ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-12

[全般]円安とドル高加速

東京市場では前日の流れを引き継ぎ円売りが先行。FOMCで追加緩和が実施されたことを受け来週の日銀会合で更なる追加緩和への期待が高まった。午後に入るとECBの直接監督一元化が合意されたことをEU財務相理事会が発表。これを受けユーロ円の買いが進みクロス円全般が上昇。欧州時間にはユーログループがギリシャへの491億ユーロ供与を国債買戻し成功後に承認すると発表。IMFもこれを歓迎した。スペインの中長期国債入札も目標額を上回る20.2億ユーロを前回よりも低利で調達。しかし、ユーロの利食い売りもみられ一旦は押し戻されるなど荒っぽい動きとなった。
NY時間には財政の崖を巡りベイナー下院議長がホワイトハウスに対し財政の崖を進んでゆっくりと導き転落させようとしていると発言。リスクオフの動きからNYダウが下落するとクロス円も全般に売りが強まったが下げも限定的。下値では日銀の追加緩和期待から買いが並んだ。総じて調整の動きが所々に観られることからガスはそれ程溜まっていないとみる。週末という事からの調整も織り込みながら来ており下値は限定的とみる。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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[米ドル円]最高値では利食い売り

(米ドル円日足)



FOMCで更なる追加緩和が実施されたことで来週の日銀政策会合への期待が高まった。朝方からドル円は買いが先行して始まった。午後にはECBによる銀行一元化が合意されたとの報道でリスクオンの動きから更に上昇。この日の高値となる83円66銭まで上昇。その後は利食い売りなどに押されながら83円24銭まで下落したが83円を割り込むほどの勢いはなかった。ドル円の底堅さが確認された事で再度上昇に転じほぼ高値圏で引けてきた。週末の調整も昨日の下落でポジション的にはそれ程偏りはなく今年の高値である84円前半を試す展開とみる。日銀短観で一時的な上昇があれば今年最高値圏でもあり84円付近では一旦は手仕舞いを入れるところだ。

ドル円予想レンジ:84円15銭(今年高値、BB上限)~83円30銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]利食い売りなどをこなす

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20121214_hiashi.jpg


EU財務相理事会は長時間の会議でECBの銀行監督を300億ユーロの基準とすることで合意したと発表。109円を目の前にもみ合いが続いていたユーロ円は109円ミドル付近まで上昇。しかし、欧州市場にかけて利食い売りが強まり108円ミドルまで押し戻された。
この日はスペインの中長期債の入札が行われ目標上限額を超える20.2億ユーロを低利で調達した。また、ユーログループはギリシャへの491億ユーロの供与を承認。これら買い材料に対しユーロは素直に反応し再び上昇に転じた。3日連続で下落したドルの買戻しの動きも強まり対ドルでユーロの上値は抑えられた。対ドルではレジスタンスの1.31ミドル、ドル円も今年最高値に近づいたこともあり上昇に一服感が出始める頃だ。110円付近では一部利食いを出していく。

ユーロ円予想レンジ:110円30銭(BB上限)~108円80銭

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[ポンド円]格付け見通し

(ポンド円時間足)


(ポンド円週足)

GBP_JPY_20121214_shuashi.jpg


日本の追加緩和期待から円売りが強まりポンド円は昨日の今年高値となる134円60銭を超えて135円台に乗せてきた。NY時間にS&Pが最高格付けである英国の格付け見通しをネガティブに引き下げたことを受け下落。しかし、欧州時間に付けた安値134円20銭には届かず反発してきた。これで134円前半の底堅さが確認されたとみる。主要通貨のクロス円の中では今年の高値を抜いたのはNZ円とポンド円くらいで、それだけ買いの勢いが強い通貨とみる。対ドルでは1.63付近までの上昇余地がありドル円が下げ止まったとしても上昇の勢いは続くとみる。

ポンド円予想レンジ:13550銭~134円20銭

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商号 : ヒロセ通商株式会社
業務内容 : 第一種金融商品取引業
登録番号 : 近畿財務局長(金商)第41号
加入協会等 : 一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)
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