ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-08

[全般] 前週末の動きの調整

先週末に発表された米雇用統計の結果リスクオンの動きが強まったが、週明けの市場では調整の動きが目立った。
朝方は先週の勢いが残りドル円やクロス円など堅調にスタート。しかし、欧州や米国の景気不安は完全に払しょくされたわけではなく徐々に利食い売りを中心に調整の動きが強まった。特に今週行われる日銀政策会合では追加緩和が見送られるとの観測からドル円は雇用統計前のレベルまで下落する往って来い。他のクロス円はそこまでの下げはないものの利食いの動きに押された。欧州時間にはイタリアのモンティ首相が域内の意見対立が欧州将来を脅かしていると発言したことで下押しの勢いが強まった。しかし、その後ドイツ政府がECBの国債購入計画を支持すると報じられたことで底堅い動きとなった。欧州債務問題に関してはこうした前向きな発言が今後も出やすくなっているとみる。調整後は再びリスクオンの動きが強まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円] 追加緩和見送り観測

(米ドル円時間足)


週明けの東京市場では先週末に発表の米雇用統計が予想を上回る好調な結果となったことを受け買いでスタート。しかし、仲値が決まった後の10時過ぎには実需や利益確定と思われる売りが強まり下落。その後はもみあいが続いたがNY時間の24時直前にいきなり纏まった売りが出た。この時間帯はオプションのカットオフタイムでもありドル円のオプションの売りが出たとみてよい。結局想定していた強いサポートの78円20銭を割り込んで15銭まで下落。今週開かれる日銀の政策会合で追加緩和が見送られるとの観測記事もあったが、これはほぼ予想通り。一時的に実需やオプションの売りが出たことから目先は上値が重くなったとみるが、レンジの動きは変わらず78円付近で買いを入れておく。

米ドル円予想レンジ:78円50銭~78円05銭

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[ユーロ円] 調整の動き継続

(ユーロ円時間足)


先週末にユーロ円が3円近い大幅な上昇となったことで週明けのアジア市場では利食いなど調整の売りが強まった。欧州市場に入るとイタリア首相が欧州債務危機を巡る意見対立が欧州将来を脅かしていると発言。ドイツ連銀が南欧債購入に対し否定的な動きをけん制したとみられる。その後、ドイツ政府がECBの国債購入計画を支持するとの報道が流れるとユーロ買い戻しの動きが出たものの上値は限られた。依然として欧州危機への懸念が燻る中でユーロの戻しがあると短期筋の売りが出やすい。先週の上昇が速すぎたことから買い遅れが目立つ中、もう一段の調整売りが出れば買いを入れやすくなる。その動きがあればユーロ円は再度更なる上値を試す展開とみる。

ユーロ円予想レンジ:97円30銭~96円40銭(50%)

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[豪ドル円]RBA政策決定会合

(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20120807_jikanashi.jpg

先週の動きはオージーの底堅さを示すものだった。FOMCやECB,そして米雇用統計といったイベントリスクが高まったなか最も上昇した通貨の一つとなった。スイス中銀の買いなども取りざたされるなど中期的な買いがオージーを支えているとみてよい。ただ、先週は82円ミドル付近から一気に上昇したことで窓がこの近辺に空いたため窓埋めの動きが終わらないともう一段の上昇は難しい。
今日のRBA理事会では政策金利が据え置かれる予想される。予想通りであっても市場の反応は昨日の高値を超えるまではいかないだろう。寧ろ、声明文で利下げの可能性を残すようであれば82円前半までの戻しもありとみる。82円ミドルから下では最後のチャンスとみて買いを入れる。

オージー円予想レンジ:83円10銭~82円30銭(50%)

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