[全般]相場が本格始動
東京市場からFOMC政策会合を控え静かな相場展開で始まった。北朝鮮が予想外のミサイル発射報道で一時円が買われる場面もあったが一時的な動きとなった。欧州市場に入るとFOMCでの追加緩和期待からドル安の動きが強まると安全通貨の円やドルを売る動きが強まりクロス円が穏やかに上昇。また、EU会合を前にギリシャ支援や銀行一元化などへの期待が。先日政局不安が拡大したイタリアではベルルスコーニ前首相が「モンティ首相が出馬するようであれば首相候補から辞退する」と発言したことで市場は落ち着きを戻した。世界的な株高を背景に市場には安心感が広がり始めていたところでFOMCの追加緩和期待もあり全般にクロス円の上昇が目立った。
FOMC声明では予想通りツイストオペ終了後に450億ドルの長期国債購入と同時に400億ドルのMBS購入も継続が決定。また、今後1-2年はインフレ率が2.5%以上、失業率が6.5%を上回るようであれば異例な金融緩和政策は適切であるとした。ほぼ予想通りの内容となりNY株価は上昇し金利差拡大期待からリスク通貨であるオセアニア通貨や南アランドなどが対円でも大きく上昇した。
財政の崖問題は依然として不透明な状態ではあるが、市場は既にリスクオンの動きにスイッチが入り本格始動に入ったとみる。
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[米ドル円]83円のバリア突破

FOMCを控え朝方からドル円は慎重な動きで始まった。北朝鮮のロケット発射報道で一時的に円買いに動いたが殆ど影響はなかった。欧州市場ではFOMCで追加緩和期待からドル安の動きもあったがアジアに続き欧州株価の上昇を背景にクロス円が上昇。NY時間には83円にあったバリアオプションを抜けたことでショートが誘発され上昇。FOMCで過去最大の追加緩和が発表されると一時的に売りが強まったが既に勝負はついていた。今後日銀の追加緩和への期待もあり円売りの流れは更に鮮明となった。いきなり83円を超えたことで東京では実需も含めた売りが出やすく一旦は下押しもありそうだ。しかし、円売りの流れはまだ始まったばかり。ボリンジャーバンドは上向きの幅が拡大し値動きは大きくなるとみる。財政の崖問題が収まれば年内には今年最高値の84円台を試す展開とみる。
ドル円予想レンジ:83円50銭~82円90銭
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[ユーロ円]欧州不安後退と円売り


政局混乱のイタリアではベルルスコーニ元首相のモンティ首相が出馬すれば自分は辞退するとの発言で一先ず落ち着きを取り戻した。また、ギリシャが319億ユーロの国債償却したことで支援条件の一つをクリア。EUの財務相会合や首脳会議を控え安心感が広がりユーロは強い抵抗線とみられていた108円台に乗せてきた。FOMCで追加緩和が発表されるとドル売りユーロ買いの動きもあり4月初旬以来の109円台乗せとなった。やや伸びきった感もあることから東京市場では一旦売りが先行しやすい状況。しかし、上昇の勢いは強く下押しも限定的とみる。ボリンジャーバンドの上限でもあり今年最高値付近でもある110円台は財政の崖問題も燻ることから来週にお預けとなりそうだ。
ユーロ円予想レンジ:109円20銭~108円30銭(23.6%)
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[豪ドル円/豪ドル米ドル]金利差拡大期待



FOMCの過去最大の金融緩和を受け金利差拡大期待からオージーの買いが強まった。今週に入りオージー円は86円から既に2円上昇。50銭刻みでもみ合いを繰り返して上昇している。FOMCのイベントが終わったことで一先ずやれやれの売りが出やすい。また、今年最高値の88円ミドルまで目前となり、対ドルでも1.06ドル台は意識されるレベルだ。
これらの上限をクリアするには財政の崖問題が回避される必要がある。
アジア時間では一旦押し戻しもあるとみるとみるが大きな上昇トレンドには変化はなく、下押しが浅ければ買いのチャンスとみる。
オージー円予想レンジ:88円50銭~87円30銭(38.2%)
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
業務内容 | : | 第一種金融商品取引業 |
登録番号 | : | 近畿財務局長(金商)第41号 |
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