[全般]財政の崖問題で一喜一憂
前日にベイナー共和党下院議長は財政の崖に対して楽観的な発言をし市場は好感。しかし、この日は一転して財政協議で進展はないと発言。オバマ大統領に対し富裕層への増税の代わりに税控除の廃止を提案したが物別れとなった。オバマ大統領はクリスマス前までに合意に意欲をみせており、それまではこのような協議が繰り返しになるだろう。この発言を受けて一時的にリスクの高まりからドル高・円高が進んだがその後は再び落ち着きを取り戻した。NYダウは前日に引き続き上昇し1万3千ドル台に乗せ、クロス円も全般に押し戻されて終わった。徐々に財政の崖リスクに対し市場の反応は慣れてきたとみえる。
この日発表の新規失業保険申請件数、10月中古住宅販売制約指数は予想通り景気の底堅さを示すものとなった。第3四半期GDPや個人消費は予想を下回ったものの景気回復基調への期待は高い。また、欧州市場ではイタリア国債入札で利回りが2年ぶりに低下したことで欧米ともに株価は堅調な地合いとなっている。今日は月末という事から投信の設定でドル買いが強まるとの観測もあるが両サイドに荒っぽい動きになりそうだ。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[米ドル円]もみ合い後上昇トレンドに


前日のNY株式市場の上昇でドル円は上昇して始まった。また、安倍氏が2%の物価目標に達するまで無制限に金融緩和をするとした発言もありドル円は82円20銭まで上昇。しかし、その後は実需や利益確定の売りに押されるなどもみ合いが続いた。NY市場では財政の崖問題が強まりクロス円を中心に円買い戻しの動きが強まった。しかし、崖問題も今後協議が継続されることから結果的に株価もドルも往って来い。ドル円は77円付近から上昇が始まったが、その節目で下落チャネルが発生しその後は上昇トレンドに戻っていることがわかる。ポジションの巻き戻しが終われば再び買いに転じることを示している。81円80銭付近を底にそろそろ上昇トレンドに戻るとみる。
ドル円予想レンジ:82円60銭(76.4%)~81円80銭
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[ユーロ円]月足


イタリアの5年・10年国債の入札利回りは低下し2年ぶりの低水準となった。スペイン10年債も8か月ぶりの低水準になるなどギリシャ支援合意後の欧州市場には安心感が広がっている。株価も軒並み上昇に転じるなどユーロ不安は感じられない。市場は米国財政の崖問題に移り始めた。NY時間にベイナー下院議員の発言で急落する場面もあったが結果的に押し戻されている。100円前半から7円近く上昇した後の調整の戻しも終了。今日の終値が月足チャートの20か月移動平均線を上抜くことは間違いない。直近の高値107円13銭を再度試す展開とみるが、月末週末という事から一旦は利食い売りが強まるとみる。
ユーロ円予想レンジ:107円30銭~106円20銭
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[南アフリカランド円]90日MAを上に抜ける


他のクロス円が軟調に推移する中で唯一上昇していたのがランド円だった。この日発表された11月生産者物価は0.6%と予想の―0.1%を大きく上回った。現在5%の政策金利はこれで底打ち期待が高まった。10月に入り鉱山のストライキの影響で下落する前のレベル9円40銭に昨日は戻してきた。90日移動平均線の9円35銭を上抜いたこともあり買い安心感が漂い始めている。ギリシャへの追加支援で合意したことで欧州危機が後退したことも買い意欲を高めている。財政の崖リスクが依然として漂うため本格的な上昇にはまだ時間がかかるが中期的にみた買いチャンスとみる。9円30銭手前から買い下がりの注文を入れていく。
ランド円予想レンジ:9円50銭~9円30銭
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[全般]月末の調整の動きで
東京市場では輸出企業の売りや個人のドル円ポジションの巻き戻しを中心に円高が進んだ。ギリシャ問題が一先ず後退したところでリード議員の発言から米国財政の崖問題に市場の注目は移った。欧州時間に入りイタリア国債入札が好調な事やギリシャ支援の合意などを受け各国国債利回りが低下したもののユーロ売りが進んだ。全般にテクニカル的なポジション調整の動きが目立った。NY市場に入り米10月新築住宅販売件数が36.8万戸と予想の39万戸を下回ったことで株価は下落して始まった。しかし、共和党のベイナー下院議員が財政の崖回避でオバマ大統領との合意に楽観的な見方を示したことで市場のセンチメントは一気に好転。前日とは打って変わってドル売り円売りの動きが強まるなど日替わりで上下に振り回される荒っぽい展開が続いている。この財政の崖問題は今後も紆余曲折しながら最終的に回避されるとみられる。テクニカル的な調整が終われば再び円安の流れに戻るだろう。
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[米ドル円]実需やポジション調整で

東京時間には仲値を決める10時前から月末に近いことから輸入業者の買いが強まりこの日の高値8円20銭を付けた。しかし、その後は輸出の売りや個人のロングポジションの巻き戻し動きが強まり下落。クロス円などもロスカットも巻き込みながら81円70銭を一時割り込むなどテクニカル的な動きが目立った。財政の崖問題への懸念が高まるものの、ポジション的には大分解消されてきたことで調整は昨日で終了とみる。まだ振れやすい状況は続くが底値は既についたとみる。昨日の安値81円68銭が当面の底とみて買いを再び仕込み始める。
ドル円予想レンジ:82円60銭(76.4%)~81円80銭
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[ユーロ米ドル]テクニカル的な調整


ギリシャへの追加支援が合意に至ったもののユーロはほぼ合意を織り込んでいたことから寧ろ利食いなどに押されて下落。スペインなど他の南欧諸国への懸念は残るものの目先の危機は後退したのも事実で、今回の下げは一時的なものとみる。一目の雲の上限が依然として上値を抑えるなどテクニカル的な動きが目立つ中でそろそろ調整の売りも一巡。南欧諸国の国債利回りは低下しており今後のユーロを動かす要因は米国財政の崖問題とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3000(雲の上限)~1.2920
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[豪ドル円]レンジ内でのもみ合いから上抜けを狙う

ギリシャへの追加融資が合意されたことからリスク回避によるオージー買いが強まるとみられたが、ドル円の売りに押され上値は抑えられた。月末絡みのポジション調整の動きなども出て85円25銭まで下落。NY時間に財政の崖に対し楽観的な見通しが強まりダウの上昇に伴いリスク回避の動きが後退。結果的に長い下髭を伸ばし陽線で引けてきた。86円ミドルから85円のレンジ内でのもみ合いから上に抜け出すチャンスを伺う。今日のNY株式も上昇継続するようであればレンジの上限である86円ミドルを試す展開とみる。
オージー円予想レンジ:86円40銭~85円70銭
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[全般]ギリシャ合意と財政の崖
ユーロ圏財務相会合でギリシャに対し債務削減見直しで合意したことが報じられた。ギリシャ向け支援融資を再開するとの期待が高まった。しかし前日から既に合意に至るとの思惑が先行していたこともあり上昇幅は限られた。欧州市場が始まると寧ろ売りから始まりクロス円も全般に上値の重い展開となった。ギリシャ支援合意も実際にIMFやユーロ圏から融資実行ができるかどうか不安が残るとの悲観的な観測が売りを誘った。
NY時間に発表された耐久財受注やケースシラー、消費者信頼感指数など予想を上回ったが株価は下落。民主党のリード上院議員が財政の崖問題に関する交渉に進展がみられないといった発言が下落を促した。ギリシャ支援の再開や米国景気回復への期待に対しても市場はどこかで不安感を隠し切れない状況だ。しかし、問題は着実に解決に向かっていることは明らかであり、悲観的な見方も一時的とみる。織り込み済みで一旦売られたユーロもそろそろ反発に向かうとみる。財政の崖問題もクリスマス前まで紆余曲折はあっても最終的に解決に向かえば米国の景気回復に市場の注目が向けられることになる。
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[米ドル円]円安の調整も終盤

ギリシャへの追加支援合意の報道もドル円には影響は見られず前日からの調整の売りが上値を抑えた。午後に入り安倍氏が日銀の物価に対する見方をめどではなく目標に変えることを政権奪取の際には要求すると発言。これを受け30銭近く円安に傾いた。それだけ今のもみ合い相場のなかでドル円取引には短期の投機筋により動かされているといえる。調整が終われば再び円安の流れに戻る。ギリシャ支援も終わり米国景気指標も好調な地合いとなったことでNYダウが上昇に転じれば円売りの動きは再開する。三日陰線が続いた後に昨日は陽線に転じた。昨日の欧州市場の安値82円を下回らなければ買い攻めに転じる。
ドル円予想レンジ:82円50銭~82円00銭
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[ユーロ米ドル]雲の中で目先低迷

ユーロ財務相会合でギリシャへの追加融資再開合意に至ったことで買い先行で始まったユーロも欧州市場では下落に転じた。IMFから条件次第で実際に12月13日に資金が提供されるか不安が残るとの観測などから売りが強まった。合意に至るまでは期待感が高まったが、根本的な問題解決にはまだほど遠いとの見方はこれまでと変わらない。合意を先取りしてユーロを買い入れたところが1.3ドルの大台に乗せたことで一時的に売りを出したものとみる。一目の雲に再び押し戻されて引けたことで上値の重い展開はもう暫らく続くとみる。
ユーロドル予想レンジ:1.2970~1.2880(38.2%)
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[南アフリカランド円]買いのチャンス

南アフリカ共和国の7-9月経済成長率は1.2%と4-6月の時の3.4%から大きく低下。予想された1.5%を下回るなど景気減速が進んでいることが明らかとなった。10月に入り鉱山での最大規模の労働争議から大規模ストライキに陥ったことで生産が落ち込んだことが背景にある。また、ユーロ圏のリセッションが輸出を押し下げた要因だ。しかし、この通貨は経済指標や政策金利の発表などで動くことはほとんどない。大きな流れの中で既に織り込んでしまうためだろう。月足を見てもわかるように6年前には20円近くにいたランド円は今や9円台と半値以下にいる。金利は5%と高くいずれ鉱山も再開に入れば大幅な上昇が期待できる。中長期での買いを入れるチャンスだ。何回かに分けて買い下がりの注文を入れていく。
南アランド円予想レンジ:9.3650~9.2500
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[全般]連休明けのNY勢は様子見
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[米ドル円]調整の深さを探る


連休明けとなった東京市場ではギリシャ支援合意への期待感もあり円売りの動きが先行して始まった。しかし、円売りの勢いは続かず調整の動きからドル円は欧州市場にかけて82円を割り込んだ。感謝祭で休みを取っていたNY勢に期待が高まったが欧州などの株の下落を受けNYダウも下落で始まった。ギリシャへの支援合意の期待が高まるとリスクオンの動きも見られたが引けにかけて再び弱気モードが広がった。先週の感謝祭が始まった22日と23日には寄り引き同時線が続き昨日も陰線で終わった。これは、79円付近から4円近い上昇への調整の動きが始まったことを示す。それにしても、上昇幅に対し下押しの深さが少ないのはそれだけ買い遅れているとみることができる。今日も81円後半で跳ね返されるようであれば再び買いを仕込んでいく。
ドル円予想レンジ:82円20銭~81円80銭
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[ユーロ米ドル]雲の上限で上値抑えられ


今日から3回目のユーロ圏財務相会合がNY時間に開催。ギリシャへの追加支援への合意に至るか最終局面に入った。凍結されている315億ユーロの支援に対し巨額の債務削減策がまとまるか不安は残る。また、日曜に行われたスペインカタルーニャ州議会選挙では独立派が勝利したことでECBに対する支援が後退するとの見方が強まった。ユーロは狭いレンジではあるがアップダウンを繰り返す激しい動きが目立った。今日の協議で合意に至らなければもみ合いの下限であった1.29ミドルを下回ることになる。合意が確実となれば一時的に買いが強まり一目の雲の上限である1.2990ドルを超えて1.3ドル台乗せもありそうだ。しかし、先週からの合意期待もあり今日のところはまだ上値は限定的とみる。
ユーロドル予想レンジ:1.3020(76.4%)~1.2920
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[カナダドル円]BOE総裁にカーニーBOC総裁


BOEの次期総裁に現在カナダ中銀(BOC)総裁のカーニー氏が就任することに決定した。カナダ中銀の次の後任人事に向け不安が高まりカナダドル売りに繋がった。カナダはこれまで18回連続で政策金利を1%に据え置いたが、ここにきて利上げへの期待が高まり始めていた。週明けの東京市場では先週約8か月ぶりに付けた高値を抜いて83円20銭を付けたところだけに、BOE総裁ニュースを切っ掛けに利食い売りが出たとみる。しかし、主要通貨の中では豪州に並んでトリプルAの格付けを持ち、資源国通貨でもあり買いトレンドに変化はないとみる。財政の崖問題やギリシャ問題などの影響は他通貨と比較して少ない。IMFはカナダドルと豪ドルを準備通貨として認定を検討していることもあり需要は今後更に高まる。中長期でカナダドルを仕込むチャンスとみる。
カナダ円予想レンジ:83円30銭~82円40銭
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[全般]連休明けも円安の流れ継続
感謝祭は日本の正月のようなもので、いつもであればポジションの巻き戻しが入るのだが今回はそれが殆どみられなかった。それだけ、今の相場は偏りが少ないともいえる。11月中旬にはヘッジファンドの解約期限やレパトリなどのポジション調整が既に進んでいたためと考えられる。また、これまで円高トレンドは継続するとみていたところが今回の円安の動きに乗り切れていないことも相場の若さを感じる。大統領選挙前後から高まった財政の崖問題で下落が続いた米国株式市場もここにきて下げ止まり感が出始めた。欧州債務問題でもギリシャへの支援が今週にも合意に至るとの期待感が高まる。スペインは来年の資金調達を開始。その国債入札も利回りが低下するなど好調な滑り出しとなり市場には安心感が広がった。中国の景気底入れの兆しなど市場全般に楽観的なムードが漂い始めている。大型ハリケーンのサンディ―では復興のため今後最大で2400億ドル経済を押し上げるとの見方もある。今後はクリスマス商戦が始まり消費動向に市場の注目は集まる。
活気が出始めたところで連休明けとなる米国市場では先週の円安とドル安の流れが継続されるとみる。
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[米ドル円]今年最高値を試しに

米国連休中のドル円はまさに往って来いの繰り返しとなり二日連続で寄引同時線となる十字線が現れた。この線が現れると転換を暗示するものだが今回は日米の連休もあり単なる小休止とみる。リスク回避の後退から円とドルが同時に売られやすい状況となり結局もみ合い状態となった。これまで下落が続いた米国株式市場がここにきて下げ止まりを見せてきたことでクロス円が買われやすい状況となった。これまではドル円の単独上昇が目立ったが今後クロス円が底を押し上げてくれそうだ。ギリシャ支援が合意に至るようであればリスクオンによりドル円は今年最高値となる84円前半を試す展開とみる。
今週のドル円予想レンジ:84円20銭~81円80銭
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[ユーロ米ドル]一目の雲に突入


先週はフランスの格付け引き下げやユーロ圏財務相会合でギリシャへの追加支援が合意に至らなかったことでユーロへの不信感が広がった。これだけユーロ売りの材料が出たにも拘らず先週のユーロドルは5連続の陽線となり250ポイント余りの上昇となった。先週行われたスペイン国債入札は利回りが低下し上限目標を上回る好調な結果となり来年の資金調達に不安は後退。今週は26日のユーロ圏財務相会合でギリシャ支援が合意に至るようであれば更に上値を試す展開とみる。週足チャートで一目の雲の下限で引けてきたが終値ではほぼ高値圏となり買いの強さを示している。これまではドル円の上昇がユーロ円を押し上げてユーロドルは寧ろ下落。これでユーロ円の上昇は更に加速するとみる。
今週のユーロドル予想レンジ:1.3150(38.2%)~1.2870(38.2%)
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[豪ドル米ドル]リスクオンから今年高値を試す展開


中国の製造業PMIが1年ぶりに活動拡大を示し景気の底入れ感が高まった。RBA議事録では利下げ余地の可能性を示したがスティーブンス総裁は当面緩和効果を見守るとしたことを好感。ギリシャ支援への期待やハマスとイスラエルが停戦合意したことなどリスク回避の動きは後退。先週末は米国感謝祭で薄商いとなったNY市場では引けにかけて値を伸ばした。連休明けとなるNY市場は財政の崖回避のためにオバマ大統領が動き出す。
下落の続いたNYダウも先週から下げ止まり感が出始めた。財政の崖問題によりリスク回避からのドル買いの動きもここにきて売りに転じ、豪ドルは対ドルでも上昇がみられる。今週は8月と9月に跳ね返されたレベルである1.06台を今週は再度試す展開とみる。
今週のオージードル予想レンジ:1.0600~1.0400(50%)
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[全般]薄商いのなか荒っぽい動き
欧州市場に入るとドル円が邦銀などからの纏まった買いが出たことから上昇。ユーロは26日のユーロ圏財務相会合でギリシャ支援が合意に至るとの期待から上昇。しかし、これらの動きは一時的で最終的に元のレベル付近まで戻るなど荒っぽい動きが目立つことから短期筋の仕掛けとも考えられる。今日も米国は連休を取るトレーダーが多く、日本が勤労感謝で休場となることから市場は更に薄商いとなる。そのため、ちょっとした材料に対しても反応するか、或いは全く反応がないかのどちらかだろう。いずれにしても元のレベルに戻る動きで往って来いとなりやすい。
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[米ドル円]十字線で円安も一休み

大手邦銀勢とみられる纏まった買いが東京市場の引けにかけて散見されドル円は83円手前まで上昇。しかし、NY市場が休場となるため欧州市場の終わりにかけては再び売りが強まり往って来い。結局ローソク足では寄引同時線となり、これが現れると上昇の終わりを示すサインとなる。11月9日には底で同じ寄引同時線が現れて上昇に転じている。今回の十字線で一先ずこれまでの上昇に一服感が出たとみるが下値も限定的とみる。NYや日本の市場が休場となることから手仕舞いなどから上値を抑えたためだ。来週の連休明けからは再び円安の動きに戻るとみる。
ドル円予想レンジ:82円70銭~82円20銭
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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ギリシャ追加支援合意期待


東京の朝方からユーロは上昇して始まった。ECBに銀行合併で拒否権や資本増強などの権限を与える見通しとの報道で損切を誘発した。短期筋の仕掛けもあり利食いなども出て徐々に押し戻された。欧州市場ではスペイン国債入札で利回りが低下するなど好調な結果となったことでユーロは上昇。また、来週にもギリシャ追加支援が合意に至るとの期待感などが高まりユーロは7か月ぶりの高値を更新。ただし、NY市場が休場となる中で荒っぽい値動きが目立ち始めている。これは薄商いの中でのポジション調整や短期筋の動きによるものとみられる。この様な動きが出るときは流れが止まる時に多く一先ず上昇も一服感が漂う。対ドルでも半値戻しのレベル1.29ドルで上値を抑えられた。
今日は更に市場参加者が減ることや週末という事もあり上値の重い展開とみる。
ユーロ円予想レンジ:106円50銭~105円60銭(38.2%)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]上昇に一服感


朝方発表された中国製造業PMIは50.4と前月の49.5から上昇。活動の境目となる50を上回り1年1か月ぶりに製造業活動が拡大。これを受けオージーは堅調な地合いとなり欧州時間にはこの日の高値となる85円95銭まで上昇。しかし、86円台を付けきれなかったことやNY市場が休場という事から利食いなどで上値を抑えられている。対ドルでは三角もち合いが収束してきたことで今日は値動きが狭まりそうだ。来週にはどちらかに放れるとすれば上方向の可能性が高い。オージー円のローソク足はユーロ円と同様に寄引同時線が天井圏で現れた。上昇トレンドは変わらないとみるが一旦はもみ合いから下押しもありそうだ。
オージー円予想レンジ:85円80銭~85円10銭
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[全般]連休前でも円安加速
結局ユーロ圏財務相会合ではギリシャ支援合意には至らなかったことからユーロは大きく下落。しかし、26日の財務相会合で決定するとの報道で最終的に合意に至るとの期待が高まりユーロは上昇。ハマスとイスラエルの停戦合意が伝わるとリスクオフの動きが後退し円売りドル売りの動きが強まった。本日からNY市場は感謝祭により連休に入る。明日からは日本の勤労感謝により3連休に入るため円安の調整が入るとみているところが多い。しかし、それなら既に昨日のNY市場から動きがあってもおかしくない。何か大きな資金の流れに変化が出始めているとみればまだ円安は始まったばかりだ。
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[米ドル円]一日1円

日本の10月貿易収支は5490億円の赤字と予想の3600憶円を大きく上回った。これで4か月連続の赤字となり赤字体質が定着。欧米市場でも円安の流れは続き殆ど戻しらしい戻しは見られない。14日の衆議院解散の日から3円余り上昇したことになる。日足でみると一日での上昇は1円から1円30銭程度がマックスとなる。昨日も81円ミドルから82円ミドルまで一円上昇。流石に今日からの連休を控え1円上昇する可能性は低いとみるがポジションはそれ程円売りに偏っているようには見えない。NYの引けがほぼこの日の高値という事はそれだけ買い意欲が強いという事を示す。先週末から円安調整は既に入っているとみればここからの下押しは浅いとみる。今年高値となる84円台に達するのにそれ程時間はかからない。
ドル円予想レンジ:83円00銭~82円00銭
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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ギリシャ支援合意に至らず


東京時間にユーロ圏財務相会合でギリシャ追加支援への合意には至らずとの報道からユーロは下落。ちょうど105円に乗せたところであっただけに1円余り下落した。しかし、欧州市場に入り再び上昇に転じた。ジョイブレ独財務相は26日に会議を再開しそこで合意に至るとの楽観的な発言でユーロは上昇。また、ハマスとイスラエルの停戦合意の報道も安心感を与えた。対ドルでは一目の雲の中でユーロの上値は依然重く、基本的にドル円がユーロ円を押し上げている。ユーロが対ドルで上昇し始める時がユーロ円の加速度的に上昇する時だ。徐々に薄商いになることから荒っぽい動きになりやすいがロングポジションはキープ。
ユーロ円予想レンジ:107円30銭(76.4%)~105円30銭
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[豪ドル円]中国PMIに注目

ギリシャ支援が合意に至らなかったことを受け85円付近から50銭近く下落したが再び上昇。ドル円の上昇力がオージー円を押し上げた。ハマスとイスラエルが停戦に合意したことで市場には安心感が広がりクロス円も全般に底堅い動きとなった。豪州の格付けはAAAと最も高く、それでいて金利も高い事から投資マネーがオージーに向かい始めている。
米国は今日から感謝祭で休場となるため経済指標発表はなく、本日発表の中国PMIに市場の注目は集まる。前回の49.5を上回るようであればオージー円は86円の大台を試す展開とみる。
オージー円予想レンジ:86円00銭~85円10銭
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[全般]日米中銀総裁の発言
日銀政策会合では予想通り政策金利、資産買入れ規模、固定金利オペなど全員一致で据え置きが決定し為替への影響は見られず。その後の白川総裁の発言に注目は集まった。総裁は「日銀法改正に対し独立性が損なわれることから慎重に検討してほしい」「マイナス金利は流動性不安から日銀券に大規模シフトが起きる」「インフレ目標3%は長期金利の上昇で財政再建や実体経済に悪影響を及ぼす」など、安倍首相の主張に対し反論。しかし、市場の反応は低く、その後安倍総裁が日銀法改正を公約に盛り込むとしたことで寧ろ円安が進んだ。NY時間にはバーナンキFRB議長が講演で財政の崖が大きな脅威となる可能性があり、金融当局は悪影響を相殺する手段を持たないと発言。株価は下落しドル売りが強まった。結果的に日米双方の総裁発言に反してドル円やクロス円が上昇するなど円安の流れが勝った。また、朝方発表されたフランスの格付け引き下げの影響は欧州市場では低く寧ろユーロは上昇。ユーロ財務相会合ではギリシャへの追加支援を巡り前向きな姿勢が示されたこともユーロを押し上げた。しかし、ギリシャ債務の長期的軽減については目途が立たず会議は継続されることから上値も限られた。財政の崖問題やギリシャ支援、日本の総選挙までは政治の混乱などもあり依然として問題が燻るものの、全体に悲観的なムードは後退。クロス円など緩やか上昇は継続するとみる。
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[米ドル円]調整の動き終了

日銀政策会合では予想通り政策金利や資産買入れなどは据え置きを決定。市場の反応は全くなかった。その後の白川総裁もマイナス金利や3%インフレ目標、そして日銀改正法などに対し反論。記者会見前にはポジション調整などから円高に振れていたが会見が終わると円安に再び動き出した。内容は尤もな話であるものの市場は最終的に日銀が従わざるを得ないとの認識が強かったようだ。安倍自民党総裁は日銀法改正を公約に入れると述べたことも円安に拍車をかけた。バーナンキ議長は財政の崖に対し金融当局は万能ではないと発言。しかし、解決されれば非常に良い年になるとし期待を高めたことで市場の不安は後退。ドル円は結果的に上値を更新しボリンジャーのバンドウオークは継続。先週までの上昇速度の調整は終了したとみる。目先は82円の大台手前での利食い売りなどに押されるとみるが、底値は切り上がっている。
ドル円予想レンジ:82円00銭~81円40銭
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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) - ジャンル:株式・投資・マネー
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