ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-09

[全般]PMIの鈍化で世界景気懸念

中国の9月PMIが11カ月連続の活動縮小を示唆。また、ユーロ圏の景気指数も45.9と2009年6月以来の低水準となったことを受け世界的な景気減速懸念からクロス円の売りが加速。
ECBやFOMC,そして日銀が追加緩和を決定したことからその直後にクロス円などが上昇したが、この日はその反動ともとれる円ショートとドルショートのポジション調整の動きが活発となった。市場は世界的な追加緩和の動きを好感しているものの依然として欧州債務不安や米雇用状況、そして日本の経常収支縮小の動きなどへの懸念が残る。そんな中で中国やユーロ圏のPMIがほぼ予想通りであったにもかかわらずネガティブに反応。特にオージーの下落が進むとクロス円全般に上値の重い展開となった。市場には手放しでリスク通貨を買っていくには依然慎重なムードが感じられる。
しかし、欧米に引き続き日本も市場に資金を供給する事になり市場のリスクマネーは必然的にだぶつくことから株価やリスク通貨の上昇トレンドに変化はない。調整の売りが終われば再びリスクオンの動きが強まるとみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]ドル売り一巡

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20120921_jikanashi.jpg


日銀が追加緩和を決定したもののその後は円高に再び戻された。朝方発表された日本の8月貿易収支は前月の5174億円から7541億円へと赤字が拡大。しかし、円高の流れは変わらずドル円は上値の重い展開となった。NY時間に発表された米新規失業保険申請件数が予想を上回ったことでドル売りが強まり一時78円直前までドル円は売り込まれた。クロス円も全般に売りが止まらずこの日は円高一色となった。日銀の追加緩和も含め円高に振れる材料はないものの材料出尽くしによる巻き戻しが目立った。これらの動きはそろそろ一巡してきており、そろそろ円売りの動きが再開する頃だ。78円割れは買いのチャンスとみる。

ドル円予想レンジ: 78円75銭~77円90銭(61.8%)

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[ユーロ米ドル]2か月ぶりの大幅安

(ユーロ米ドル日足)



中国のPMIが11か月連続で落ち込んだことなどからアジア市場でユーロ売りが強まった。また、欧州時間に発表されたユーロ圏PMIも予想は上回ったものの45.9は3年3か月ぶりの低水準であったことからユーロは売りが加速。パラボリックが買いから売りに転換したことで今日も売り圧力は継続。ただ、1.29ドルを割り込まないようであれば調整の売りも終了し1.33ドルを目指す展開とみる。ECBの無制限の国債購入とQE3の動きは中長期にわたりユーロを押し上げる要因であり、調整売りも一時的なもので終わるだろう。1.29ドルを割り込んでNYが引けるようであれば1.2750が次のサポートになる。

ユーロドル予想レンジ:1.3070~1.2900

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[豪ドル円]調整売りも一巡

(豪ドル円日足)



81円90銭のストップを巻き込んだことでオージー円の下落が加速した。中国のPMIが11か月連続で活動が縮小したことを機に売りが強まり一時81円を割り込んだ。ECBやFOMC、そして日銀が追加緩和を実施したことでリスクオンの動きが強まった矢先という事もあり梯子を外された格好となった。目先のロングは大分切らされたが、まだ戻しの上値では売りが並んでくるとみる。週末という事もありNY市場では短期のショートカバーが入るとみる。しかし、ドル円の上値も重く本格的なオージー円の買いはまだ難しい。一目の雲の上限である82円前半付近が上値の上限とみる。

オージー円予想レンジ:82円20銭(雲の上限、23.6%)~81円30銭(50%)

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