ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-12

[全般]イタリア政局や中国経済指標

週明けの東京市場では朝方明らかとなったイタリア政局の混乱と好調な中国経済指標結果を受けた動きで始まった。
イタリアのモンティ首相はベルルスコーニ率いる自由国民が緊縮政策に反対したことで、予算に賛成することを要求すると同時に辞任を表明。債務危機に揺れるイタリアの再生のために就任したモンティ首相の辞任で財政緊縮が危ぶまれるとの観測からイタリアやスペイン国債が下落し金利が上昇。これによりユーロ売りが強まった。一方で、先週の米雇用統計の改善や中国の工業生産と小売売上高が市場の予想を上回ったことでアジアや欧州の株価が全般に上昇。円は北朝鮮のロケット打ち上げの発射予告期限に入り円高の動きが強まるなど、市場には弱気と強気のムードが交錯し方向感の乏しい動きとなった。この日は米国経済指標の発表もなく市場の流れを狩るほどの材料はないことから目先の材料に一喜一憂。今種はFOMCや日銀短観、財政の崖回避に向け動きなど主要な材料を控えポジションの巻き戻しの動きも目立った。今日から始まるFOMCを前に米貿易収支や財政の崖を巡るオバマ大統領の発言などで市場は昨日と同様に一喜一憂することになるだろう。昨日はリスクオフの動きから円買いの動きが強まったが今日はその反動もありそうだ。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]円売りポジションの巻き戻し

(米ドル円時間足)



FOMCを控えドルは全般に上値の重い展開の中でイタリア首相の辞任が伝わると円の買い戻しが強まるなどドル円は上値の重い展開で始まった。特にユーロ円の売りがクロス円全般に上値を抑えたこともドル円の売りを誘った。先週末に米雇用統計が予想以上の改善を示したことでドル円は上昇。この頃から投機筋の円ショートポジションの巻き戻しが始まったこともありその動きの延長がみられた。結果的に高値圏でのレンジを抜けるほどの動きはなく、本当の調整は選挙後の来週がピークになるだろう。今のところテクニカルに頼る動きが継続。昨日は61.8%戻しの82円10銭で下げ止まったことから次はその反動での上値を試す展開とみる。76.4%戻しの82円65銭が上値の目途。

ドル円予想レンジ:82円65銭~82円10銭

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[ユーロ米ドル]ギリシャからイタリア・スペイン不安へ

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20121211_jikanashi.jpg


イタリアのモンティ首相が突然辞任を発表。イタリアの改革や財政再建策が先行き不透明になることから週明けの東京市場ではユーロが50ポイント余り下落して始まった。欧州時間にはスペイン財務相も同じ問題を抱えるスペインにも影響を及ぼすと発言したことでイタリアとスペイン国債が下落し利回りが上昇した。しかし、欧米市場では今日から始まるFOMCで追加緩和期待からのドル売りが強まったこともありユーロの買い戻しもあり上昇。結局先週の終値である1.2920を上回る1.2940で引けてきた。ギリシャ問題が後退し落ち着きを取り戻すとみられたユーロに再び難題が課せられた。ギリシャ債務に比べスペインやイタリアの債務額は大きく今後も尾を引くことになる。ただし、目先は米国追加緩和への思惑が強く今日は上値を試す展開とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3000~1.2920

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[豪ドル円]中国景気底打ちで買い出動待ち

(豪ドル円時間足)



週末に発表された中国工業生産は+10%と二ケタ台の上昇。景気テコ入れの公共事業で経済回復傾向がみられた。また、消費者物価も2%前後での安定した動きとなり豪ドル買いで始まった。また、イタリア首相の報道でユーロが下落するとユーロオージーの売りからオージーの底値を押し上げた。その後、中国貿易収支の発表で輸出が予想を下回る伸びを示したことでオージー売りに反応。利食い確定の売りやドル円の下落に伴う損切も散見された。しかし、NY市場ではダウの上昇に伴い再び上昇。投資マネーは中国の景気底打ちから上昇に転じるとの見方が強く買い出動を待っている状況とみる。
今日のところはFOMCを控えボリンジャーバンド内での動きは継続。

オージー円予想レンジ:86円60銭~86円10銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
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加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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