ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-12

[全般]リスクオンムード高まる

市場には欧州危機の後退と米国追加緩和への期待の高まりからリスクオンの動きが高まり世界的な株価上昇に繫がった。
今日発表のFOMCではツイストオペ終了に伴い米国債を毎月450億ドル購入し既存のMBS400億ドルを補強するとの予想が高まった。これによるドル売りは進みこの規模での追加緩和を市場はほぼ織り込んだ形だ。財政の崖問題でもオバマ大統領とベイナー下院議長との会談でも歩み寄りがみられ会談は友好的に進んでいる。明日は米議会が閉会となるため財政の崖回避に向けた動きは最終局面に入った。
欧州側でも各国の株価が軒並み上昇。ドイツのZEW景況指数が予想を大きく上回る好結果となったことやスペイン国債入札が目標上限額を超え金利も低下。イタリア政局不安が懸念されたがスペインへの飛び火は見られずユーロ買いが進んだ。欧米ともにリスクオンの動きが強まったことでクロス円は全般に上昇。ドル安円安の動きがもみ合いから上に抜け出してきた。今日のFOMCでは400億ドルのMBS購入で過去最大規模の金融緩和となり、更に失業率などの目標設定などが打ち出されれば市場は素直にドル売りで反応するだろう。また、EU財務相会合でギリシャ支援や銀行監督一元化に向けた前向きな話し合いがなされれば市場のリスクオンの動きは更に強まることになる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]クロス円の上昇で緩やかな底上げ

(米ドル円時間足)



FOMCでは更なる追加緩和期待の高まりからドル売りが強まった。一方、財政の崖回避の動きへの協議に対する楽観的な見方が広がったことでリスクオンからの円安も進んだ。
ドル安と円安の綱引きでドル円には大きな動きはないもののクロス円の上昇によりドル円は穏やかな上昇が続いている。先週末に発表された米雇用統計後のドル円の高値である82円80銭付近が意識される。FOMCでは450億ドルの追加以外にも失業率やインフレ目標の設定が打ち出されればドル売りに反応するだろう。しかし、市場のドル売りはほぼ織り込んでいることから寧ろNYダウの上昇にともなうリスクオンの動きからの円売りがドル売りの勢いを上回るとみる。

ドル円予想レンジ:82円80銭~82円35銭

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[ユーロ米ドル]ダブルボトムを付け再度上値トライ

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20121212_jikanashi.jpg


ドイツの11月ZEW景況指数は+6.9と予想の-11.5を大きく上回った。また、イタリア政局不安により懸念されたスペイン国債入札も上限目標額の35億ユーロを上回る38.9億ユーロとなり入札利回りも前回から低下。更に、マイナス金利まで政策金利を引き下げの話に対しフラードECB専務理事はこれ以上引き下げる余地はないと発言するなどユーロ買いの材料がこの日は軒並み揃った。また、スイスのUBSがCSに引き続きマイナス金利を適用したことでユーロスイスが上昇。
11月29日に付けた安値1.2880から1.3130まで上昇し、再び12月7日に1.2875まで下落し目先ダブルボトムを形成。一目の雲の上限を超えたことで再度1.31ミドルの強いレジスタンスを試す勢いがみられる。今日のFOMCで追加緩和が示されればドル安によるユーロ高が更に高まるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3000~1.2920

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]三角もち合いから上放れ

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20121212_jikanashi.jpg


本日のFOMCでの追加緩和期待が高まったことでドル安がオージードルを押し上げた。また、財政の崖問題回避に楽観的な見方が広がったことや欧州債務リスクの後退などから世界的な株価上昇でリスクオンの動きが強まった。中国の景気回復期待などもあり豪ドルは3月以来の高値を更新。オージー円の直接的な買いはまだみられないものの、三角も違いから上に放れたことで買いの勢いが出始めている。明日は米議会が閉会するためそれまでに財政の崖問題協議に進展がみられれば更にリスクオンからのオージー買いが強まるとみる。

オージー円予想レンジ:87円50銭~86円60銭

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業務内容 : 第一種金融商品取引業
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