ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-08

[全般]欧州危機後退で円全面安

NY時間に発表された米7月住宅着工件数は2か月ぶりにマイナス。新規失業保険申請件数はほぼ予想通りであったもののフィラデルフィア連銀製造業景気指数は―7.1と予想の―5.0を下回った。市場にはQE3への期待は燻るものの住宅着工許可件数が4年ぶりの高水準となったことや米企業決算が好調な結果となったことでリスクオンの動きが強まった。
また、休み明けで初めて公の場に出たメルケル首相は域内債務危機解決に向けECBと共に取り組む姿勢を示した。また、条件付きでECBの国債購入を支持することをあらためて示唆したことで欧州債務危機懸念は後退。
結局この日はリスクオンの動きとともにユーロを中心としたクロス円が全面高となった。ドル自体は売りが強まったが円安の動きがそれを上回ったことでドル円も79円ミドル付近まで上昇。8月円高説への期待は大きく後退した。
来週は日本が休み明けとなり円絡みの流動性が高まることから、今日の欧米市場では一旦調整の動きが出たとしてもこの流れは変わらないとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]ドルを上回る円安

(米ドル円日足)



アジア市場ではドル円は底堅い動きで推移。米国景気指標の改善でQE3への期待が後退するとの観測が強まった。しかし、NY時間に発表された住宅着工件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数などが予想を下回ったことでドルは下落。前日と同様、発表直前に高値を更新していたドル円は目先のロングが振り落された。その後は欧州債務危機への懸念が後退したことや、好調な米企業決算などによりリスクオンの動きが強まりクロス円が全面高。結果的にドル全面安の中で円がそれ以上に売りが強まったことでドル円は上昇。
来週から日本勢が休み明けで実需のドル売りが出るとの観測から一旦はNY市場で利食い売りが出るとみる。しかし、ドル円は78円台を底固めしたことで当面このトレンドは継続するとみて79円付近では買いを入れておく。

ドル円予想レンジ:79円60銭(雲の上限、61.8%)~79円00銭

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[ユーロ円]ソブリンリスク後退でショートの炙り出し

(ユーロ円日足)



休み明けから戻ったメルケル首相はこの日初めて発言。ECBが条件付きで国債購入実施支持を明らかにするなど、域内債務危機克服に向けECBと共に取り組む姿勢を改めて示した。これを受けユーロ買いが強まりショートポジションが炙り出された。また、リスク選考の動きが強まり円全面安となったこともユーロ円を押し上げた。7月24日を安値に底値が切り上がってきており、パラボリックも売りから買いのサインに転換。半値戻しでもあり今月の高値でもあった97円80銭レベルを上抜いたことで買い安心感が広がった。
次のレジスタンスは61.8%戻しの98円60銭付近とみるが、その後の週末の利食い売りに注意したい。

ユーロ円予想レンジ:98円60銭~97円50銭

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[ポンド円/ポンド米ドル]天井に近づく

(ポンド円日足)


(ポンド米ドル日足)

GBP_USD_20120817_hiashi.jpg


昨日のロンドン時間に発表された英国7月小売売上が0.3%増と予想された0.2%減を大幅に上回ったことで追加緩和期待が後退。ポンド円オプション絡みと思える売りが15時ちょうどに出て下落した後だけにカウンター的に急速に上昇。その後欧州危機懸念が後退しユーロが上昇したこともポンドを押し上げた。目先のレジスタンスとみられた124円を上抜いたことで根っこのショートは大分解消されたとみる。対ドルでみると1.5770付近はかなり強いレジスタンスとみられ、そろそろ天井に近づいている。ポンド円も125円の大台では利食い売りや新規の売りも出やすいことから上値を追って買うのは危険だ。そろそろ細かい売買をしながらロングポジションは一旦クローズしていく。

ポンド円予想レンジ:125円30銭(50%)~124円00銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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