[全般]今週は大詰めの週
先週はギリシャへの追加支援が合意したことを受けユーロは上昇して始まったものの、ECBのマイナス金利も含めた利下げ観測や景気見通しの下方修正を受け下落に転じた。米国サイドでは財政の崖回避に向けたオバマ大統領と共和党との協議が難航したものの、楽観的な見通しが示されたことでドルは底堅い動きで推移。円は日銀への追加緩和圧力で下落したスピード調整の動きからもみ合いが続いた。週末には米国雇用統計が発表され非農業部門雇用者数が予想を大きく上回り失業率も低下したことを受けドルは対円で大きく上昇。しかし、先月分が下方修正されたほか感謝祭のため1週間繰り上げて実施したことやサンディーの影響がなかったことなどもありその後ドルは押し戻された。
ポジションは今週のイベントを前に今回の雇用統計の結果を受け大分ニュートラルに近づいたとみる。FOMCではツイストオペが終了するが追加的な資産購入が打ち出されるとみられる。一方、議会では14日に閉会される予定となり財政の崖回避に向けた動きが最終段階に入る。もし、それまでに合意に至らなければドル売りが強まることになる。
日本では経常収支の発表や日銀短観が注目される。経常収支や貿易収支が予想以上に悪化するようであれば円売りが強まると予想される。年末に向け最も今週は注目される週でありイベントに関する思惑も絡んでリスク回避の動きが強まるとみる。
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[米ドル円]経常収支と日銀短観、週末の選挙


ドル円は既に3週間近く高値圏でのこう着状態が続いている。先週末には三陸沖で大きな地震が起こりドル円は一時的に82円前半まで下落。通常は円売りに反応するものが下落したのは目先のポジションの手仕舞いとみる。その後、米雇用統計が予想を大きく上回ったことでドル円は82円82銭と今回のレンジの上限まで上昇。しかし、結局レンジの上限は抜けきれずに跳ね返されて往って来い。今週は日本の経常収支、貿易収支、そして短観が発表されるが追加緩和への同意は既に織り込んでいて更なる円安にはなり難いだろう。今週は寧ろドル安の動きに注意したい。FOMCでは何らかの追加緩和を実施する可能性が高くドル売りに動きやすい。また、財政の崖問題が煮詰まってくればリスクが拡大しクロス円の売りがドル円を押し下げることになる。今週は全般に下値を試す展開とみるが大きな円安の流れは変わらず、下値もレンジを下回るまでには至らない。
今週のドル円予想レンジ:83円00銭~81円50銭(38.2%)
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[ユーロ米ドル]トリプルトップとダブルボトム

先週はドラギ総裁がマイナス金利を含め追加利下げの可能性を示唆したことや、ユーロ圏の実質成長率見通しを下方修正したことを受けユーロは下落幅を拡大させた。ユーロの下落はその前からギリシャ支援合意により買いが過熱気味であった反動もあったとみる。また、9月、10月に引き続き今回も1.30ミドルを超えられずトリプルトップを形成したことも売りを誘った。一目の雲の上限をやっと抜けたと思った矢先に週末は再び雲の中へ突入して引けてきた。やや売りの勢いは残るものの、今週はそろそろ下げ止まりから上昇に転じるとみる。短期的には1.2870付近でダブルボトムも形成されている。
今週はドイツのZEW,欧州PMIや13日のEU首脳会議も開かれるが注目度は低い。寧ろ、財政の崖問題で難航することは必至で今回合意に至らなければ一時的にドル売りが強まりユーロは再び上値を試す展開とみる。
今週のユーロドル予想レンジ:1.3070~1.2870
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[豪ドル米ドル]底値は徐々に切り上がる

先週RBAは政策金利を3%と50年ぶりの低水準まで引き下げた。発表後は一時的に豪ドル売りが強まったがその後は寧ろ材料出尽くしから上昇に転じた。これで追加緩和政策も底打ち感が出始めてきたことで寧ろ買いが入りやすくなったとみる。また、米国財政の崖問題が難航する中でドル安の動きが今週は更に強まるとみる。もし、合意に至るとしてもNY株式市場の上昇などから豪ドル買いに繋がることになる。ボリンジャーバンドは右肩上がりで上限のバンドウォークが継続。上昇速度はそれ程ないが徐々に底が切り上がりボリンジャーの中心線がサポートになるとみる。
今週のオージードル予想レンジ:1.0550~1.0440
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注意喚起
当社の取扱う店頭外国為替証拠金取引は、元本や利益を保証した金融商品ではなく、為替レートの変動等による損失発生の可能性があります。さらに、レバレッジ効果(想定元本と比較して少額の資金で大きな取引ができる仕組み)や為替レートの変動等によって注文(ロスカット注文を含む)が約定しない場合等、元本を上回る損失発生の可能性があります。特に、マイナー通貨(流動性の低い通貨)の取引をされる場合、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。加えて、スワップポイント(通貨間の金利差調整額)においては通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。 取引におけるお客様のコストは、スプレッドとなります。スプレッドは、売りレートと買いレートの差のことで、通常は売りレートより買いレートの方が高くなります。また、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。個人のお客様の必要証拠金(取引において最低限必要である資金)は、想定元本(為替レート×取引数量)× 4%以上の額となり、レバレッジは、想定元本÷必要証拠金で算出されますので最大25倍となります。法人のお客様の必要証拠金は、為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。 為替リスク想定比率は、通貨ペアごとに異なり、当社では、原則として一般社団法人金融先物取引業協会が金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1項に規定される定量的計算モデルを用いて算出する数値を利用します。なお、為替リスク想定比率は、原則として1週間ごとに見直しが行われ、レバレッジは、為替リスク想定比率の逆数(想定元本÷必要証拠金)となりますので、1週間ごとに変動します。
店頭バイナリーオプション取引「LION BO」は、判定時刻の為替レートが、当社の設定した最大7本の権利行使価格から、お客様が選択された権利行使価格よりも、上昇するか下降するかを予想するヨーロピアンタイプのラダーバイナリーオプション取引です。最大損失額は、オプションの取得対価の全額となります。取引単位は1ロット(1ロット当たりの価格は0~1,000円)、1回の取引あたりの最大取引単位は50ロットとなります。手数料は無料です。オプションの購入後において、取引をキャンセルすることはできません。購入したオプションを取引可能期間前に清算(売却)をすることはできます。但し、購入価格と清算価格にはスプレッドがあり、清算時に損失を被る可能性があります。「LION BO」は投資額に比べて大きな利益を得る可能性がある反面、投資元本の保証はなく、お客様にとって為替レートが不利な方向に変動することにより投資元本の全てを失う可能性のあるリスクが高い金融商品です。
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商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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