[全般]強弱混じる米景気指標
この日発表された米7月消費者物価は横ばい。同時に発表されたNY連銀製造業景気指数が-5.9と予想の+7.0を大きく下回った。この結果を受けドル円が大きく下落したが他のユーロやポンドの反応は薄かった。今週は日本がお盆休みの企業が多くドル円の流動性が低いためとみられる。その後発表された鉱工業生産は+0.6%と予想の0.5%を上回り4か月連続のプラス。また、8月のNAHB住宅価格も予想を上回り5年半ぶりの高水準となるなど強弱入り混じる結果となった。結局、下落後のドル円はじりじりと値を戻すなど投機的な動きが目立ち始めている。
ユーロは欧州時間に入ると急落。ギリシャ首相が来週ドイツを訪問する予定で、その時に緊縮財政の期間を2年間延長することを要請するとの観測が高まった。前日にレーン委員がスペインは救済要請を検討しているとの発言などもありユーロの上値は重い。今日は米新規失業保険申請件数、7月住宅着工件数、そしてフィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表される。昨日のNY連銀景気指数が予想を大きく下回ったことからフィラデルフィア連銀の指標は特に要注意だ。全般的に市場は楽観的なムードに傾き始めているようにみえる。
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[米ドル円]ひと月ぶりに79円台へ

前日発表された米小売り売り上げが好調な結果を受けアジア時間のドル円は堅調に推移。ひと月ぶりにドル円は79円台に乗せてきた。その後NY時間に発表されたNY連銀製造業景気指数が予想を大きく下回ったことを受け急落したもののじりじりと値を戻した。
お盆休みということもありドル円の流動性が低下する中で投機筋の売りが出たとみる。79円付近には実需の売り注文が並んでいるとの観測もあったが結果的に79円を付けたことで買いの恐怖感は後退。もう一段の上値を試す展開とみる。一目の雲の下限が79円前半にあることで上昇幅は限られるだろう。
ドル円予想レンジ:79円25銭(50%)~78円60銭
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[ユーロ円]上値は重いもののリスクは後退

前日にレーン欧州委員が「スペインは救済要請を検討している」と発言したことで日中はユーロ買いが先行。しかし、欧州時間に入るとユーロ売りが強まった。来週ギリシャ首相がドイツを訪問しメルケル首相と会談。その際に緊縮財政期間を2年延長するとの観測が高まった。また、M&A絡みのユーロ売りが出たことも下落に繋がった。NY時間にはNY連銀製造業景気指数が大幅に落ち込んだことでドル円が下落しユーロ円は下落。しかし、ユーロ自体には殆ど影響がなくその後は買戻しの動きが強まるなど短期の投機マネーの動きが目立った。
米金融緩和の後退でドル高によるユーロ売りが出るため対ドルでは上値が重い展開は今後も続くだろう。一方で、ドル円の底堅い動きがユーロ円を下支えすることから目先はもみ合いが続くとみる。欧州危機に関するイベントは9月に集中することからそれまでは欧州問題に関するニュースには反応しにくく下落リスクは後退したとみる。
ユーロ円予想レンジ:97円40銭~96円80銭
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[豪ドル円]高値安定


米国追加緩和の後退によりオージーは対ドルで上値の重い展開が続いている。一方ではドル円がひと月ぶりに79円台に乗せるなどオージー円は依然として高値圏でのもみ合いが続いている。昨日のNY時間にはNY連銀製造業景気指数が昨年以来のマイナスになったことでドル円が急落。オージー円も82円ミドルまで下落した。しかし、その後鉱工業生産や住宅価格が予想を上回る好調な結果となったことでリスク選考の動きが強まった。結果的に日足でのオージー円は陽線となり高値圏で安定した動きとなった。中国が近々追加緩和策を打ち出すとの観測もあり、もし実施されればレンジの上限である83円20銭付近を超えていくとみる。
オージー円予想レンジ:83円20銭~82円70銭
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