地区で穏やかな回復を示した。ベージュブックは次回のFOMCで参考にする資料だけに注目度は高く、「穏やか」というものが追加緩和の必要性に繋がるか微妙な内容となった。市場は何らかの追加緩和があったとしてもQE3の実施は難しいとの見方が前回のFOMC議事録直後よりも後退しているとみてよい。FOMCでは来週の米雇用統計の結果に注目していることから今日発表の新規失業保険申請件数次第では波乱材料になる。しかし、どちらにしても決定打にはならず、もみ合いの域を脱しないとみる。
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[米ドル円]徐々に底が切り上がる

東京市場では上値の重い展開が続くなかで欧米市場では上昇。ロンドンを訪れている中尾財務官は現在の円高は行き過ぎで日本はそれ程安全な状況ではないと発言。特に材料がない中で円売りに反応する場面も見られた。イタリアとドイツの首脳会議ではドイツがイタリアの改革を支持する発言などからイタリア国債は上昇。リスクが後退しクロス円は全般に堅調な動きとなった。また、米GDP改定値が情報修正されたことや住宅販売制約指数が予想を上回るなど好調な結果となったことで追加緩和期待が後退したことも買いを強めた。連日上下を繰り返しながら徐々に底が切り上げてきている。今日の新規失業保険申請件数は来週の雇用等統計を占う上で注目。前回を若干下回るとの予想からもう一段のドル買いに繋がるか注目。
ドル円予想レンジ: 78円85銭(61.8)~78円60銭
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[ユーロ米ドル]高値もみ合いから下落も

イタリアの短期債入札は90億ユーロと目標額を達成し平均利回りも前回から大幅に低下したことを受けユーロに安心感が広がった。ドイツのメルケル首相はイタリアの改革を確信しているとの発言もユーロの下押しとなった。しかし、NY市場で発表された景気指標が予想を上回るもので米追加緩和期待が後退。ドル買い動きが強まりユーロの上値を抑えた。
一目の雲の上限に出て高値圏でのもみ合いが既に1週間余り続きそろそろ時間切れの状態とみる。明日のバーナンキ議長の講演を前にもう一段のドル買いの動きが強まる可能性が高い。その時にはユーロは一目の雲の上限手前の23.6%戻しとなる1.2460付近を試すとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.2560~1.2460
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[豪ドル円]基準線と転換線のクロス

ユーロが下落から上昇に転じたことでユーロオージーの巻き戻しが入りオージー売りが強まった。また、RBAスティーブンス総裁がスイス中銀のオージー買いに驚きを示し資源ブームが終わればオージーが売られるとの発言もオージー売りを誘った。更に、豪資源エネルギー相が資源ブームは終わったと述べたこともありオージー離れが加速。しかし、その売りもそろそろ一巡。一目の転換線と基準線とのクロスがそろそろ近づいている。来週早々には基準線が転換線を下から上に抜けるとみられその時は上昇サインとみる。
オージー円予想レンジ:81円90銭~81円30銭
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[全般]ドラギ総裁の講演キャンセル
アジア時間の早朝にニュージーランドの世界的な乳製品最大手の会社がNZドル高で支払額見通しを引き下げたとの報道でNZドルが急落。この動きはNZドルだけではなくドル円やユーロまで同時に売りを誘った。しかし、欧州市場ではスペイン短期証券の入札が好調な結果となった。また、ファンロンパイEU大統領がスペインの銀行支援に向け迅速に行動する用意があると発言。更に、9月1日に予定されたドラギ総裁の講演もキャンセルされた事でユーロは大きく上昇。ドラギ総裁は9月3日のECB理事会などを控え多忙なことをキャンセルの理由とした。これを受け市場はECBが何らかの行動を起こすとの期待が高まった。ユーロは依然としてショートポジションが残ることから下げたところでは買いが待ち構えているため好材料に反応しやすい。
ドルは追加緩和期待が強いことからこの日行われた2年国債入札は過去の平均を上回る需要となりドルは上値の重い展開となった。景気指標もケースシラーは2年ぶりに前年比を上回ったものの消費者信頼感指数は大きく予想を下回るなど強弱入り混じるものとなった。
市場はまだ方向感を掴みきれずにポジションの調整はまだ継続。
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[米ドル円]上値の重さ確認

朝方はじりじりとドル円は買い戻しが強まる中でいきなり下落。NZランドの売りがクロス円などの売りを誘いドル円も攣られて下落した。目先は78円80銭付近の上値の重さを確認したことでこの近辺では売りが並んでくるとみる。先週のFOMC議事録公開で1円近く急落した調整の買戻しの動きはまだ継続するとみるが時間がかかりそうだ。月末に近いことから実需の売りも出やすい。NY時間に発表される米GDPや個人消費、そしてベージュブックなどの米経済指標も一方向には動きにくく狭いレンジでの取引は継続。
ドル円予想レンジ: 78円70銭~78円35銭
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[ユーロ米ドル]ECBへの期待高まる

ユーロの底堅さが目立った一日となった。朝方はNZドルの下落でユーロも下落するなど前日から上値の重い展開が続き一旦は天井を打ったかと思われた。しかし、欧州市場が始まりスペイン国債入札が目標額を上回ったことで安心感が広がるなかでドラギ総裁が9月1日の講演を取りやめたとの報道でユーロは上昇。9月3日のECB理事会を控え多忙なことを理由に挙げたことで何らかのアクションを起こす用意があると市場は期待。また、EUのファンロンパイ大統領がスペインの銀行支援へ向け迅速に行動すると発言したこともユーロの下押しとなった。一目の雲から上に抜けたことで底堅さを確認。
ユーロドル予想レンジ:1.2600~1.2535
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[NZドル円]ダブルトップ形成か

この日は珍しくNZランドの動きが他の通貨を巻き込んだ。朝方に世界最大手であるNZランドの乳製品会社フォンテラコポラティブグループがNZドル高で打撃を被っていることが明らかとなった。これを受けキウイ円は一気に63円前半まで下落した。その後は買戻しの動きも入ったが上値の重い展開は続いた。既に豪ドルがユーロオージーなどの巻き戻しの買いが入り下落傾向にあっただけに出遅れ感の強いNZドルが狙われた。
62円80銭には一目の基準線やフィボナッチの50%戻しなど強いサポートがある。このレベルを下回るとダブルトップを形成し雲の上限で61.8%戻しの62円40銭を目指す。
キウイ円予想レンジ:63円40銭~62円80銭(基準線、50%)
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[全般]慎重な動きの中ドル買戻し
先週のFOMC議事録発表後に米国追加緩和期待が高まりドルが全面安となった。しかし、実際にQE3まで踏み込むかは依然として不透明感が強いことからドルの調整の動きが目立った。この日はロンドンがバンクホリデーで休場であったことや欧米勢の夏休みをとるトレーダーが多く流動性も低下。今日も調整のドル買い戻しの動きは継続するとみる。
先週の独仏首脳会談に続きこの日はドイツとフランスの財務相会談が行われた。両国は銀行同盟、財政同盟、通貨同盟の強化を推進するグループを設置することを決定。欧州危機への対応で共同歩調を明らかにした。スペイン国債利回りは6.38%に低下するなど欧州不安は後退するものの、調整のドル買い戻しもありユーロの上値は徐々に抑えられた。今日も米ケースシラーや消費者信頼感指数の発表があるが、少しでも予想を上回るようであれば小幅ながらドルの買い戻しの動きは強まるとみる。
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[米ドル円]徐々に底を切り上げる

特に目新しい材料がなく全般に小動きのなかで徐々に底が切り上がってきた。先週のFOMC議事録公開後に一気に1円近い下落となったことでその窓埋めの動きが強まっている。輸入などの実需の買いも一部出ていたとの観測もあり底堅い動きは今日も継続するとみる。一方、クロス円の買いは殆ど見られないため上昇幅は限定的となりそうだ。10銭や20銭の幅を取りに行くには取引の額を大きくするしかなくデイトレーダーにとっては厳しい。
ドル円予想レンジ:78円90銭(76.4%)~78円60銭
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[ユーロ米ドル]雲の上限に沿った動き

ドイツのIfoが予想を下回る102.3となった。3月以来の低水準となりドイツの景気減速への懸念が高まった。しかし、この日はドイツとフランスの財務相会合が行われ銀行同盟、財政同盟、通貨同盟の強化を推進するグループを設置することを決定するなど欧州危機への対応で共同歩調を明らかにした。スペイン国債の利回りも低下するなど欧州不安は後退。しかし、ドルの買い戻しの動きが強いことから欧州市場で上昇したもののNYの引けにかけ売りが強まり往って来い。ドルの買い戻しの動きは根強く、今日も一目の雲の上限に沿った動きは継続するとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.2510(雲の上限)~ 1.2460(23.6%)
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[豪ドル米ドル/ユーロ豪ドル]下限に近付く


スイス中銀のユーロ売りオージー買いに対しRBA総裁は驚きを示したことでその巻き戻しの動きが強まったものの、それもほぼ一巡したとみる。ユーロも対ドルで上昇も終わり下落に転じた観もあり、そろそろオージー売りも終わりに近いとみる。ボリンジャーバンドの下限が1.0330付近にありフィボナッチ61.8&戻しも1.0340でサポート。ただし、戻しもドルの買い戻しの動きが継続する中で限りがありそうだ。バーナンキ議長の講演を控えた週末に近づくほど短期のオージーショートの買戻しが入りやすくなるとみる。
オージードル予想レンジ:1.0430~1.0330
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[全般]欧米金融政策の行方見極める週
今週は米国がQE3の期待が再び後退するのかを見極めようとバーナンキ議長の講演には市場の注目が集まる。また、ギリシャやスペイン国債などの下落を抑えるためのECBの国債購入の動きも市場の波乱要因となる。
8月に入り米雇用統計や小売売上、そして住宅関連指標など米国景気回復ペースが拡大を示すものが相次いだ。そのため、米追加緩和期待が後退しドル上昇の勢いがみられ始めていた。しかし、先週公開されたFOMC議事録では多くのメンバーが追加緩和を支持することが明記されたていたことで一気にQE3への期待が高まった。ドルは上昇から下降に一気に転換。上昇トレンドができ始めていたドル円は発表後1円近い下落となり再び円高リスクが高まった。しかし、複数のFRB総裁は追加緩和に依然として反対意見も見られる。8月に入り米景気指標は改善の兆しを見せる中で前回のFOMCの時の状況とは異なり追加緩和の可能性は低いとの見方も根強い。今週末はバーナンキ議長がジャクソンホールで公演を行うことから市場はその前に様々な思惑が飛び交いそうだ。
また、ECBがユーロ各国の国債利回り上限を設定し介入を検討しているとのロイター報道が現実のものとなればリスクオンの動きが強まることになる。今週はユーロとドルの方向を見極める週となる。
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[米ドル円]円よりもドルの動向に注目

バーナンキ議長の講演を週末に控え追加緩和への思惑が交錯することになりそうだ。先週末にバーナンキ議長は必要と思われる場合には追加緩和措置を行う余地があるとの書簡を送った。しかし、追加緩和は万能薬ではないとするなど前回の議会証言の時の内容を繰り返しただけに過ぎない。先週のFOMC議事録公開で市場には追加緩和期待が一気に高まったがその巻き戻しの動きが今週は出やすいとみる。一目の雲のねじれが今週半ばに生じることから、ドル円の反転は後半とみる。高値は雲の上限でありフィボナッチ61.8%戻しの79円10銭付近から76.4%戻しの79円30銭付近とみる。
今週のドル円予想レンジ:79円30銭(76.4%)~78円30銭(先週安値付近)
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[ユーロ円/ユーロ米ドル]雲の上限が上値を抑える


ECBがユーロ圏各国国債の利回り目標レンジ設定の検討をしているとの観測が再び高まったことでユーロ買いが強まった。また、FOMCの追加緩和期待もありドル安がユーロドルを押し上げた。これらの材料は先週でほぼ織り込んだことから今週は上昇に対する調整の動きが強まるとみる。一目の雲の上限が対ドルでは上値を抑え最終日は陰線で引けた。ユーロ円も雲の上限が徐々に下がり始めており雲の下限でもありフィボナッチ50%戻しとなる96円ミドル付近を試す展開とみる。
今週のユーロ円予想レンジ: 99円00銭~96円60銭(50%)
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[豪ドル円]オージーの上値は当面重く


スイス中銀が介入で拡大したユーロを売り豪ドル購入していることでRBA総裁は驚きを表明。資源投資のピークが終われば豪ドルは下落すると発言したことでオージーの下落が加速した。ユーロオージーの売りはほぼ一巡したとみるが、この売りを解消するには時間がかかる。ドル円が再び79円台に乗せていくようであればオージー円の新たな買いが強まるとみる。週末のバーナンキ議長の発言を控え新たな買いは出にくく上値は限定的とみる。
今週のオージー円予想レンジ:82円50銭~81円50銭
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[全般]米追加緩和の見方交錯
中国を訪問しているシカゴ連銀のエヴァンス総裁は今後の経済指標を待たなくても現時点で追加緩和を行うべきとの発言でドルは下落。しかし、NY時間にはセントラル連銀のブラード総裁が今回のFOMCは少し前のものでその後の景気動向を現すものではないとしたことで追加緩和期待が後退。NY株式市場もこれらの発言などか乱高下し最終的に115ドルのマイナスで引けた。一方、米10年債利回りは前日から低下したことでドル円は一時78円前半まで下落するなど全般にドル売りは前日に引き続き強まった。
欧州債務問題ではスペイン政府が欧州委と国家救済条件を協議しているとロイターが報じ、安心感が広がった。一方で、ドイツのジョイブレ財務相がギリシャに時間を与えるのは問題の解決にならないとした否定的な見方を示すなどユーロへの見方も悲観と楽観が交錯。結果的に、市場は未だ方向感を掴めずにリスク回避の動きが目立つ中クロス円の上値も重い展開となった。米新築住宅販売は好調な結果となったが新規失業保険申請件数は悪化するなど指標もどちらとも取れるもので、本日発表の耐久財受注も反応しにくい。追加緩和期待からのドル売りは一先ず一巡したことで今日はドル買い戻しの動きが強まるとみる。
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[米ドル円]元のレベルから再スタート


FOMC議事録で米国追加緩和期待が高まり急落したドル円はショックのためアジア市場では手が出せずにもみ合いが続いたNY時間に米10年国債利回りが低下したことを受けドル円は一時78円36銭まで下落。米国小売り売り上げが予想以上の上昇となりドルが上昇し始めた8月14日の安値レベルに戻った。米追加緩和への見通しはまだ市場のコンセンサスとなったわけではなく、期待が後退すれば再びドル上昇の勢いが強まるとみる。FOMC議事録が公開された直後の安値もちょうど78円30銭付近という事もあり下げはこれで一巡したとみる。78円付近で損切を入れながら買いで攻めてみる。
ドル円予想レンジ:78円95銭(61.8%)~78円10銭
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[ユーロ米ドル]一目の雲が上値抑える

週初からユーロドルは連続の陽線となり上昇幅も300ポイント近く大幅上昇となった。先週末にシュピーゲル紙がECBによるユーロ各国国債の上限設定による国債購入の話から上昇が始まった。その後はFOMC議事録によるドル売りがユーロを更に押し上げた。結果的にユーロのショートが炙り出された格好となった。昨日はスペインが欧州当局と国家救済の条件協議に入ったとの報道で更に買われたものの、ギリシャ問題への懸念から売りに転じた。テクニカルでみるとそろそろ上昇も終わりに近いとみる。一目の雲の上限でありフィボナッチの76.4%戻しとなる1.2590付近で上値を抑えられた。週末という事もありそろそろ利食いや新規の売りもこのレベルでは並んでくるとみる。来週はバーナンキ議長の講演も控えることからここからの買いはリスクが高くなる。
ユーロドル予想レンジ:1.2590(雲の上限、76.4%)~1.2480
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[豪ドル米ドル]ユーロの上昇がオージーの上値抑える


前日のFOMC後のドル下落により大きく上昇に転じた豪ドルだったが、朝方発表された中国PMIが9か月ぶりに低いレベルとなり豪ドルは下落に転じた。その後も売りの勢いは止まらず欧州市場では更に下落の勢いが増した。これまで欧州危機によるユーロから豪ドルへのシフトしていたものがポジションの巻き戻しに目立った。昨日の豪ドルは中国経済指標や米追加緩和などきっかけとなってはいるが殆ど関係のないところで動いている。目先のレンジ1.0400ドルから1.0550のレンジの下限に近付いたことで下落はそろそろ終了とみる。ただし、売りきりの玉がここにきて立つことから上昇幅も限られる。
オージードル予想レンジ:1.0480(50%)~1.0400
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[全般]米追加緩和期待高まるものの
アジアから欧州市場にかけてそれほど目立った動きはなく為替相場も落ち着いた動きが続いた。この日公開されるFOMC議事録に対してもそれ程注目度は高まらなかった。ところが幕を開けると追加緩和を促す内容となっていたことで市場はサプライズ。6月時点よりも多くのメンバーが「新たな情報が十分かつ持続的な景気回復ペースの加速を示さない限り、かなり早い時期に追加緩和が正当化される公算が大きいと判断」とした。また、ゼロ金利政策の延長についても支持していたことで市場は次回のFOMCでQE3が実施されると判断。市場は寧ろ追加緩和に対して反対意見が強まっていたとの認識が強くドルは一気に全面安となった。しかし、このFOMC会議後に発表された雇用統計、小売り売上、新規失業保険申請件数など予想以上に好調な米経済指標が相次いでいる。来月初旬に発表される米雇用統計の結果も含めまだ追加緩和実施を行うか予断を許さない状況だ。今後、更に米景気指標が予想を上回るものであれば再び追加緩和期待は後退しドル買いに反応しやすくなる。
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[米ドル円]円高リスク再び高まる


FOMC議事録が予想外の内容となったことでドル円は一気に1円近く下落。6月時点よりも多くのメンバーが追加緩和の可能性を支持したことで9月のFOMCでQE3が実施されるとの観測が高まった。完全に油断していたところを突かれたといったところだ。このショックは今日の東京市場でも継続するとみるが実際にQE3が実施されるかどうか今後の米国経済指標の動向をみる必要がある。実際に、FOMC後に発表された小売り売上などの景気指標は4-6月の落ち込みから再び回復する兆しを示している。一目の雲の下限を突き抜けパラボリックも買いから売りサインに転換した。しかし、これで寧ろドルロングが解消されたことで動きやすくなった。この日発表された日本の7月貿易赤字も予想以上に拡大するなど円高の材料はこれまでとは異なる。時間が経ってくればじりじりとドル円の買い戻しが強まるとみる。
ドル円予想レンジ:79円00銭~78円30銭
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[ユーロ米ドル]ギリシャ問題とドル安

ユンケル議長とギリシャのサマラス首相がこの日会談。サマラス首相は債務危機解決に向けた改革のために更なる時間を求めた。一方で、ユンケル議長は10月より前にギリシャ支援の決定が下されることはないと発言。ギリシャ問題解決に向けて明日はドイツ、明後日はフランスとの会談を控え依然として不安は燻る。ユーロの上値が重いと思われたがFOMC議事録が公開され一気にユーロは上昇。米追加緩和期待の高まりからドルが全面安となったことでユーロは上昇。このドル上昇の勢いはまだ残ってNY市場は引けた。しかし、欧州危機への懸念が払しょくされたわけではなく、ユーロは買われ過ぎた反動が出るとみる。今日のユーロ圏やドイツのPMI、米国新規失業保険申請件数などがそのタイミングとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.2580(76.4%)~1.2470
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[豪ドル円]目先のロング振り落し

アジア市場からオージー円は上値の重い展開で始まった。中国の追加緩和期待が後退したことや、世界的な製造業の回復に陰りが見えたことが背景。前日に大きく上昇した調整の売りが強まった。FOMC議事録公開を控えドル買いが強まるとの思惑もありオージードルの下落が特に目立った。しかし、FOMCの内容は予想とは反対に追加緩和への期待を高めるものであったことからオージードルは急反発。しかし、ドル円の下落の勢いがオージーの上昇を上回った。公開後オージー円は強いサポートとみられた82円50銭を突き抜けて瞬間82円20銭まで下落。その後は買い戻しが入ったものの目先のロングは大分切らされた。まだ、FOMCショックは止まず今日もしばらく上値の重い展開は継続するとみる。ただ、時間が経てばオージーの割安感から再び買いが強まる。絶好の買いチャンスとでもある。
オージー円予想レンジ:82円70銭~82円30銭
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[全般]欧州債務危機懸念後退
欧州市場が始まるとすぐにスペイン国債入札が実施された。目標上限額45億ユーロを上回り平均利回りも前回を大きく下回ったことで市場には安心感が広がった。22日にユンケル議長がギリシャを訪問し、救済プログラム機関の延長を協議。23日には独仏首脳会議を控えるなど市場には欧州債務の克服に向け期待感が広がった。同時にECBの利下げ期待も強まりユーロの買いに拍車をかけた。また、中国が景気回復に向けて財政出動強化の観測が広がり世界景気への期待も高まるなど市場には楽観的なムードが広がった。
NY時間にアトランタ連銀のロックハート総裁が米金融緩和行き過ぎリスクを指摘したことで追加緩和期待が後退。米10年債の売りが強まりドル売りの動きも強まった。
ドルの金利上昇は本来ドル高に反応するがリスク後退からのドル離れとの見方とユーロの上昇がドル売りを誘った。今日はこれまで堅調な回復の兆しを示してきた米住宅関連の一つである中古住宅販売件数が前回を上回る好調な数字が予想される。また、FOMC議事録で追加緩和期待が後退する内容となっても大きな影響はないとみるが時間調整後に市場の流れが見えてくる。
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[米ドル円]慎重なドル買い


オージーやユーロなどが対ドルで上昇したことでドル全体に売りの動きが強まった。ドル円もクロス円の上昇に支えられたもののドル売りにこの日は押されて引けた。ドル円自体は金利差からなどから上昇の兆しが出始めているもののまだ市場は円高懸念も残り半信半疑の動きがみられる。79円ミドルを超えたものの勢いがないことから利食いや実需売りも散見された。しかし、売り自体もそれ程纏まったものではない。一目の雲の上限が上値を抑えており買い側も慎重だ。FOMC議事録もそれ程サプライズにはならないとみるが、中古住宅販売件数が予想を上回るようであればリスクオンからの円売りが強まるとみる。
ドル円予想レンジ:80円00銭(76.4%)~79円10銭(雲の下限)
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
当社の取扱う店頭CFD取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、原資産の価格の変動や為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や金融市場、為替相場の変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、流動性が低下している状況では、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、株価指数、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)を原資産とするCFD取引は、金利調整額(買建玉を保有している場合は支払い、売建玉を保有している場合は受取り)が発生しますが、金利調整額は、金利水準が各国の経済事情や政治情勢等様々な要因を反映するため変動するので、売建玉を保有している場合でも、マイナス金利となる際は、当社への支払いとなります。加えて、配当金・分配金の各権利確定日の取引終了時点で建玉を保有していた場合、これらの権利調整額が建玉に発生します。一般に権利調整額は買建玉を保有している場合は受取り、売建玉を保有している場合は支払います。一方、原資産となる株価指数自体が配当金を考慮している指数の場合等は、使用するリクィディティプロバイダーによっては、権利調整額は売建玉を保有している場合は受取り、買建玉を保有している場合は支払います。この他、商品先物を原資産とするCFD取引は、当社が定める日の未決済ポジションに対して当社が定めた価格調整額が発生します。原資産にコーポレートアクションが発生した場合は、当社は決済期日を定めた上で新規取引を停止する場合があります。建玉を決済期日までに決済されなかったときには、当該建玉は当社の任意で反対売買により決済されます。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、原則、想定元本(基準値×1.1×取引数量×1Lotあたりの取引単位×円転換レート)× 株価指数CFDの場合10%・債券CFDの場合2%・その他有価証券CFDの場合20%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので、それぞれ最大10倍・50倍・5倍となります。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
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