ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-09

[全般]QE3実施決定でドル安進行

市場はQE3の実施をほぼ織り込んでいたものの、実施発表後はドル全面安となった。
バーナンキ議長は月額400億ドルペースで住宅ローン担保証券(MBS)をオープンエンド(無制限)に追加購入すると発表。労働市場の持続的な改善をもたらすまで継続することを明らかにした。また、異例の低金利政策を2015年半ばまで正当化されるとした。市場の期待にほぼ沿った形での結果となった。市場はこの結果を織り込んできたものの、オープンエンドという積極的な姿勢に対して市場は好感。ドルは全面安となったが、同時に米国景気回復期待はドルにとってプラスの材料ともなり下落幅は限られた。また、この緩和措置はリスクオンの動きを加速するものとなりクロス円は全面高。結果的にドル安円安の動きが今後も継続するとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]介入警戒感と日銀追加緩和観測

(米ドル円時間足)



QE3実施の発表後にドル円は77円ミドルから一時77円10銭付近に下落した。その後すぐに買い戻しが入るなどドル円の下げは予想程大きくはならなかった。来週の日銀政策決定会合では追加緩和を打ち出すとの観測が高まったことや、介入警戒感も下落の勢いを抑えた。また、クロス円が全面高となったことで円安とドル安の綱引きとなったこともドル円の底を支えている。発表後の安値である77円10銭近辺が今後下値として意識されることになる。これを下回ると介入の可能性が高まることから短期ポジションとして買いを入れていく。

ドル円予想レンジ: 78円00銭(50%値)~77円10銭(前日安値)

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[ユーロ米ドル]ドル安がユーロを押し上げる

(ユーロ米ドル日足)



ドイツ憲法裁判でESMを合憲判断としたことやオランダ選挙で与党が政権を維持したことで市場には欧州債務問題への懸念が後退。ユーロが上昇しやすい状況のなかでQE3の実施が決定したことでドルが全面安。ユーロドルは目先の強いレジスタンスである1.3ドルをワンタッチ。しかし、上値を抜けることはできずに跳ね返されている。ドルの下落は一時的なものではなく継続性があるが、昨日の反動が東京市場ではみられそうだ。今日からユーロ圏財務相会合が開かれスペインの支援要請などユーロにとってはポジティブ材料が今後期待できる。1.3ドルを上抜くのは時間の問題といえる。

ユーロドル予想レンジ:1.3060~1.2850(前日安値)

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[豪ドル円]80円75銭の底確認

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20120914_hiashi.jpg


FOMCを控えアジア市場から欧州市場にかけてオージー円は軟調に推移。今週前半に付けた安値である80円75銭付近まで下落した。このレベルを超えると目先ダブルトップを形成する重要なポイントでもあった。しかし、FOMCでQE3の実施が発表されると瞬間的に80円65銭を付けたものの一気に上昇。結果的にオージーが対ドルで大きく上昇し再び81円後半まで押し戻された。欧州債務問題が後退し、米国景気押し上げを促すQE3が打ち出された事でリスクオンの動きが今後強まることになる。また、中国が追加刺激策を打ち出すとの観測もありオージーの買い安心感が高まる。目先は82円台に乗せきれなければ81円台でのもみ合いに入るとみる。

オージー円予想レンジ:82円00銭(61.8%)~81円35銭

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