[全般]米雇用統計と財政の崖問題
先週はこれまで急速に上昇したドル円やユーロなどの調整の動きが目立ったが、今週前半もこの流れを引き継ぐことになりそうだ。ただ、調整の動きもそろそろ終わりに近く12月に入り新規投資の動きが活発化すれば円安やユーロ高が再開するとみる。週末には注目の米雇用統計の発表を控える。前回は予想以上の改善を示したものの今回はその反動などから前回を下回ると予想される。予想以上に改善がみられなければ財政の崖問題などとも重なりドル売りの動きが強まることになる。今週も一方向には動き辛く上下に荒っぽい動きが予想される。
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[米ドル円]上昇のスピード調整後ももみ合い


安倍自民総裁の日銀に対する発言を切っ掛けにドル円は79円台から3円余り上昇。9月末に城島財務相などが日銀に対し追加緩和への圧力をかけて上昇し始めた時の77円台からみると5円余り上昇したことになる。先週はそのスピード調整で始まり週末には再び上値を試したものの前回の高値82円83銭を超えることはできなかった。ここから下落が続き81円60銭付近を下回ると短期的にダブルトップを形成してもう一段の下落に繋がることになる。しかし、円安の流れは既に出来上がっており出遅れ感も強く81円台には買い下がりの注文で下値は限定的とみる。ただし、米雇用統計の発表を控えることから上値を狙ったとしても83円付近ではポジション調整の売りに押し戻されもみ合い継続。
今週のドル円予想レンジ:83円00銭~81円70銭
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[ユーロ円]ユーロに安心感漂う


先週はユーロ財務相会合でようやくギリシャへの追加支援合意に至った。しかし、一般投資家の債務削減やドイツ議会の採決も残るなど問題から寧ろ上値の重い展開が続いた。しかし、週末のドイツ議会は最終的にギリシャ支援法案を可決したことなどから買い安心感が広がった。また、日本の追加緩和期待もあり対円でも今後上昇の余地が広がった。ただ、週末には米国雇用統計を控えていることや財政の崖問題が難航する中でリスク回避の動きは依然燻る。逆に言えばそれらの崖問題回避の動きや雇用統計が予想を上回る結果になればもう一段の上値を試す展開とみる。
今週のユーロ円予想レンジ:109円50銭~106円50銭
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[豪ドル円]RBA利下げ観測で上値重く


今週の火曜日に行われるRBA政策会合では政策金利を現行の3.25%から3%へ0.25%引き下げるとの観測が高まっている。既に市場は織り込み始めているものの、実際に利下げを行えば一時的に下振れはありそうだ。ただ、声明で利下げ底打ち感が広がれば寧ろ買いのチャンスとみる。今週はその他に豪州雇用統計や経常収支、GDPといった重要指標が発表される。また、中国もPMIが発表されることからオージーは波乱含みの展開となりそうだ。依然として日本勢の買いは慎重姿勢を保っていることから今週もレンジ内での動きとみる。
今週のオージー円予想レンジ:87円00銭(下降トレンド)~85円20銭(先週安値)
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
加入協会等 | : | 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562) |
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