[全般]バーナンキ議長講演を前にリスクオフ
日本の小売売上が予想を下回ったことやユーロ圏景況感が低下したことなど世界的な景気減速懸念が高まりリスク回避の動きが強まった。欧州市場に入りイタリア5・10年国債入札が実施され目標上限額をほぼ達成し利回りも低下。一時的に安心感が広がったもののスペインのカタルーニャ州が50億ユーロ支援を政府に要請。また、スペインのラホイ首相が支援要請を求めるかどうかは支援条件が明らかになってから決定すると発言。これを受けユーロ売りが強まった。
一方、NY時間に発表された7月個人消費支出が+0.4%と予想の+0.5%を下回った。また、新規失業保険申請件数が37.4万人と予想の37万人を上回り4000人増となったことで追加緩和期待からドル円が下落。その後、ブロッサーフィラデルフィア連銀総裁がQE3は必要ないと発言。アトランタ連銀のロックハート総裁は来月のFOMCではQE3を実施するかぎりぎりの選択と発言したことで追加緩和期待が後退。NYダウが100ドル余り下落しリスクオフの動きが強まるとクロス円も全般に売られた。今日のバーナンキ議長講演では市場が期待するような一歩踏み込んだ発言は先ずでないだろう。しかし、来週は米雇用統計やECB理事会を控えイベントリスクの高まりからもう一段のリスク回避の動きが強まるとみる。
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[米ドル円]狭いレンジ内での動きの中底堅い動きに

豪州住宅許可件数が予想を大幅に下回ったことでオージー円の売りが強まるとドル円も攣られて下落。ドル円単体での動きはこの日はほとんど見られなかった。全般に上値の重い展開が続く中で米新規失業保険申請件数や消費支出が予想をほんの僅か下回っただけでドル円は15銭近く下落。その後はじりじりと値を戻すなど結果的に20銭程度の狭い範囲での値動きとなった。今日はバーナンキ議長の講演があるが市場は追加緩和を示唆する発言に期待が高い。しかし、ECBの出方や雇用統計の結果がまだわからないうちに踏み込んだ発言は先ずでないだろう。そうなれば失望感からのドル買い戻しの動きが強まることになる。ドル円はレンジの高値である78円85銭付近を試す展開とみる。
ドル円予想レンジ: 78円85銭~78円45銭
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[ユーロ米ドル]欧州債務不安とECBへの期待

イタリア5・10年国債入札は目標上限額をほぼ達成し平均利回りも前回から低下するなど好調な結果となった。ECBが国債購入を実施するとの観測や中国がユーロ債投資を継続するといったことが下支えた。しかし、スペインのカタルーニュ州が政府に50億ユーロの支援要請をしたことや、ラホイ首相が支援の条件が明らかになるまで欧州に支援要請をしないと発言。これによりユーロは一気に70ポイント近く下落。その後も上値の重い展開が続いている。ECBが国債購入を実施したとしても2年債までで10年債への影響はないとの見方もありECBへの期待にも限界がある。ESMの銀行免許不可などドイツとの意見の対立やスペインの格付け引き下げ懸念などから今日のユーロは上値の重い展開とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.2560~1.2460(23.6%、転換線)
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[豪ドル米ドル]リスクオフと金利差縮小

朝方発表された豪州7月住宅許可件数が-17.3と予想の-5%を大きく下回った。前日から上値の重い展開が続いていたことからオージー円などの売りも巻き込みもう一段の売りを誘った。スペインが支援を欧州に求めるかどうかを支援条件が明らかになるまで決定しないとの報道で欧州危機への不安が拡大。また、今日のバーナンキ議長講演を前にリスクオフの動きが強まりオージー売りが再び加速。豪州の景気減速懸念から年内中に政策金利を3%まで引き下げるとの観測があり金利差からのオージー売りも見られた。パニック的な売りがないだけに下落の終わりがまだ見えない。76.4%戻しの1.0275で一旦は下げ止まった。雲の上限である1.0255が意識されるが、ここを割り込み雲の中へ突入すると7月25日の安値1.0175を目指す展開とみる。
オージードル予想レンジ:1.0310~1.0255(雲の上限)
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